里奈の物語 15歳の枷 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2022年2月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167918309

作品紹介・あらすじ

北関東の倉庫で育った少女・里奈。母は姉の幸恵に借金と子どもたちを押し付け出奔。里奈は幸恵のもとで小学校もろくに通わず妹弟の世話をする。金策に苦しむ幸恵が詐欺で逮捕されたのを機に、児童養護施設に引き取られる。中学卒業前に進路で揉めた里奈は街を飛び出し、夜職で生きることを決意する。最底辺で逞しく生きる少女を活写する青春小説!

みんなの感想まとめ

テーマは、厳しい環境に育った少女・里奈の生き様であり、彼女が直面する貧困や孤独、そしてそれに立ち向かう姿が描かれています。母の失踪や不登校、児童養護施設での生活を経て、里奈は自らの道を切り拓くために夜...

感想・レビュー・書評

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  • 女性の貧困的なルポを書いている筆者の、それ系小説を図書館で見つけたので。奥田英朗的な北関東の複雑家庭に産まれた里奈の生き様、前編。虐待はないものの、母親の失踪、不登校、施設、売春となかなかヘビーな生い立ちの里奈だけれども爽やかに描かれており、きっと膨大な取材を基に筆者はあえてそう書いたのかな、救いあれなのかな、とか。前編は施設を飛び出し中卒で北関東から池袋、町田、千葉と流れてアンダー風俗で働き出したところまで、さて後編はどうなるか。幸せになって欲しいが、、、

  • お金がなくても頭を使えば人生は豊かになる。ただ、お金がないことで、様々な知識も経験も得る機会がなくなってしまう。今を生き延びる事だけを考えるようになってしまう。そしてどんどんハードモードになってしまう。
    チャンスはある。でもそれに気づけない。
    考えさせられるテーマ。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000058316

  • 幸いにも自分が身近に感じたのことのなかった世界の話。割とスラスラと読めた。

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著者プロフィール

文筆業・ルポライター。1973年千葉県生まれ。子どもや女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし『最貧困女子』(幻冬舎)などを代表作とするルポライターだったが、2015年に脳梗塞を発症して高次脳機能障害当事者に。その後は当事者としての自身を取材した闘病記『脳が壊れた』(新潮新書)や夫婦での障害受容を描いた『されど愛しきお妻様』(講談社)などを出版。2020年、援助職向けに書き下ろした『「脳コワ」さん支援ガイド』(医学書院・シリーズケアをひらく)にて日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞。近刊に『貧困と脳──働かないのではなく働けない』(幻冬舎新書)など。

「2025年 『専門家なしでやってみよう! オープンダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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