骨を追え ラストライン4 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2021年3月9日発売)
3.55
  • (13)
  • (63)
  • (61)
  • (4)
  • (3)
本棚登録 : 756
感想 : 43
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784167916534

作品紹介・あらすじ

十年振りに発見された少女の白骨死体。
「ラストライン」シリーズと「警視庁犯罪被害者支援課」がコラボレーションした話題作!

ベテラン刑事・岩倉剛は南蒲田署から立川中央署へ異動した。異動早々、大事件が勃発する。十年前に失踪した女子高生・真中礼央の白骨遺体が発見されたのだ。
当時の捜査では、礼央の同級生で交際相手だった三川康友が容疑者として浮上したが、確たる証拠がつかめぬまま三川は大阪の大学に進学し、捜査は行き詰まった。
捜査陣の目は再び三川に向けられたが、三川は若くして癌に冒され余命いくばくもない状態だった――。
岩倉は上司の刑事課長・三浦亮子や後輩で離婚のショックから不調をかこつ熊倉恵美、そして十年ぶりに娘の死が確定した家族のケアを担当する犯罪被害者支援課の村野秋生らとともに事件の真相に迫る。

堂場瞬一「文庫三大シリーズ」コラボレーション企画!
警視庁犯罪被害者支援課の村野たちと岩倉が絡む、ファン必読の一冊です。

みんなの感想まとめ

事件の真相を追うベテラン刑事の姿が描かれる本作は、十年前に失踪した女子高生の白骨遺体発見を契機に再捜査が始まるという緊迫したストーリーです。主人公の岩倉は異動先の立川中央署で、当時の容疑者である恋人に...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • このシリーズも4作目。
    何となく毎回読んでいるが、作者の意図がイマイチ伝わらない。読んだ後に???な気持ちになる。
    それでいながら読書中は筋を追うのに夢中になる。
    つくづく読書は、物語を鑑賞するという行為の奥深さを感じてしまう。作品には奥深さは感じないけど。。。

    以下Amazonより-------------
    十年振りに発見された少女の白骨死体。
    「ラストライン」シリーズと「警視庁犯罪被害者支援課」がコラボレーションした話題作!

    ベテラン刑事・岩倉剛は南蒲田署から立川中央署へ異動した。異動早々、大事件が勃発する。十年前に失踪した女子高生・真中礼央の白骨遺体が発見されたのだ。
    当時の捜査では、礼央の同級生で交際相手だった三川康友が容疑者として浮上したが、確たる証拠がつかめぬまま三川は大阪の大学に進学し、捜査は行き詰まった。
    捜査陣の目は再び三川に向けられたが、三川は若くして癌に冒され余命いくばくもない状態だった――。
    岩倉は上司の刑事課長・三浦亮子や後輩で離婚のショックから不調をかこつ熊倉恵美、そして十年ぶりに娘の死が確定した家族のケアを担当する犯罪被害者支援課の村野秋生らとともに事件の真相に迫る。

    堂場瞬一「文庫三大シリーズ」コラボレーション企画!
    警視庁犯罪被害者支援課の村野たちと岩倉が絡む、ファン必読の一冊です。

  • ラストライン4。
    ガンさん、立川中央署に異動。
    そこでの事件は、10年前に失踪した女子高生の白骨遺体が発見された。
    失踪した女子高生はかなりの問題児で、家出も何度かあったことから当初は家族もすぐには届けを出していなかった。
    しかし、失踪事件としては女子高生が当時付き合っていた恋人が容疑者としてあがっていたが、結局は証拠が揃わず、未解決のままだった。
    遺体が発見されたことで、再捜査が始まるが、事件は意外な方向へ進んでいく。
    それにしても、今回は別シリーズの刑事が続々と顔を出す。
    特に支援課の村野はかなりの出演場面があり、うっかりそっちのシリーズたったかな?と思うくらい。
    それもまた面白かったけど。

    2025.10.12

  • '22年11月11日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ四作目。

    今回は…主人公岩倉と、「犯罪被害者支援課」の村野、ダブル主役!という感じで、面白かったです。

    事件そのものは…前作と同様、ちょっと中途半端な感じを受けました。でも、これも現実的、なのかな?

    次作はまだaudibleにアップされてないので…待ちながら、他の作品にトライします。

  • これまでにも著者のシリーズものには、他のシリーズの主人公などがチョイ役で出ることがあったが、ついに堂々と!コラボ作品が。
    今作はその第2弾で、『ラストライン』の岩倉の事件に、『警視庁犯罪被害者支援課』の村野が絡む。
    事件は、10年前に失踪した女子高校生の遺体が発見されたことから始まる。
    「10年前の刑事たちの執念に、気持ちが乗っ取られた」と、他人の暴走を止めるのが得意な岩倉が突っ走る。
    被害者支援が役割がはずの村野が捜査に乗り出し、「被害者家族のはずが加害者家族になる」。
    コラボ作品ならではの新鮮味も感じられ、こういう趣向もありかと。
    コラボがあるなら、スピンオフ小説もあっていいのかと。主人公は、岩倉が事情聴取に赴く時に同行する上司の三浦亮子刑事課長。主人公になり得るキャラではないかと思う。

