心では重すぎる 下 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2020年7月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784167915315

みんなの感想まとめ

テーマは重厚で観念的な描写が織り交ぜられたストーリーで、読者を深い思索へと誘います。新年の幕開けに相応しい作品でありながら、ヘビーな内容が印象に残ります。特に、異なる二つの事案が徐々に交わり合う様子は...

感想・レビュー・書評

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  • 新年早々1発目にしてはなかなかヘビーだったけど楽しめて良かった。
    前巻の感想でも書いたけど下巻も引き続き観念的な描写が多いので疲労感は残るが重厚さもあるので読後感は良いかな。
    当初の依頼がメインなのかと思っていたが序盤で解決して個人的に調査していたことが本筋になっていく過程が自然でとても良かったように思う。
    途中で絵図が読めて『キタ!』っと頭の中で弾けたのは結構痺れたかな。ただその後の終局に向かう展開は思いっ切り道路が曲がりくねって予想を超えていたな。

  • タイトルではないが、なんか重い感じの作品。大沢作品を貪るように読んでいた時代に、ハマっていた佐久間公シリーズの続編。以前の作品では、主人公は若さにまかせて国家や国際シンジケートを相手に暴れまくっていたが、すっかり大人になってしまい、同一人物かと思うほど地味。大御所になってしまってからの大沢さんが書かれるものは、人の内面にハマりすぎていてクドイ。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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