不要不急の男 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2021年7月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167917258

作品紹介・あらすじ

「週刊文春」長寿連載、待望の文庫化!
先の見えないコロナ禍で、明らかになった土屋哲学の真価。
「不要」で「不急」な存在こそが、社会の存続に不可欠なのだ。
「一斉休校」のとき「勉強したかった」との小学生の発言に驚愕し、
喫茶店では影の薄い男性に誤ってエタノールを何度も噴射してしまう。
ガチガチの常識を脱臼する土屋コラムは
鬱々たる日常生活に
ココロの余裕をもたらす。
真の実用書の名に値する一冊です。
目次(抜粋):
不用品判定法
苛酷な新競技
品切れマスク問題
一斉休校 小学生の不可解な反応
高齢者を見殺しにするな
中高年が危ない
自粛で変わった
コロナの今後
テレワークに関する一問一答
やる気がなくてよかった
・・・まだまだあります。
解説は歌人の九螺ささら氏。

みんなの感想まとめ

人間の存在意義や社会の在り方を深く考察するエッセイは、特にコロナ禍の影響を受けた日常を背景に、ユーモアを交えながら「不要不急」の重要性を訴えます。著者は、常識を覆す視点を持ち、日常の中にある小さな驚き...

感想・レビュー・書評

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  •  土屋賢二さんの作品、3冊目…正直もうお腹いっぱいかな…。

     やっぱり、まえがきにこの前に読んだ「そして誰も信じなくなった」と同じように、本書は読むことに意義はなく買うことに意義があると…私買ってないし…図書館から借りてますから^^;

     タイトル通り「不要不急の男」とあるように、コロナ禍で土屋賢二さんが思うことが題材になっています。で…読んだ感想はというと、老人と言われるようになっても、たとえ虫めがねを使うようになったとしても、本を読んでいるんだぞと若い者に見せびらかせるようになろうではありませんか!という自論はかっこいいと思えました。

     でも、それだけです…。もう、しばらくはいいかなって正直思うし、この作品を読みながら他の作家さんの本を読みたいと思っていました。ということで、ヨシタケシンスケさんが描かれた表紙の土屋賢二さんの作品は、図書館にはこの3冊だけでもあったし、そもそも3冊並べることに意義を感じていたので、まぁ…いいやって感じです(笑)。

    • かなさん
      1Q84O1さん、おはようございます。
      読んでいて、読み進めるのが難しい作品ってありますよね…。
      途中でイヤになっちゃう…
      もう、土屋...
      1Q84O1さん、おはようございます。
      読んでいて、読み進めるのが難しい作品ってありますよね…。
      途中でイヤになっちゃう…
      もう、土屋さんの本は手にしないだろうなぁ~という
      戒めの意味も含め、無理やり読んで登録しました(^-^;
      2024/06/27
    • 1Q84O1さん
      かなさん

      お疲れ様でした!(≧∇≦)b
      かなさん

      お疲れ様でした!(≧∇≦)b
      2024/06/27
    • かなさん
      1Q84O1さん、おはようございます。
      はい、お疲れました(^-^;
      ま、こんなこともあります、よねぇ…。
      1Q84O1さん、おはようございます。
      はい、お疲れました(^-^;
      ま、こんなこともあります、よねぇ…。
      2024/06/28
  • 週刊文春連載の『ツチヤの口車』の2019/10〜2020/12分。

    真面目な本が続いて、息抜きしたいときに、時々読むシリーズ。

    発行前年の2020年の本屋大賞で同シリーズの「無理難題が多すぎる」が超発掘本賞を受賞しているのは知らなかった。

    P163 やる気がなくてよかった
    ある人が7歳の娘さんに「最近パパ自信を失ってるから、なんかパパのすごいところ言って」と言ったところ、娘さんは「やる気がないのに仕事がんばっているところ」と答えたという。
    これほど賢くて、優しくて、奥深くて洞察力のあることばがあるだろうか。ホメようがない相手をホメるのに四苦八苦しているわたしには、この子の才能がうらやましくてならない。

  • 初読み
    軽妙な自虐エッセイかと思いきや、時折ドキッとするような言葉が隠れている。
    そうそう、それそれ、とモヤモヤを言語化してもらえたような。
    哲学者さんという事でなんだか納得する。
    確かに不要不急というか、軽いようで時折混じるなにかをキャッチするには頭を使うので、
    自分が落ち着かない時は全然読めなかったのだけど、良いエッセイだと思う。

  • 自虐すぎて少し悲しくなりました。

  • 人間は考えるFになるでモリヒロさんに、「一本筋が通っている(一本しかない)」と長年同じネタで執筆していることをおもしろがられていた。本当かなあと思って、デビュー作と図書館にあったこの最新作を読んだが、まさにそのとおり。
    今は夫婦仲良く神戸の老人ホームに入居しているのですね。
    肉を切らせて骨を断つ戦法・仲良しの奥様を揶揄するネタは令和にあっては少々厳しくなってきている気がするが(*´o`)
    すぐに「定義を、根拠を、エビデンスを」ととりあえず矛先を変えようとする輩に対するツチケンさんの口撃は使える!

