居眠り磐音 決定版 意次ノ妄 (49) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2021年3月9日発売)
3.87
  • (3)
  • (8)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 106
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167916626

作品紹介・あらすじ

田沼、死す。
しかし、最後の刺客が⁉

天明8年、小梅村の尚武館坂崎道場。
庭では、9歳になった空也が独り稽古に励んでいた。

元奏者番の速水左近が磐音をたずね、
長年の宿敵・田沼意次の死を告げる。

穏やかな日が訪れるかと思われたが、
磐音は門弟たちに、新たな懸念を明かすのだった。

探索のために江戸を離れた霧子とを利次郎によって、
最後の刺客の策謀が明らかになるのだが……。

みんなの感想まとめ

物語は、田沼意次の死を背景に新たな刺客が現れる緊迫感と、尚武館道場での日常を描いています。9歳の空也が独り稽古に励み、初陣を迎える姿や、道場に仲間入りした仔犬の愛らしさが心温まるエピソードとして展開さ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「居眠り磐音」49巻。

     本来なら次の50巻で完結するはずが、佐伯さんの〈計算違い〉により51巻になったと「あとがき」に書いてあるのですが、私はうれしいですよ。もう一冊読めるんですから。そんな〈計算違い〉なら大歓迎でございますよ。

     さて、前巻から1年経ち、天明8年(1788)、ついに田沼意次が死に、老中松平定信による「寛政の改革」が始まりました。しかし田沼の最後の刺客、七人の御番衆が放たれておりました。彼らの探索に、利次郎と霧子が向かいます。

     一方で、田丸輝信の兄次助がお孝と祝言を挙げることになったり、尚武館に仔犬が1匹増えたりと、ほっこりほほえましい幸せな光景も。9歳になった空也は、まだ尚武館での稽古は許されていませんが、毎日庭で独り稽古に励んでおり、本巻ではなんと初陣にのぞみます。

     今回一番ときめいたのは、そう、尚武館に仲間入りした仔犬(メス)です! 竹籠の中でくんくん鳴いてるとか、もうもうもうもうかわいすぎっ(涙)。名前も、小梅ちゃんだなんてめちゃかわゆいじゃないですか。睦月ちゃん、ナイスネーミング! そしてっ、本巻の表紙イラストがっ、最高なのだぁっ! 尚武館のわんこが白山と2匹になって、わたくしヘロヘロでございます。

  • ☆4.0

  • 【田沼、死す。しかし、最後の刺客が】九歳になった空也が稽古に励む尚武館道場を速水左近が訪れ、田沼意次の死を告げる。磐音は新たな懸念を門弟たちに明かすのだが……。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×