    捜査活動の場面でマスクが取り上げられるのは、コロナ禍の現代でリアリティーの面からのなせる技か。

  • やはりこのシリーズは他シリーズとの共作だと思う。それぞれの立場からの視点で進展していくので面白い。被害者でもあり加害者でもあるというなかなかハードな条件設定を上手くはめ込んで作るあたりはさすが。今後登場するのかは不明だが闇に潜った優太がどうなっていくのか興味深い。

  • シリーズ4作目。
    堂場作品コラボシリーズ第2弾と言うことで、今回は「ラストライン」主軸に犯罪被害者支援課の村野とコラボした内容。
    「ラストライン」の主人公・岩倉の自分勝手さが嫌いで、1作で読むのを止めたが、今年に入って、他の作品とコラボしたことで、間の2作目、3作目を急いで読んだが、シリーズの始まりで、捜査一課から所轄に異動したばかりなのに、3作目で少し「大田南署にも飽きた」みたいな件があり、今作で見事に立川中央署に異動していたのが、びっくり。
    異動して、すぐに管内で10年前に失踪した女子高生の白骨化した遺体が発見される。
    当時から素行が悪く、なかなか犯人の目途が立たない中、発見された女子高生の遺族のフォローとして、支援課の村野が登場し、どちらかというと村野主体で事件が動いていくような印象が強い。
    10年も行方不明だったこともあり、失踪課の高城の登場シーンも多く、別に「ラストライン」で出さなくても…というのが正直な感想。
    立川は名物が少ないのか、食事の蘊蓄が大幅に減ったのは良かった。でも、岩倉の思考の件で「~のだが…」の多用はプロの作家さんが書くのには、かなり抵抗がある。
    事件自体は、普通に読んでいれば、中盤で犯人は明らかになる。無用に引っ張った感も否めない。
    他のシリーズの主人公がかなり登場するので、それを楽しむと言う意味で、評価は甘め。
    次作はいよいよ支援課と追跡捜査係のコラボ。
    どうか、ここに岩倉がしゃしゃり出ませんように…

  • 本作は<ラストライン>というシリーズの第4作と位置付けられている。が、<ラストライン>の主人公である「ガンさん」こと岩倉刑事の他、<警視庁犯罪被害者支援課>の主人公である村野も登場し、「本作の2人目の主人公」というような存在感を示す。
    同じ作者による別シリーズ、<警視庁追跡捜査係>のシリーズで『時効の果て 警視庁追跡捜査係』という作品が在って、<警視庁追跡捜査係>の西川刑事と<ラストライン>の岩倉刑事とが共演、または競演している例が在る。今般は岩倉刑事と村野とが共演、または競演となる。
    50歳代になっている岩倉刑事は、思うところが在って希望し、本部の捜査一課から所轄署の刑事課に移動したというベテラン刑事だ。<ラストライン>の第1作から第3作まで、加えて『時効の果て 警視庁追跡捜査係』とでは、蒲田周辺を管轄している南太田署に在った。本作はそこから異動して赴任した立川中央署での出来事ということになる。
    立川中央署の刑事課で岩倉刑事は最年長の捜査員ということになった。課長は女性で、主に一緒に活動することになった刑事も女性だ。一緒に活動する熊倉刑事は、同じく警察官である夫と離婚したばかりで、心機一転と出身地域の立川に異動して来た経過が在ったが、少し元気が無い。そんなことではあるが、目下は一人暮らしの岩倉刑事としては、立川は居心地が悪くない街でもあった。
    そこに連絡が入った。長く居住者も無く、手入れも行き届かずに近所で“幽霊屋敷”と呼ばれていた古い住宅を取り壊していた現場で、白骨化した遺体が発見されたのだ。遺体の身元は、10年前に失踪してしまっていた、近所に住んでいた失踪当時高校3年生であった女性と判明した。
    失踪当時の捜査ではこの女子高生が交際していたとされる男子生徒が注目された。が、何も判らなかった。やがて男子生徒は大阪の大学へ進み、以降はこの件とも縁遠くなっていた。そして失踪した女子高生も発見されないままであった。
    岩倉刑事は捜査活動に着手するが、ここにもう1人、行動を開始した男が居た。<警視庁犯罪被害者支援課>の村野である。
    村野は捜査一課の刑事であったが、非番中に街で事故に遭い、一緒に居た当時交際中であった女性と共に負傷してしまった。膝を傷めてしまい、長時間歩き回るようなことが辛い状況である他、大きな心の傷から少しずつ立ち直ることもするべく異動を願い出て、<警視庁犯罪被害者支援課>の仕事に携わるようになったのだった。
    その村野は、10年前に当時高校3年生の娘が失踪し、白骨化した遺体が発見されたということになってしまった両親への対応を担当することとなったのだ。
    高校卒業後に大阪の大学へ進んだという28歳になっている当時の男子生徒だが、重い病気であった。若年性の癌で、相当に弱った状態で地元の病院に入院中であった。この人物に注目ということになったのだが、何かが変だった。
    岩倉刑事は捜査員の立場で、村野は被害者支援担当の立場で各々に事件に携わり、事件関係者が秘めていた事柄の扉を一つずつ開けることになる。そして10年前に当時高校3年生であった女性の一件の、少し意外な真実を解き明かす。
    「殺害後に遺棄と見受けられる遺体が発見された」という進行中な出来事とはなるが、殺害されてしまうという出来事は10年も前に起こってしまったと見受けられる。この設定が独特な空気感を醸し出している。言わば「関係者の10年」を岩倉刑事や村野が探って行く物語という感だ…
    愉しい“シリーズ”というのは、新しい作品が登場する都度、「遠くの友人・知人の近況に触れる」というような面白さが在る。今般もそれを満喫した!
    今作では岩倉刑事、村野という「共演または競演の2人の主人公」も好かったが、岩倉刑事が在勤する立川中央署の人達も一寸面白かった…

