ブラック・スクリーム 上 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2021年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167917906

作品紹介・あらすじ

NY(ニューヨーク)の路上で男性が拉致された。ほどなく、監禁された姿が動画サイトにアップされる。被害者の苦痛のうめきをサンプリングした音楽とともに――。アップロードした主は自称「コンポーザー(作曲家)」。科学捜査の天才リンカーン・ライムはすぐさま監禁場所を割り出す。しかし犯人はイタリアへ逃亡。ライムたちも後を追って、ナポリへ向かう。

リンカーン・ライム・シリーズ第13弾は「音」をめぐる戦い!

名探偵ライム VS.「作曲家(コンポーザー)」
内なる「ブラック・スクリーム(漆黒の絶叫)」に魅入られる猟奇犯(サイコパス)。

誘拐事件発生直後、グロテスクな動画がアップされた。被害者が目隠しをされ、首吊り縄で首を吊られ、背景に流れる音楽は、『美しく青きドナウ』。うぐ・2・3、うぐ・2・3――ワルツの各小節の第一拍には、なんと人間のあえぎ声が使われていた!

みんなの感想まとめ

スリリングな展開と独特の音楽テーマが融合した物語が展開されます。男性がニューヨークの路上で拉致され、監禁された姿が動画サイトにアップされるという衝撃的な事件から始まります。自称「コンポーザー」と名乗る...

感想・レビュー・書評

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  • ジェフリー・ディーヴァー『ブラック・スクリーム 上』文春文庫。

    リンカーン・ライム・シリーズ。

    冒頭からの展開が非常にスピーディで、知らぬ間にストーリーの中に引き摺り込まれていく。今回、リンカーン・ライムが対するのは大胆不敵で狡猾な拉致監禁犯のコンポーザー。巻頭の登場人物リストでコンポーザーの名前が判明しているのだが、人物像や経歴、犯行目的は全くもって不明だ。果たして……

    マンハッタンの路上で白昼に男性が車で拉致される。その後、コンポーザーを名乗る犯人が拉致監禁した男性、ロバート・エリスが首を吊られる姿を苦痛にうめく声をサンプリングした『美しく青きドナウ』の曲と共に動画サイトにアップロードする。

    事件を捜査するリンカーン・ライムは微細証拠からエリスが監禁されている場所を特定する。監禁場所に急行したサックスだったが、犯人は間一髪、警察の手をかわし、イタリアへと逃亡する。ライムはサックス、トムと共に犯人を追ってイタリアへ。

    本体価格890円
    ★★★★★

  • 2017年4月発表のThe Burial Hourを翻訳して、2018年10月文藝春秋刊。2分冊して2021年11月文春文庫化。シリーズ13作目。長い。上巻で飽きてしまいました。下巻へ進みます。

  • NY(ニューヨーク)の路上で男性が拉致された。ほどなく、監禁された姿が動画サイトにアップされる。被害者の苦痛のうめきをサンプリングした音楽とともに――。アップロードした主は自称「コンポーザー(作曲家)」。科学捜査の天才リンカーン・ライムはすぐさま監禁場所を割り出す。しかし犯人はイタリアへ逃亡。ライムたちも後を追って、ナポリへ向かう。

    シリーズ第13作は、イタリアが舞台。現地警察と協力しての捜査は目新しい。

  • 感想は下巻

  • ディーヴァーは変わった? 最近作の『魔の山』などの一匹狼主人公コルター・ショーは、初期シリーズ主人公のロケ・ハンター、ジョン・ペラムのようにダイナミックな移動を嫌わないキャラクターだが、まさか本シリーズのリンカーン・ライムまでが、『ゴースト・スナイパー』でのバハマに続いてイタリアにまで移動して活躍してくれるとは!

