- 文藝春秋 (2021年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167916336
作品紹介・あらすじ
なぜ放送されないんだ!
エース記者はなぜNHKをやめたのか。
官邸からの圧力、巨大組織内で上層部から歪められる報道──
スクープの裏側を「忖度なし」に書き尽くす。
社会に衝撃を与えた『安部官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』を改題し、大幅加筆。
「文庫化にあたって 『この本には虚偽がある』は虚偽である」をはじめ、
単行本刊行後の怒濤の展開も描いた決定版。
著者は「森友事件」の発覚当初から事件を追い続けたNHK大阪放送局の司法担当キャップだった。
次々に特ダネをつかむも、書いた原稿は「安倍官邸とのつながり」を薄めるように書き換えられていく。
NHKでも検察でも東京vs.大阪のせめぎ合いが続く中、ついに著者は記者職からの異動を命じられた。
記者であり続けるために職を辞した著者が、事件の核心、取材の裏側、そして歪められる報道の現在を赤裸々に明かす、渾身のノンフィクション。
この話には続きがある。
「この単行本が出来上がろうかというタイミングで赤木雅子さんに初めて会えた。
その後、劇的な展開を見せて、週刊文春での赤木俊夫さんの遺書全文公開、国と佐川氏の提訴に至った。
森友国有地値引きも公文書改ざんも何一つ古びていないし終わってもいない」(「文庫化にあたって『この本には虚偽がある』は虚偽である」より)
今、メディア不信は最高潮に達している。
権力に牙を抜かれ、批判能力を失う一方で、現場の最前線には、真実を伝えるために日夜格闘する記者たちがいる。
すべてはここから始まった──。
メディア、公正な報道が危機に瀕する現代、必読の書。
解説:田村秀男(産経新聞特別編集委員)
みんなの感想まとめ
真実の報道が危機に瀕している現代において、著者は自身の経験を通じて、権力とメディアの関係を鋭く描き出しています。特に、森友事件の取材を通じて、NHK内部の圧力や報道の歪みを赤裸々に明かし、記者としての...
感想・レビュー・書評
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「森友事件は森友学園の事件ではない。国と大阪府の事件である」
一貫してブレない、著者の見立てです。本書ではNHK在籍時の取材内容をかなり明け透けに書いていると思いました。これって問題ないのかな?と何度も思いましたが、そこはさすが週刊文春(そしてこの著者)なのでしょうか…。
そして実名で出てくる人物のうち何人かが、この疑惑の核心につながるキーパーソンだろうと示唆しています。もちろん明示的にそんな事は書いていませんが、本書内での因果関係を丁寧に追っていくと、分かるようになっています。著者の、今後の取材活動が楽しみです。 -
「記者のリテラシーの欠如」
一番はこれにつきる。
・(NHKの小池報道局長による)忖度報道
・地検では、記者対応は原則として部長以上の幹部がする、検察庁の一方的なルールで。
というようなことも書かれている。
この国には、ごく僅かにジャーナリストがいるが、その上役には、ジャーナリストを潰す輩しかいないことがよくわかった。
また、国や行政機関の仕組み的に、巧妙に、翼賛報道をしていれば楽ですよ、的な形になっていることも少しわかった。
腐ってる。
このような状態でマスコミに関わっている人たちの存在意義がどれほどあるのかとても疑問に思った一冊。
払ってもいい金額:1,000円
貼った付箋の数:6 -
NHK(TV)の記者って、一般的なイメージの新聞記者と同じなんだっていうことを知った。
当然、森友問題を主軸に置いているが、著者は如何に取材をしてきたか!記者とは何か?論。
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自分のことを知ってほしい名刺代わりの本かな?って感じた。
敵を作りやすいのところが短所だと思う。
この本では森友学園のことはNHKを退職するとこまで。
音大に買ってもらってたら良かったのに、何があったんだろ。
もし、森友学園が存在してたとして、あの宗教的な怪しい教育で育った子供が大人になったら…と考えると実現しなくて良かったなと安心する。 -
【なぜ報道されないんだ!】森友事件報道のスクープ記者はなぜNHKを退職したのか。自殺した近畿財務局職員の遺書公開へとつながった渾身のノンフィクション。
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