切腹考 鴎外先生とわたし (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2022年2月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167918347

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  • 紙面から濃密なムードが醸し出され、所々息が
    詰まりそうになった。

    scratch 何もないところからカリカリと引っ掻き集めて何かを作る

    阿部茶事談(抄)掲載

    夫の介護 ある日突然ーゆっくり死に向かって前進していくーモルヒネによる悪夢
    ーlet’s go home
    介護を少しずつ繰り返す。繰り返せばいつかはなんとか、なんとかなる。

    終わった。それが死。
    跡形もなく崩れ壊れる。
    真っ青な虚空だけになるのがいい。

    読み終えて深く大きなため息

  • 伊藤さんの本、初読み。ジャンルは何になるんだろう。切腹に関する深い解釈?や森鴎外「阿部一族」をわかりやすい文章にしたもの、そして著者の夫の介護に関することが書かれた本。切腹に関するライトでわかりやすいものを期待していたが全く違った。切腹にある程度の知識を持ち深く深く知りたい人向けの本だと思う。独特な世界観を持ってるから好みが分かれる作家さんかな。時々出てくる性的な表現にも抵抗を感じた。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。詩人、小説家。78年、詩集『草木の空』でデビュー、同年現代詩手帖
賞受賞。80年代の女性詩ブームをリードし、「育児エッセイ」分野も開拓。2018年から21年、早稲田大学教授。06年『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、08年紫式部文学賞、15年早稲田大学坪内逍遙大賞、19年種田山頭火賞、20年チカダ賞、21年『道行きや』で熊日文学賞を受賞。父の最後の三年半を綴った『父の生きる』ほか、『読み解き「般若心経」』『切腹考』『いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経』『森林通信 鷗外とベルリンに行く』『野犬の仔犬チトー』『対談集 ららら星のかなた』(谷川俊太郎氏との共著)など著書多数。

「2025年 『わたしのおとうさんのりゅう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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