- 文藝春秋 (2021年11月9日発売)
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感想 : 10件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167917845
作品紹介・あらすじ
クワコーが帰ってきた! 「日本のジーヴズ」と讃えられるユーモアミステリ不屈のカムバック。全国で一、二を争う底辺偏差値校・たらちね国際大学を舞台に、次なるミッションは「ゆるキャラ」だ!
みんなの感想まとめ
ユーモアとミステリーが絶妙に絡み合った本作は、底辺大学を舞台にしたクワコーシリーズの第三弾で、二つの物語が展開します。まず「ゆるキャラの恐怖」では、大学のマスコットキャラの着ぐるみを着たクワコーが、ゆ...
感想・レビュー・書評
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クワコーシリーズ3作目。今回も二本立て。
「ゆるキャラの恐怖」では、大学のマスコットキャラ「たらちね地蔵くん」(金髪イケメンの顔面に胴体は地蔵)の着ぐるみの中の人となったクワコー。大学対抗ゆるキャラコンテストに出場することになるが謎の脅迫状が舞い込み…。今回なんとクワコーはついにセミ食に走る(笑)
「地下迷宮の幻影」では、キノコ食。相変わらず学内派閥争いに巻き込まれがちなクワコーは、誤解から敵対勢力の探偵を引き受けるも、美味しいキノコに夢中になるあまり…。大学の隣の敷地に旧陸軍の地下壕が、というあたりは思いがけずシリアス展開するかと思いきや、やっぱりクワコーはクワコーでした。
ますます底辺っぷりに拍車のかかるクワコーだけど、「とにかく自分は死んでない。生きている。それで十分だ」という独自哲学はやはり潔い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ゆるキャラの恐怖』の中には、しっかり蝉を食べる話が出てくる。昆虫食小説でもあったのだ。
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ゆるキャラコンテストの審査員に、まさかのみうらじゅんさん登場! ご本人にはお許しいただいたの?
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若者に媚びる感じ
肝腎の事件がちっともおもしろくない。冒頭のペネッセのところはふふっと笑ったがそれだけで、全体的に冗漫だ。ミステリの謎も解も、どうでもいい内容で読んでくたびれた。
解説を見たら、鴻巣友季子が「坊つちやん」だと書いてゐた。なるほど、漱石好きの奥泉だし、しつこいほどの渾名は確かに坊つちやんを彷彿とさせなくもない。
だが、全体的にはどこが「坊つちやん」であらうか。明らかに「坊つちやん」のほうがおもしろくて、これは下手だ。
唐突に艦これのコスプレといふ単語を出してくるのも、さうだ出してやらうといふ、何かサブカルチャーに媚びる感じがする。 -
クワコーものの柔らかな中編2作。ダメっぷりに拍車がかかる。
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相変わらずヘタレのクワコー。小学生にも教えを請う、プライドなんて余計なものがない所は、凄い。たらちね国際の女性たちは、学生も教授等もバイタリティーがあって、エネルギッシュ。男共を圧倒する。ドタバタとギャグの中に大学経営の現実に対する批判が混ざる。
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【あのクワコーが帰ってきた!】クワコーが帰ってきた! 「日本のジーヴズ」と讃えられるユーモアミステリ不屈のカムバック。次なるミッションは「ゆるキャラ」だ!
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