いとしのヒナゴン (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2022年2月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (624ページ) / ISBN・EAN: 9784167918316

みんなの感想まとめ

故郷の魅力とその複雑さを描いた物語が展開され、読者は思わず引き込まれます。過疎化や閉塞感、利権争いといった現代の課題を背景に、主人公たちが「ヒナゴン」と呼ばれる不思議な存在と向き合いながら、故郷を再生...

感想・レビュー・書評

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  • むかし、私が小学2、3年の頃、近くの森の高い木に奇妙に動くピンク色の物体があった。友達と「気味が悪い、何か得体の知れないものかも知れない」と怖がった。真相はストッキングが引っかかっていただけなんだが、不思議を不思議と思える心が子供にはあった。そんな信じる心を、閉鎖的な田舎の故郷で試される短編の名手による長編。
    嫌なとこも好きなとこもひっくるめて故郷を建て直す話で、読みどころ、泣きどころは最後のクライマックスに。過疎化、閉塞感、利権争いなど、いろいろあるだろうが、帰れる故郷があることは幸せなのかも知れない。故郷を持たない私には、羨ましい限りだ。

  • タイトルと表紙の絵がうちの子に似ていたというだけの理由で読み始めた。
    そんな理由だったからあんまり期待しないで読み始めたけど、段々と引き込まれて気づけば一気に読んでしまった。

  • 近隣地区との合併に揺れる町と、UMAのヒナゴン。
    上手くできすぎているところや、泣かせでふんわり流したところなどもあるけれど、人物描写が丁寧で読むのが楽しかった。

  • かなり長くかかってちょっと間延びして読んでしまった。ちょっと、書き方が、濱田マハさんぽいような気もする。

    引き込まれた、というのはなかったけど、読んだ!

  • 久しぶりに重松清さんの本を読んだ。
    なんとなく手に取って読み始めたのに、いろいろ今の自分にリンクするところがあったりと、なんだろう、縁を感じずにいられない本だった。
    登場人物は個性豊かでみんな違うのに、なんだろう、みんなの気持ちが痛いほどわかる部分があって、不思議な気持ちになった。
    やっぱり読書って楽しい!

  • ちょっとワクワクした
    重松清は読みやすいのやも
    ナレータさんがうまいのか

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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