レフトハンド・ブラザーフッド 上 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2021年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167917760

みんなの感想まとめ

事故をきっかけに左手に宿った双子の兄の人格を持つ高校生の物語が展開されます。主人公の岳士は、兄の海斗と共に、精神的な葛藤を抱えながらも、殺人事件に巻き込まれ、冤罪を晴らすために逃亡生活を送ります。彼は...

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!
    本棚の並びを考えて、登録順番変えました(笑)

    事故をきっかけに左手に双子の兄が宿った高校生の物語。
    この手の設定は正直あまり好きではありません。
    オカルトなのか、本人の幻想なのか、エイリアンハンドシンドロームなのか?

    上巻では、
    ミドル級のボクサーである高校生の岳士。事故で死んでしまった兄の海斗が左手に宿っています。
    精神科の治療を拒否しようと家出したところで、殺人事件に巻き込まれ、容疑者として追われることになります。
    殺害されたのはサファイヤと言われるドラッグを追っていたジャーナリスト
    濡れ衣を晴らすため、警察に追われながらも、サファイヤ組織に潜入し、真犯人を探すことに..
    そして、絡んでくるのは、謎の女性彩夏。
    自らもドラッグに溺れ、彩夏とも親密の仲に。
    犯人にたどり着くことはできるのか?
    サファイヤの製造する“錬金術師”と呼ばれる人物の正体は?
    といった展開です。
    彩夏ってめちゃくちゃ怪しい(笑)

    しかし、高校生という設定だからなのか、あまりにもこの主人公の行動が軽率。
    そうじゃないとストーリが進まないということもありますが...
    また、一方で兄の海斗はあまりに冷静。
    海斗と岳士の関係は?
    岳士は幻想なのか?と思いつつ、下巻に続くのです。

  • 事故の影響で左手に亡くなった兄の人格が宿った主人公が、殺人事件の容疑者にされてしまい、冤罪を晴らすために闇社会に蔓延るドラッグ「サファイア」の謎を追っていくという物語。
    過去のトラウマを抱えたまま主人公が、一人の女性と出会ったことで「サファイア」に嵌り、どんどんと中毒になっていく姿がとてもいたたまれないと思いました。そしてセクシーな描写が何回も出てきて少し気まずかったです。サファイアの元凶である"錬金術師"の正体などとても気になる展開でした。
    後編の感想は下巻で書きます。

  • 上下巻で構成されたうちの上巻。高校生の主人公は事故をきっかけに左手に死んだ兄の人格が宿った。主人公は家出の途中で殺人事件に巻き込まれ、逃亡生活を送る羽目になる。真犯人を探るため危険なドラッグの密売組織に潜入する。

    知念実希人さんらしい展開が早く、続きが気になり、どんどん読み進めてしまうような作品。人格の宿った左手との会話、ドラッグに溺れていく人間の表現がとてもリアル。自分までドラッグの闇に飲まれていくような感覚すら覚える。上下巻の堺は話の切れ目ではないため、続けて下巻も読むべき。

    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      知念さんのミステリ系の作品ですね!
      オイラも読了しました。
      医療系じゃない、こっちへ振った知念さんの作品...
      「いいね」ありがとうございます。

      知念さんのミステリ系の作品ですね!
      オイラも読了しました。
      医療系じゃない、こっちへ振った知念さんの作品も好きだなぁ。
      2025/09/02
    • 中東 幸智さん
      あまり上下巻は読まないのですが、この本は読んでよかったと思います!面白かった!
      あまり上下巻は読まないのですが、この本は読んでよかったと思います!面白かった!
      2025/09/02
    • きたごやたろうさん
      中東 幸智さんへ

      オイラはたまに「大作チャレンジ」と題したことをやります笑。
      条件は500ページ以上か、複数巻で構成されている作品で...
      中東 幸智さんへ

      オイラはたまに「大作チャレンジ」と題したことをやります笑。
      条件は500ページ以上か、複数巻で構成されている作品です♪
      2025/09/03
  • 知念実希人氏の作品、上巻。

    ある事故がきっかけで、左手に死んだ兄の人格が宿るようになった高校生の岳士。
    しかし、周りからは全く理解されず、精神科の治療を拒否して家出。
    途中で殺人事件に巻き込まれて、容疑者として警察に追われることに。
    この冤罪を晴らすためには、真犯人を自分(たち)で見つけるしかない。
    そして、危険ドラッグ『サファイア』の密売組織に潜入することに...

    なかなか面白い設定と展開ですね。
    後半に期待。

  • 正直好きになれない1冊。主人公に主体性が皆無なので、まったく感情移入できない。下巻はどうなるのか。

  • たまたま殺害現場に居合わせた高校生の岳士が、その後サファイアの密売人になり、自らもその薬の奴隷になっていく。
    錬金術師は誰かと言うところを追いかけて上巻おしまい。

    魅力的でない主人公と、右腕に兄を宿すというオカルト的な内容。
    官能的な部分もあり、自分には合わなかった。

  • 初めて医療物でない知念さんの作品を読んだ!
    彩夏さんは夢ですネ

  • 兄・海斗を自分の責任ある事故で亡くしたらしい岳士が、自分の左手に宿った兄と会話しながら家出するが、途中殺人事件に巻き込まれ、犯人容疑者となり逃走、そこから合成ドラッグの組織に潜入して、ドキドキハラハラしながら一気読みした。
    主人公がかなり若く愚かで、でも腕は強く、道を踏み外しそうなところもハラハラの一因。