     しかもバハマは近距離の一部移動だったけれど、まさかイタリアはナポリにまでやって来て、現地の捜査陣と組んでの科学捜査で活躍してくれるなんて予想外もいいとこだ。

     現地で起用される準ヒーローが、少しおとぼけキャラではありながら純朴極まりない好感度満点の森林警備隊巡査エルコレ。このキャラが従来のシリーズのパターンを打ち破ってくれる純朴さで、凄く良い。

     しかも文庫版は、下巻にサービス短編が付いていて、イタリアでの捜査の後のリンカーンとアメリアの結婚旅行と、そこにまで勃発する事件、さらには電話での登場だが、すっかりリンカーンの現地相談役みたいになったエルコレ!

     全体に殺伐としていない空気も本作の特徴である。音楽好きの犯罪者役もいつもと違って憎みきれないところがあって、現地捜査陣や風光明媚な舞台装置など、本シリーズにはあまり見受けられなかった穏やかさが感じられる。

     むしろヨーロッパならではの地勢的な背景を元にした移民受け入れ政策、そこに発する様々な問題など、現実の国際事情や警察組織のアメリカとの差異など、いつもならざる作品の個性が出て興味深く、シリーズ中相当に個性を発揮してくれた作品であるように思う。

     いつものスリリングな語り口と異なる部分へのご批判もあろうが、長らく続いているシリーズだけにこの変化球はぼくにはとても有り難かった。またどこかで純朴な南イタリアのエルコレと再会できる日を楽しみにしたい。

  • 上下巻の上を通勤中に読んでいて、家に帰り着く前に読み終わってしまうという悲劇。自分的にはよくあるのだけれど、自分だけ?

  • 久しぶりのリンカーンライム。冗長的な描写がたまらん。

  • イタリアで展開されるライムvsコンポーザーがどう終結するのか気になります。

  • (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)ムムム

  • コンポーザーの事件の最中に別の事件を扱うという絶対に何かありそうな展開にとてもわくわくした。舞台がアメリカではなくイタリアというのも普段と違って面白かった。ぜひ下巻での真相を確かめてみたい。

  •  リンカーン・ライムもの13作目。ずいぶん読んできたものだ。もうそろそろ最新作に追いついてきた。前作はなんかちょっとなという気がしたが、本作もまたいまひとつ。どうしちゃったんだろう。というかこれまでの連続疾走が素晴らしすぎたので、これくらいでもまあ普通といえるのかもしれないが。ニューヨークで起こった誘拐殺人未遂事件。逃亡した犯人がイタリアへ飛んでナポリで連続誘拐事件が起こる。はるばるライムとサックスがイタリアへ出張って現地の捜査陣の共同捜査するという異色のストーリー。そもそもなんで途中からイタリアへというところが謎だし、並行して綴られる犯人の心情や動きもちょっと不自然だ。というところで意外な事件背景が明かされるわけだが、これまでのたびたびのどんでん返しに比べれば驚き度は低い。ああなるほどね。いやまだもう一波乱あるに違いない。たしかにちょっと波はあるのだが、え、これだけ。並の作家なら十分評価されるひっくり返しが、この作者だとなあんだとしか思えないのは、有名税というものか。イタリアの捜査陣、特にエルコレはニューヨーク市警のプラスキーを思わせてほほえましく、楽しく読めるのは間違いない。巻末におまけ短編がついているし、いつものようにサービス満点ではある。

  • 久々のライムシリーズ!堪能しました。今回の舞台はイタリア。エルコレ、ロッシなど魅力的な刑事たちが登場。いつもとメンバーが違っていますが、面白さは健在。この作家の面白さは下巻にありますので、今から楽しみです!

  • イタリアに出向く設定が斬新。

  • (下巻にまとめる)

  • 上巻読了。

  • 2022/02/17読了

  • 【大西洋を股にかける殺人鬼VSリンカーン・ライム】イタリアとアメリカで発生した拉致監禁事件。殺人の期限までに名探偵ライムは真相を暴き、被害者を救えるか? シリーズ第13弾!

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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