  • これまでとは違う展開。他シリーズのキャラが出てこないと間が持たないのかと残念に思った反面、化学反応を起こして新たな展開が生まれるならそれはそれでファンとしては嬉しい。

  • 05月-25。3.5点。
    ラストラインシリーズ。被害者支援課とのコラボ。村野が中心的な位置。
    立川近辺の廃屋の庭から、女性の白骨遺体が。立川に異動になった岩倉が捜査を。10年前に行方不明になった女子高生、当時の恋人を追ったが自供せず。その恋人は病床に。

    「怪物」と言うべき犯人。読ませる物語だった。

  • ラストライン1好きな作品
    警視庁犯罪被害者支援課とのコラボ作品

    黒幕は分かりやすく何かを隠しているのがバレバレだが、ちょい役の登場人物が乱しているのが面白い

    結末はモヤっとするが、法を考えるとこれが限界なんだと思う
    モヤっとするのが現実離れしていなくていい

    10年、家族内での殺人・死体遺棄を上手く隠せた事が気持ち悪く、歪んだ家族仲だった


    警視庁犯罪被害者支援課とのコラボという事で、ガンさんを第三者からみた描写があり
    そうそう。ガンさんってこんな感じ。と共感できた

    各々の仕事に敬意を表する

  • 十年振りに発見された少女の白骨死体。
    「ラストライン」シリーズと「警視庁犯罪被害者支援課」がコラボレーションした話題作!

    ベテラン刑事・岩倉剛は南蒲田署から立川中央署へ異動した。異動早々、大事件が勃発する。十年前に失踪した女子高生・真中礼央の白骨遺体が発見されたのだ。
    当時の捜査では、礼央の同級生で交際相手だった三川康友が容疑者として浮上したが、確たる証拠がつかめぬまま三川は大阪の大学に進学し、捜査は行き詰まった。
    捜査陣の目は再び三川に向けられたが、三川は若くして癌に冒され余命いくばくもない状態だった――。
    岩倉は上司の刑事課長・三浦亮子や後輩で離婚のショックから不調をかこつ熊倉恵美、そして十年ぶりに娘の死が確定した家族のケアを担当する犯罪被害者支援課の村野秋生らとともに事件の真相に迫る。

  • ラストラインシリーズの思いもかけない事件の展開を今回も楽しめました。恋人実里との関係性の進展も毎回楽しみにしていたのですが、NYに行ったため小休止だったのが大変残念でした。次回策を楽しみにしています。

  • もう、すごく良かった。8月が楽しみ

  • 支援課村野の登場シーンが多く、ラストラインより支援課シリーズを読み終わった感じです

  • 犯人は即バレ。
    でも、そこから引っ張るよなあ。
    最後はそうなっちゃうのか。


  • 誰が犯人なのか、、どう繋がるのか
    気になった!

    事件の解決にはこだわるべきだけど
    事件の内容にはこだわらない

  • 02月-05。3.0点。
    ラストラインシリーズ、再読。
    岩倉は立川中央署へ異動。廃墟のような家から、10年前に行方不明になった女子高生の遺体が。。

    支援課村野とのコラボ。

  • シリーズ4作品目。前作から事件が続くのかと思っていたけれど全く別のストーリーだった。
    コラボ作品とのこと、そちらはまだ未読のため別シリーズも読んでみたい。

  • 犯罪被害者支援課参戦。10年以来の白骨遺体の事件の行方はー

  • ラストラインと支援課シリーズのコラボ作品で、かつ追跡捜査課の沖田さんも少し顔を見せ、残りのシリーズの主役も名前だけ登場するという、いわば堂場瞬一オールスターズ的作品。
    岩田さんと村野さんがそれぞれの視点で相手を語るので、単独作品を読んでいる時とは異なる印象でそれぞれの特徴を捉えられるのが最大の良さ。
    一方で事件は、失踪事件が10年ぶりに解決したというポイントを除けば、動機も犯人の言動もチンケなもの。
    オールスター加点により、辛うじて星4つかな。

全38件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堂場瞬一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×