  • <信州大学附属図書館 教育学部図書館>
    哲学者 土屋先生のエッセイです。読みやすくツッコミどころ満載で、哲学の堅苦しいイメージはありません。コロナ禍で制限された生活、これって不要不急?の自問の日々、しかし土屋先生にかかると自身を「不要不急の男」としてしまう。「なぜ人間は不安を感じるのか?」の問いには「生き延びるためには不安が必要だ」の「驚きの論理展開」で、思わずくすっと笑ってしまう。 気持ちが少し軽くなるかもしれません(たぶん)

  •  新刊「日々是口実」が文春文庫26冊目だそうです。1944年生まれ、東大・文卒、土屋賢二さん「不要不急の男」、2021.7発行。あまりシンクロする部分がない方ですw。共感したところは三つ: ①図書館は宝庫 ②犬や猫の地位が上がり、男の地位が暴落している ③動物を飼えば、その動物にとって必要な存在になれる。

  • エッセイストの中では一番好きな土屋賢二。
    今回もにやにやしたりくすりと笑いながら楽しませていただきました。

  • 2021/9/16読了。

  • 軽い文体で書かれているが深いことが書かれていると思ったり、いや頭のいい人の言葉遊びだと思ったりと、気持ちを行ったり来たりさせ、感心したりフフッとしたりしながら読んだ。
    解説の方が、「読者の「常識」を脱臼させてくれるような発想と展開」と書いていたが、その通りだと思った。
    自分も電車の中で何度か脱臼した。

  • 爆笑させられてしまえば、星5を付けざるを得ない。
    著者のエッセイは面白いと前々から聞いていたが、書店でこの本を手に取り2ページほど読んだだけでそれを実感することができた。

    この本の魅力はまえがきである。
    まえがきにおいて、「この本では何ら重要な提言も情報も提供しない」と明言しているのだ。
    つまりこの本を読むにあたって何か得ようとしないでください、と言っているのだ。
    欲があるから得られなかったときに落胆するのだ、最初から何も得ようとしなければ失敗しようがない、と。
    完全に心を掴まれてしまった。
    そしてこれはこの本に限らず、そして読書に限らず、人生のあらゆる場面で適用できる考え方なのではないか?
    幸福にしろ、知識にしろ、得よう得ようとするほど遠ざかっていく。
    欲は曲者なのだ。
    それならいっそ人生の無価値性を認め、無欲になろうではないか。
    無欲になるからこそ、逆説的に得られるものがあるのだ。
    良い本だから読まなければならない、読まないことに罪悪感を感じる、といった読書ははなから間違いなのだ。
    人生の中の無駄を肯定してくれる著者の考え方に共感した。
    これからは「何か得られてしまいそうな本」を買ったとしても「何もいらない」と思いながら読むことを決意した。

    しかし以前前書きで購入を決意した本の中身が薄かったこともあり、1つ2つ中身を拝見した。
    結果、文句なしの購入である。
    爆笑してしまったら買わざるを得ない。

    そして今家でも爆笑しながら読んでいる。
    上記のようなまえがきを書く筆者の本なので、こちら側としても行儀良く前から順番に読むわけにはいかない。
    パラパラとページをめくり目に止まった部分を適当に読んでいる。
    おそらく筆者も「それでいい」と言ってくれるだろう。
    何なら「買ってくれたならあとはどうしてくれても構わない」と言うかもしれない。
    いや間違いなく「もう10冊買ってくれ」と言うだろう。
    そういう無意味な買い物をするのもいいかもしれない。
    無駄こそ人生である。

  • とても入眠しやすかった(なんとなく)。

  • いつものエッセイ。いつもの笑いと読後感。

  • 毎晩、寝る前に少しずつ読み、ニコニコしながら寝てました。p178の「死ぬまでに一度はラーメンの『全部のせ』を躊躇なく注文できるほどの大富豪になりたいという・・」のフレーズ。ニコニコしてしまう。

  • 「影の薄い男」がお気に入り。

  • ツチヤ先生、やっぱり面白いなー。ごめんなさい、本は買ってなくて。。。

  • 土屋さんの戯言も~~週刊誌で7日で一回読むのが宜しいのがよく解った

  • 結論 不要不急の本

    前書きでお腹いっぱい。

    「しょうもないこと言い」のてんこ盛り。

    言葉遊びなら 井上ひさしの敵でない。

    土屋賢ニ って誰?

    知らない。

    後書きも読んでみた。途中まで。
    ささらさん ?
    この方も知らない。苗字はなんとお読みするのか?

    ただし、養老孟司の
    人生本来、不要不急ではないか
    が紹介されている。

    そう不要不急という題名に釣られて、本書を手にしたのだが、
    養老孟司の 人の壁 を止めてまで、読む本か?

    で、本書を床に叩き付けたのである。
    気持ちだけだよー。床が傷みますよって。

    縁のない本でした。
    上野千鶴子さんオタクの様なトイレ本にもならない。

    色んなレビュー読んでみて、ハマってる人には面白いのだろうけど、
    でも冷めてきてる人も散見できる。

    井上ひさし を思い出したのと 養老孟司 が紹介されていたので、
    各々 星一つずつ。
    前書きで マイナス星一つ。

  • 必ず落として終わるから、笑いで良く分からなくなってしまうけれど、そのオチの前に書いてあることは真実、哲学、ほほぅと思うことの連続。
    まぁ、最後は笑ってしまって、大事な事は忘れてる。

  • 相変わらずの安定感。土屋先生の自虐含むライトなエッセイがコロナの世相を踏まえ。久しぶりに楽しませてもらいました。

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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