寝台特急「ゆうづる」の女 十津川警部クラシックス (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2020年8月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167915445

作品紹介・あらすじ

〈謎の美女の誘惑に男が嵌った「罠」――〉

「私と一緒に、二人用の個室を借りて頂けません?」

青森行・特急「ゆうづる5号」の寝台個室を予約した青年実業家の新井は、上野駅で見知らぬ美女に誘われ同室することになった。
だが、翌朝、彼女がいたはずの寝台には、なんと新井が慰謝料で揉めている銀座のホステスの刺殺体が! これは新井を陥れる罠なのか?
十津川警部は、謎の美女の行方を追う。

「上野発の夜行列車」として親しまれた、東北初の個室寝台付き夜行列車「ゆうづる5号」。その最後の雄姿が蘇る新装版!

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるストーリー展開と、巧妙な謎解きが魅力の作品。青年実業家の新井が、特急「ゆうづる」で出会った謎の美女と共に個室を借りたことから始まる事件は、彼が目を覚ますと見知らぬ女性の刺殺体が横たわって...

感想・レビュー・書評

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  • 最後にしっかりと十津川色がでている

  • 読んでみて完全犯罪は出来ないって事を感じました。
    十津川警部の推理力に驚きました。

  • 西村さんの書いたものの中でもかなり好きです。ホテルが個人情報を教えるか!と思うところあるけど、これは平成初期の作品。

  • 〇悪人は誰だ?スピード感のある展開にあなたもページを繰る手が止まらない

    青函連絡船廃止前に乗りたいと思った新井は、「ゆうづる5号」で青森まで行くことに。二人用個室を一人で使おうと思ったら、謎の美女・笠井が一緒に乗ることを提案。その提案を受け入れた新井は、乗車後も懇ろになりたいという一心で話をする。眠ってしまった新井が、ふと寝台を見ると笠井とは別の女性が死んでいた。慌てて逃げだした新井だったが、報道では死んでいた女は、慰謝料問題でこじらせていたホステス・浜野だった。笠井にはめられたことに気づいた新井は、笠井の行方を追って北海道に行こうとするが・・・!

    一方、新井が助けを求めて送った手紙を読んだ十津川だったが、東京の遊園地で殺された男の身元を調べていると、新井が社長をやっている会社の副社長・岡田ということがわかり、東京やゆうづるの事件と新井との関係を本格的に捜査し始める。すると、函館で笠井と泊まっていた男が殺されたというニュースを聞く。笠井側から攻めた方がよいと判断した十津川・亀井は、男や笠井の身元を調べていくうちに意外な事実が見つかり・・・?!

    *****

    ミイラがミイラ取りになった、逆もまた然り?と言ったところだろうか。

    新井と笠井、頭のいい二人の丁々発止の攻防、そして十津川の華麗な謎解きによって追い詰めていく様。
    早い展開に驚きながらも、思わずページを繰る手が止まらないのは、きっとあなたも同じだろう。

    風景描写が少なめだったことで本文に集中でき、なかなか読み所の多い一作である。

  • 【男を罠にかけたのは誰だ? 青き寝台特急を偲ぶ新装版】上野発・特急「ゆうづる5号」。個室寝台で目覚めた男は驚愕する。偶然同乗した女性の姿はなく、別れ話で揉める女性が死んでいた…。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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