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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167916398
作品紹介・あらすじ
元東京高裁判事・静の女学校時代の同級生が、ある日、密室で死亡した――。自己か、他殺か、それとも自殺か?
80歳になったいまも現役捜査陣に頼られる静と、中部経済界の重鎮で“要介護探偵”の異名をもつ玄太郎の老老コンビが事件を解決するため、立ち上がる!
先の読めない展開に最後まで釘付けになる、痛快ミステリー五篇を収録。
みんなの感想まとめ
高齢者の視点から描かれる痛快ミステリーが魅力の作品で、元判事の静と要介護探偵の玄太郎が事件を解決する姿が印象的です。二人の異なるキャラクターが織り成すコンビネーションは、年齢を感じさせない活躍を見せ、...
感想・レビュー・書評
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さてさて、残り少ない中山七里さんの文庫補充してきた〜もうあと一冊しかない!
それも購入したしな。
あとは、単行本をフリマアプリで安く買おう!
(もう既に、一冊キープ(^^;; )
で、元判事の静おばあちゃんと、さよならドビュッシーでお馴染みの車椅子の玄太郎おじいちゃんの老人コンビシリーズ!
年寄りだからって、安楽椅子探偵やなく、動きまくります!
全く違うタイプの2人が事件を解決する!
共通点は、正義感ある高齢者って事。
短編5つやけど、その中でも、高齢者の問題は、取り上げてる。
痴呆老人、すぐキレる老人など。
最近は、若者の犯罪自体は横這いやけど、高齢者の犯罪は増えてるみたい。
特に万引きとかは、多いよう。
それも、生活苦ならまだ分かるけど、そういう動機以外もあるよう。
核家族化が進み、隣は何する人ぞモードが拍車をかけてんのかな。
まだ、うちの辺は、近所の人に挨拶ぐらいはするけど。
そういう問題も取り上げてるけど、解決方法は豪快!
当たって砕けろ!みたいな。まぁ、砕けんし、賢い人らなんやけど。
2人ともお年寄りやけど、玄太郎さんの方の精神年齢は、結構若いというか子供並み?それを静さんに怒られながら…って感じ。
魅力あるご両人やけど、もう少しごゆるりと!
こんなに、良い歳の取り方したい!!! -
静おばあちゃんは日本で20番目の元女性判事、名古屋の大学での記念講演に招かれていたが、その会場で香月地所を経営する経済界の重鎮である香月玄太郎と出会う。会場で起きた事件を2人で解決に導き、その後に勃発した介護や投資詐欺、外国人労働問題が根底にある事件をも手掛けていくことに…。
静おばあちゃんは退官後16年を経ているが法に基づき論理的に、玄太郎は70歳、半身不随のため移動は車椅子を使用しているものの、ハチャメチャな行動をとりながらもそこには確固たる信念があるんですよね、口は悪いけど^^;
どっちも、好きだなぁ〜!!ふたりともカッコいいんですよね!!
この作品は5編の短編集だけど、読むとわかるんですけど重みがあります。他の作品も読みながらの読み進めていたのと、リアルちょっと忙しくって読了に時間はかかりましたが、鮮やかに解決してくれるんで気持ちのいい作品でした。-
どんぐりさん
静おばあちゃんはいつでも冷静沈着で、
玄太郎おじいちゃんが、
ハチャメチャな行動をとります(*´▽`*)
でも、そこに...どんぐりさん
静おばあちゃんはいつでも冷静沈着で、
玄太郎おじいちゃんが、
ハチャメチャな行動をとります(*´▽`*)
でも、そこにはちゃんと筋が通ってるんですよね!
