バイバイバブリー (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2021年4月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784167916824

作品紹介・あらすじ

アガワ節炸裂の痛快エッセイ集! 『バブルノタシナミ』を文庫化に際し改題。

ああ、今は昔の〝バブル時代〟。その恩恵をほとんど受けていないアガワは思う。
あのフワフワと落ち着きのなかった時代を経験し、いろいろな失敗も繰り返したから
こんなに楽しい後半生が待っていたんじゃないの??

63歳にして祝・結婚! 女の人生後半戦を、寄る年波を受けて立ちつつ、乗り切るヒント満載。

ミニスカートが流行り始めたころ、ハムレット並みに悩んだ―膝を出すべきか、出さざるべきか、それが問題だ。
2泊3日・クリスマスシーズンに高級ホテル滞在で原稿書きの顚末。
老眼鏡をかけたまま運転、陽射しの強さにサングラスを探し、気が付けば頭に老眼鏡、目にサングラス。
恋人と別れても貰ったアクセサリーは取っておく派。だってもったいないし…

〈文庫あとがき〉を書き下ろし。欝々としたコロナ禍に本書を読み返してみて、いま思うこと。改めて気がついた〝本当の幸せ〟とは?

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

軽妙な語り口で描かれるこのエッセイは、バブル時代を経ての人生の後半戦を楽しむヒントが満載です。著者は、バブル崩壊後の浮足立つ世の中を背景に、自身のユーモラスな経験や失敗を交えながら、時代への批判や思索...

感想・レビュー・書評

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  • バブル崩壊の時代を経て、ようやく世の中が浮足出す頃に月刊誌に連載されたエッセイ。
    自身は父君の「教育」で「吝嗇の岩にしがみついて」いるとの立場から、バブル時代への批判を織り交ぜた痛快エッセイ。
    軽妙な語り口は、読んでいて共感あるあると。
    文庫あとがきでは、その当時が何と自由に動き回っていたいたかと振り返りながら、このコロナの時代へも言及する。
    「しばらく年月を経て、今の時代を振り返ったとき、気づくことは多いだろう。『コロナに振り回されていた時代』があったこと、ひどい時代だったと眉を顰めつつ、でもいいこともなかったわけではない。そんなふうに落ち着いてしみじみと振り返ることができる日を待ちたい」。
    現代人共通の思いだろう。

  • 阿川さんの裏表のない、忖度なしの物言いが好きだし、時折クスッと笑わせてくれるエッセイが面白い。「バイバイバブリー」のタイトル通り、バブル時代と現代との狭間で、恩恵は受けなかったけれど、その中で見つけた小さな幸せを思い返す。その時代を知らなくても楽しめるエッセイである。

  • 小説の合間の休憩にエッセイを読む。アガワさんのエッセイは痛快でサクサクと読めた。
    自分のことを少し謙遜しながらも前向きで、今を楽しんでいる姿に元気をもらえた。困ったら困ったときに考えればいい。

  • 図書館で、ジャケ買いならぬ、ジャケ借りした一冊。バブルノタシナミ、から、バイバイバブリーに本の名前が変わって出されたとのことだが、確かに今っぽいのは後者だなあ。

  • 34冊目(5-1)

  • 【華やかなりしバブル時代をコロナ禍に振り返ると…痛快エッセイ!】根がケチなアガワ、バブル時代の思い出といえば…。華やかな時代を経て歳を重ねた今だから分る新しいシアワセ。共感必至のエッセイ。

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。1999年に檀ふみとの共著『ああ言えばこう食う』(集英社)で講談社エッセイ賞、2000年『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、08年『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。12年の『聞く力――心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞受賞。近著に『老人初心者の青春』(中央公論新社)、『阿川佐和子のきものチンプンカンプン』(世界文化社)ほかがある。

「2025年 『だいたいしあわせ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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