- 文藝春秋 (2022年2月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167918279
作品紹介・あらすじ
坂本龍馬とともに暗殺された男、中岡慎太郎。彼はいったい何者だったのか。
龍馬がもっとも頼りにした男の波瀾万丈の一代記。
坂本龍馬は中岡慎太郎のことを以下のように評したという。
「私は中岡と共に様々な策を講じたが、いつも意見が合わないことが悩みだった。しかし、私にとってはこの男でなくては、共に事をなせるような者はいない」
土佐藩の山間の小さな村の庄屋の家に生まれた光次(のちの慎太郎)は、やがて志士活動に身を投じ、幕末という時代を駆け抜けてゆく。
地味で地道でいごっそう(頑固者)。真面目と理屈っぽさだけが取り柄の男が、魑魅魍魎うずまく幕末の世で成し遂げたこととは?
みんなの感想まとめ
歴史の裏側に隠れた人物の物語が描かれています。中岡慎太郎は、坂本龍馬の影でその実力を発揮し、幕末の激動の時代において重要な役割を果たした志士です。彼の地道で真面目な性格が、時に龍馬との意見の相違を生む...
感想・レビュー・書評
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中岡慎太郎の物語。坂本龍馬の陰に隠れて目立たない人ですが、こんな良い働きをしていたなんて。キャラの個性が際立っているし、史実の説明もわかりやすいし、とてもおすすめの本です。
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坂本龍馬というもっとも有名な人物の影で、実は龍馬のしたことは、全部中岡慎太郎がやったことなんじゃないかな。と思ってしまうほど、優秀で格好いい男、「慎の字」。
彼が、龍馬より一日長生きしてくれたおかげで、龍馬暗殺の一部始終が今に伝わっている。 -
小説を読むきっかけとなったのは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」この本で坂本龍馬を一躍有名人に押し上げ、龍馬信望者、ファンが増えたと思います。人物を描く時に作者の思い入れ、愛情、表現のさじ加減によって作品と人物像が全く変わってしまうのは否めない。私は坂本龍馬が好きですが幕末の大仕事を彼一人の功績にみられるのはいかがなものか?暗殺された時に龍馬のそばにいたのが中岡慎太郎ぐらいの認識の人が多いのではないだろうか…縁の下の力持ちの中岡慎太郎にスポットをあてたこの本を是非読んでほしいです。個人的に龍馬よりヤンチャだと思う高杉晋作にスポットをあてているところに好感がもてます。
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文章がわかりやすい。竜馬をガンガンに意識している中岡は珍しい。少年漫画みたいなライトテイストで良かった。愛人がいない。最初の方に妻が出てちょっとイチャイチャしただけ。
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龍馬と一緒に近江屋で殺された陸援隊隊長中岡慎太郎。龍馬に比べれば、愚直で堅物といった地味なイメージがあった。(龍馬に比べたら、誰でも地味になるか
著者プロフィール
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