恨み残さじ 決定版 空也十番勝負 二 (文春文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (2021年9月1日発売)
3.72
  • (3)
  • (8)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 106
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167917500

作品紹介・あらすじ

迫りくる薩摩の刺客!

薩摩を発った空也は肥後国人吉城下へ戻り、
タイ捨流丸目道場の門弟として
同世代の若者たちと稽古に励んでいた。

しかし、空也に斃された薩摩東郷示現流の
酒匂兵衛入道の仇討ちを企てる一派がその身を
密かに狙い続ける。

ある日、空也は山修行を思い立ち、
平家の落人伝説が残る秘境・五箇荘を目指すが、
その道中、出会ったのは……。

みんなの感想まとめ

苛烈な修行を経て成長する若き武士の物語が展開されます。主人公の空也は、薩摩での厳しい修行を終え、肥後国のタイ捨流丸目道場で新たな稽古に励んでいます。しかし、彼の過去の勝負がもたらした恨みから、酒匂一族...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 苛烈な空也の修行の日々です。
    恨み残さじ ー 空也十番勝負(二)シリーズの3作目《決定版》
    2021.09発行。字の大きさは…大。2022.05.24~25読了。★★★☆☆
    寛政九年(1797)の秋から冬へと移ろう時節。江戸は神保小路の直心影流尚武館道場、十代目道場主・坂崎磐音の嫡男・坂崎空也18才は、父親の故郷である九州の豊後関前から、薩摩での約二年に及ぶ苛烈なる修行を終えて、肥後国人吉藩タイ捨流丸目道場での修業の日々を過ごしていた。
    薩摩を出る時に久七峠で御家流示現流の師範、酒匂(さこう)兵衛入道と尋常な武芸者同士の勝負に勝ったが。その後、酒匂一族に追われる日々を送ってきた。とうとう酒匂兵衛入道の三男、酒匂参兵衛と八代で勝負を行なう事となります。
    二番勝負。酒匂兵衛入道の三男、酒匂参兵衛を下す。

    【読後】
    読みやすく、字も大きく、テンポもよく、殺陣も多くて先々が楽しみです。そして美しくて魅惑的な高麗人の血が入った眉月が、酒匂参兵衛との勝負で傷ついた空也を看病する事となります。
    【再読】
    2017年1月から2018年12月まで「青春篇」で発行された7冊を「決定版」で再読していますが、はっきり覚えていない部分が多くて、楽しく読んでいます。

  • 【迫りくる薩摩の刺客、二番勝負!】人吉城下に戻った空也は、タイ捨流丸目道場に加わり、稽古に励む。山修行を思い立ち、平家の落人伝説が残る秘境へと向かうが……。

  • 「空也十番勝負」2巻、〈(二番勝負、恨み残さじ)〉でございます。

     薩摩での修行を終えた空也は、肥後国へ戻り、旅のはじめに縁のできた宮原村の浄心寺家を訪ね報告とお礼をし、人吉城下のタイ捨流丸目道場へ改めて挨拶に行き、正式に入門。その修行中、山修行を決意し、平家の落人伝説が残る秘境五箇荘を目指します。

     空也はやっぱり磐音の子、自然と人助けしちゃう人なのですね。そして剣術が強いもんだから、いつの間にかいわれのない恨みを買ってしまっているという、巻き込まれ体質はまさに父親譲り。

     でも磐音の懐の深さは、比べられない。もうはてしないんですよねぇ。空也の厳しすぎる武者修行の旅にハラハラしてるときに、たまに江戸に視点が移るとめっちゃホッとする。なじみの人たちがみんないるしね。わが家に帰ってきたかのような安心感ですよ。もー空也ったら早く江戸に帰ればいいのに。とはいえ若いからね、空也くん、九国にて絶賛成長中です。えらい!

全3件中 1 - 3件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×