カッコいいと思います♪2025/09/11 -
2025/09/11
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ultraman719さん
別の作家さんの図書館本を先に読まなきゃならず
なかなか中山七里先生の作品を読めませんでした^^;
やっと読...ultraman719さん
別の作家さんの図書館本を先に読まなきゃならず
なかなか中山七里先生の作品を読めませんでした^^;
やっと読めてレビューも作れたので
これからレビュー投稿しますね♪2025/09/16
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ライトに読めるミステリー。
キャラが濃いのがまたいい。
要介護探偵というのがキャッチーだけどリアル。
高齢とは思えないほど頭キレッキレ。 -
この作品の舞台設定は「テミスの剣」の後、「静おばあちゃんにおまかせ」よりも前。「さよならドビュッシー」よりも前という位置付け。中山七里ファンの楽しみの一つである作品横断したキャラクターの共演だ。
この短編集では投資詐欺、認知症、不法就労などの社会問題を取り上げているが、一番の魅力は問題の中身やミステリ要素よりも、二人の強力な個性溢れるキャラクターだろう。
特に香月玄太郎や別シリーズの作家刑事・毒島のような歯に衣着せぬ毒舌キャラを中山七里は殊の外お気に入りのようだ。それも当然と言えば当然か。中山七里自身が毒舌キャラなので、自分自身の考えを彼らの口を借りて思う存分吠えていると見れば頷ける。その毒舌キャラとタッグを組ませているのが良識派の高遠寺静なのがいい。作者自身が過激な発想で暴走しないよう戒めるためにこのペアリングにしているとも思え、感情的・一面的ではない思慮深い作者の素顔を垣間見る気がする。
今後も色々な作品のキャラクターが共演する作品を楽しみにしているが、それまではまだ他にもある玄太郎らの登場作品を読みながら待つとしよう。 -
豪快に年を取りたい
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「さよならドビュッシー」の香月玄太郎と「静おばあちゃんにおまかせ」の高遠寺静が事件を解決します。短編で読みやすいし後味も良いです。上記の2つの小説も読んでいたので元気だったんだなぁなんて思いながら読みました。
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元判事と、地元の有力者であり猪突猛進な要介護者の老老コンビが謎を解く、短編集。
こんな爺さん嫌だけど、ハチャメチャな感じが読んでいてとても痛快でした。
サラッと読めるのでオススメです。 -
⭐︎4.1
墓参りを兼ねて、帰省の予定を立ていて、感想のUPが遅れた。
楽しませていただきました。平成の水戸黄門、これぞ勧善懲悪。
爺さんの台詞かなり心に刺さるものがある。
シリーズの続くものかたりも楽しみだ。 -
あの最強の老々コンビが、タッグを組んだミステリー。
かたや元女性判事・高円寺静(80)、かたや経済界のドン・香月玄太郎(70)。
中山七里ファンなら、もはや説明不要のお二人ですね。
時系列的には、『要介護探偵の事件簿』から後で、『さよならドビュッシー』、『静おばあちゃんにおまかせ』より、前の時期なんですね。
今回は、
・二人で探偵を
・鳩の中の猫
・邪悪の家
・菅田荘の怪事件
・白昼の悪童
の5篇です。
どれも、お約束のどんでん返しがあります。
とても面白く、続編にも期待大です。 -
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80歳の静おばあちゃんと70歳のあの玄太郎がコンビを組んで、事件を解決するとは、この高齢化社会にピッタリのミステリー。
日本で20人目の女性裁判官となった静おばあちゃんに対し、「法的に正しいことやら行儀のいい常識やらにはとんと興味がない」玄太郎。
水と油の例え通りの二人。
しかし、玄太郎と話すときは、静の普段は頓着冷静で自制も自律も、あっけなく崩壊してしまう。
認知症や外国人派遣労働などの社会派問題も絡めながら、反発しながらも殺人事件や詐欺事件を解決してゆく。
痛快なのは、ヤクザ相手に玄太郎が大立ち回りする『白昼の悪童』。
一方、この二人、すでに刊行されている他の作品ですでに亡くなっており、そのことを知っている読者は、哀切の念を禁じ得ないだろう。 -
面白かった
元東京高裁の判事の静と要介護探偵の玄太郎のコンビで事件を解決する5編の短編連作ストーリ。
二人が補完しあってというより、二人とも同じ帰結を持っているところがすごい
さらに、コンビとなっていますが、あまりコンビという感じではありません。
■二人で探偵を
大学内で爆発したオブジェから遺体発見。
犯人は誰か?どうやって・なぜ、オブジェの中に遺体が?
■鳩の中の猫
転換社債詐欺の関係者が襲われます。
その犯人は詐欺にあった人なのか?
■邪悪の家
認知症の父親がたびたび万引き。
その理由とは?
■菅田荘の怪事件
静の女学校時代の同級生が密室で死亡
その真相とは?
■白昼の悪童
工事現場で発生した事故。
しかし、その事故の真相には、ヤクザがらみ
5つの短編では、白昼の悪童がかなりスッキリしていて面白い!
