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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167916633
作品紹介・あらすじ
磐音父子に、将軍家斉の命が下る!
田沼との激闘の日々は遠くなった。
尚武館道場に入門し、兄弟子と立ち合い稽古に励む空也。
そんな孫を、居眠りしながら温かく見守る金兵衛。
梅の花が香る小梅村の新春、心穏やかな時を過ごす磐音だったが、父子揃って目通りせよとの将軍家斉の命が届く。
将軍継嗣家基を守れなかった自責の念から、磐音は政と一線を画してきたが、ついに登城の覚悟を決める。
そして……。真剣勝負を願う老剣術家との最後の戦いが迫っていた。
感想・レビュー・書評
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「居眠り磐音」50巻です。
前巻から5年後の寛政5年(1793)、坂崎空也は14歳。2年前から尚武館での稽古が許されています。尚武館、そして坂崎磐音の後継としての自覚も芽生えてきて、心身ともにかなり頼もしくなってきました。
空也がここまで成長しているということは、周りも等しく歳をとっているわけで、多くの登場人物が家族のように思えるこの物語の中で、加齢による衰えを見せる人物がいると、やっぱり寂しくなっちゃいますね……。
本巻のメイン・イベントは、なんといっても、磐音と空也父子が第11代将軍家斉からの呼び出しを受けてからの一連の出来事でしょう。依田鐘四郎が〈片手で両眼を覆った〉とき、彼の思いがどっと押し寄せてきて、私の目にも涙がにじみました。これぞまさしく、感無量。
それから、尚武館のわんこがなんと3匹に! 小梅が牡を2匹産んだそうで、名前は白山から取ってシロとヤマ。この子たちが登場するたびに、わたくし、もれなくとろけております。
そしてもうひとつ、かつて私が惚れたあのお方が、尚武館に戻ってきてくれてうれしい! こっ、この人は、もしかして……あの方では……? やっぱりーーーーーっ‼︎ とめっちゃテンション上がりました。
長く楽しませてもらった大好きなこの物語も、あと1冊で終わりかぁ……と思うと胸がギュッとして寂しくなるけど、そのあとに、空也を主人公にした「空也十番勝負」というシリーズがあるので(こちらも「決定版」として同じ文春文庫から刊行中)、そっちできっとまたみんなに会えると信じています。
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☆4.5
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【尚武館道場、神保小路に再興す!】磐音は、将軍家斉から、嫡子空也と目通りせよと命じられる。覚悟を決める磐音の懐には、老剣術家が立ち合いを願う書状があった……。
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