廃墟ラブ 閉店屋五郎 2 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2021年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167916275

みんなの感想まとめ

人情味あふれる主人公が織り成す心温まる短編が魅力の作品。閉店した店舗から物品を撤去し販売する中古屋を営む五郎は、しっかり者の娘に頭が上がらず、商売よりも依頼者の事情に同情してしまうことが多い。そんな彼...

感想・レビュー・書評

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  • 一冊目の『 閉店屋五郎 』は6話、2冊目の『廃墟ラブ 閉店屋五郎 2 』は3話の短編で構成されていて、どの物語もほのぼのとした結末を迎えてくれる。
    仕事に対しては甘い見通しを常として失敗を繰り返す五郎ではあるのだが、人情味が厚く、意気に感じると損得を度外視した行動に出てしまうのだ。
    そんな五郎だからこそなのだろう、多くの人たちからの人徳に恵まれ、どうにかこうにか『 閉店屋五郎 』を維持可能としている。
    五郎と娘の百合子とのドタバタ劇が綴られる2冊とも、気持ちがほっこりとするお話の連続だった。
    五郎さんから去って行った元妻の真由美との今後を含めて、まだまだ吾郎の波瀾万丈の笑える物語は続きそうだ。

  • 閉店した店舗から物品を撤去し販売する「中古屋」を営む五郎。人情派なのが災いして商売そっちのけで依頼者の事情に同情したりして、娘の小百合に怒られてばかり。今回もまた撤去作業中に知った訳ありの人達の裏側を調べて回ることに。
    中古屋五郎シリーズ第二弾。

  • 人情にもろくて世話焼きで女好きの閉店屋五郎の続編。
    基本構造は同じなのにやっぱり面白い。これは原宏一さんの作品全般に言えることだが、面白みの黄金パターンにはめ込んで、しかも飽きさせない。
    たぶんそれは根底に流れている基本テーマを徐々に進展させながら、新しいネタをうまく取り入れていくからなんだろう。本来はテレビドラマに向いているんだよな。
    本作もNHKあたりがドラマにしそうな感じがする。

  • 7

  • 【困っているひとをほっとけない!】廃業する店を訪ねて、ひとり娘と東奔西走。そこで出会った三人のワケアリ女に惚れて、助けて、袖にされ……。ほっこり小説、決定版!

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒。97年に作家デビュー。2007年『床下仙人』が第1回啓文堂書店おすすめ文庫大賞に選ばれるなどベストセラーに。他の著書に「佳代のキッチン」シリーズ、『天下り酒場』『ダイナマイト・ツアーズ』『東京箱庭鉄道』『ねじれびと』(以上、祥伝社文庫)、「ヤッさん」シリーズなど多数。最新作は『間借り鮨まさよ』。

「2023年 『うたかた姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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