玄太郎のハチャメチャな行動とその論理的な考えでスッキリ解決してくのが痛快でした。 -
日本で20番目の女性判事の高円寺静と、不動産会社「香月地所」を一代で築き上げた香月玄太郎が名古屋周辺で起こる事件に挑むミステリー。
事件解決のためなら、暴走と無茶苦茶が標準装備の玄太郎さんの一挙手一投足が痛快で、爽快な読後感でした。勧善懲悪、悪いやつがきっちり捕まってくれるので安心して読めました。
中山七里さんの小説の中では抜群に読みやすく、万人受けしそうなシリーズだと思いました。静さんのキャラやこれまでのご活躍を踏まえているのが前提だとすれば、テミスの剣、ネメシスの使者、静おばあちゃんにおまかせ、円さんのシリーズもセットで読むのをおすすめしたいです。 -
良識のある元判事の静おばあちゃんと、破天荒な玄太郎おじいちゃん。
絶対に馬が合うはずのないコンビが面白い。
ミステリーの内容はいつもきちんと推理させてくれるので、安心感がある。
玄太郎さんの、言動が実に面白いが、この爺さんがいつも身近にいたら、想像するとゾッとするかも。
いや困る困るこんなじいさん! -
月刊オール読物で読んで面白かったので、文庫版化を待っていました。その間に作者で検索し、静おばあちゃんと要介護探偵が別々に違う本に出ていた事が分かり、読んでみると二人とも最初の登場で死亡が判明し愕然としました。このような登場人物の使い回しもあるのですね。対照的な暴走迷コンビの活躍も、続編があるので楽しみです。
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ミステリーというより物語として読む一冊だと感じた。困っている人を助ける事が正義という葛城刑事と円の祖母静、その2人の考え方に惹かれる円が静おばあちゃんの知恵から事件を紐解いていく。オムニバス形式での5話。かなり無理な設定もあるものの、物語的には「部下を見ると上司の器量が分かる」「その人なりの行動規範は自然にあり、自分の規範と世間の常識を擦り合わせていく作業を成長という」「仕事の価値は自分以外の人をどれだけ幸せにできるかで決まる」「巧遅は拙速に如かずではない」と静おばあちゃん、こうした言葉に生きる指針を感じる作品。
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前に「静おばあちゃんにおまかせ」を読んでいたので、これも買ってみたが、時系列的にはこちらが先の話だな。
その静おばあちゃん、高遠寺静が現役を退いて16年経ち、名古屋の法科大学院で客員教授をしている頃に、地元の有力者で車椅子生活の香月玄太郎と一緒になって事件を解決していくお話。
玄太郎はこの作者の私は未読の作品で<要介護探偵>として活躍していたようだが、静が言うように『高齢者としての慎み』を持たない『強引で、他人の気持ちに無頓着で、頑迷な老人』で、なんだかなぁという印象。
また、いかに中部経済界の重鎮とは言え、民間人が警察の捜査にああも簡単に介入出来るところがフィクションであっても引っ掛かる。
読み進む内にしゃあないなぁという気もしてこないこともなかったが、とは言えやはり、最後まで違和感は残った。
ただ、全編を通じて語られるのは、高齢者による/を狙った犯罪の増加、認知症と子による年金詐取や虐待、老老介護、(高齢化・少子化の結果としての)外国人労働者の増加など国家の切実なテーマ。
敬老の日に「総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は29.1%と過去最多最高を更新した」というニュースがあったが、そうした社会の今後の姿を見通して色々手を打つことが求められていると思うところ、重要にもかかわらずたな晒しにされているテーマに対する課題提起としてはなかなか良いところを突いているし、話自体も(進み方はともかく)巧くまとめられているとは思った。 -
短編連作のシリーズ。面白かった。静おばあちゃんより要介護探偵の方が目立つ感じだったが。中山七里が描く気骨のある大人達が大好きだ。実際に身近にいたら少し疎ましく思ったりするのだろうけれど、言い切る強さの芯にある心持ちが素敵だと思う。口癖の「クソだわけがぁ!」がウツリそうなのが困り物ではある。
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【老老コンビが難事件をズバッと解決!】元判事の静の同級生が密室で死亡した。事件は事故か、他殺か、あるいは自殺か? 最後まで展開が読めないノンストップ・ミステリー!
著者プロフィール
中山七里の作品
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感想 :

読みたい!!
でも、今手元にあるのは別の作品ですが(^-^;
この作品もいつか、読みますね♪
読みたい!!
でも、今手元にあるのは別の作品ですが(^-^;
この作品もいつか、読みますね♪
もう文庫は、持ってないのなくなりました!
もう文庫は、持ってないのなくなりました!