  • 知念さんの読み始めるとページを捲る手が止まらない系ミステリー小説。寄生獣〜知念実希人ver〜感エグいな。久々に上下分かれてる小説読んだが読みやす過ぎて一気読みしてしまう爽快さスリルがある。岳士と海斗のやり取りがとってもほっこりするし、常に二項対比が主人公視点で何だか不思議な感覚で物語に入り込める。ミステリーの構造自体は知念さん感MAXだけど少し非現実な要素が入ってるのがまた良し。彩香さん、すこ。。彩香さんの隣に引っ越してぇぇ。人間の人間臭さと生きることの意味を知念さんの小説読むと考えさせられますね。そして、知念作品の男の戦闘能力基本高杉晋作。。俺も格闘技やろうかな。。

  • ハラハラしながら読み終わりました。主人公を見てて、強い心を持ちたいと思いました。

  • 高校生ボクサーが家出中、
    殺陣容疑をはらすため、
    違法ドラック密売人となり、
    自らも薬に手を染める、、、
    まさに奈落の沼だ。

    左手に兄の魂が宿った事故の真相が
    後半まで分からないままなので
    (想像できたけど)危うくて
    ハラハラと一気に読み切り。

    左手の意思は兄なのか?
    事故のショックで自ら作り上げた
    もう1人の自分なのか?

    下巻へ続く〜

  • 高校生の岳士は、ある事故がきっかけで
    左手に死んだ兄・海斗の人格が宿るようになった。

    精神科の治療を拒否して家出した“ふたり”は
    殺人事件に巻き込まれ、容疑者として追われるはめに。

    「濡れ衣を晴らすには真犯人を見つけるしかない」。
    海斗の助言を受けて、
    岳士は危険なドラッグ<サファイヤ>の密売組織に潜入する。

    **************************************

    まだ<上>を読んだだけやけど、めちゃくちゃ面白い。
    左手に別の人格が宿るとか、非現実的やんと思ったけど、それでも、すんなりと話に入っていけて、何よりも展開が早くて、どんどん先が読みたくなる。

    しかも、岳士は密売組織に潜入するねんけど、自分もドラッグを使用して、どんどん抜け出せなくなってて、<上>の時点で、ドラッグなしでは無理な体になってる。

    この子、主人公やんなと思いながらも、ドラッグの部分は、リアルに描かれていて、適量なら、間隔をあけていれば、依存することはない、とこの話では言われてるねんけど、使ったらダメと思ってても、何かと自分に都合のいい理由をつけて、気づいたらドラッグを使用してるみたいな。

    さすが、現役の医者が書いてるだけあって、何かリアルに感じた。

    ドラッグだけじゃなく、犯人捜しもどんどん進展していって、この先どうなるんやろと思うけど、いい感じで<下>も読み進めれそう。
    最後どうなるか楽しみ。

  • 2024.02.27〜03.01

  • たまたま死体発見なんてツイてないときはとことんツイてないね。

  • バイクの事故で左手に兄の宿るという設定で、サファイヤという合成ドラッグを作っている事件に巻き込まれる。誰がドラッグを作っているのか?それを追っていた情報屋も殺され事件は複雑に中々面白い。

  • 読み物としてはライトで読みやすかったです!
    下巻も楽しみ!

  • 薬物ドラッグのサファイア。この製造者を探し出し、殺しの容疑をはらす。そのために岳士のとった行動は果たして正解なのか?イマイチ引き込まれない。やっぱりドラッグ絡みだからだろうか。その真相は下巻へ。

  • こうなるかなー、と思った通りに展開する物語ではあるけれど、それなりに楽しく読めた。息抜きに肩の力抜いて読むのにちょうど良いな。

  • 兄を交通事故で失い、その兄が左手に宿ったため、医者に精神疾患を疑われ、強制入院させられそうになり、逃げた先で殺された遺体を見つけ、殺人犯として追われるところから始まる。冷静な兄と直情で危なっかしい主人公である弟のブラザーフッドの物語である。半グレの密売組織に潜入し、自分が追われている事件の解決を目指しつつも、隣人の女性やサファイアに依存していく主人公がどのように変化していくのか下巻が楽しみ。

  •  ミドル級のプロボクサーの弟 岳とその左腕に宿った兄 海斗が協力して殺人の容疑で警察から逃げるストーリー。
     岳の強靭な腕力と海斗の明晰な頭脳が一体となった身体は何に対しても屈しない強さを感じる。最後にサファイアを飲んでしまった岳が今後、どうなっていくのかがすごい気になる。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。
2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に『天久鷹央』シリーズがある。
『崩れる脳を抱きしめて』、『ひとつむぎの手』、『ムゲンのi(上・下)』、『硝子の塔の殺人』、『放課後ミステリクラブ』で本屋大賞にノミネートされる。
その他著書に『仮面病棟』、『ブラッドライン』、『優しい死神の飼い方』、『機械仕掛けの太陽』、『祈りのカルテ』等がある。

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