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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167918507
作品紹介・あらすじ
ネットで知り合った男性との交際から8カ月。ありふれた別れ話から、恋人は突然ストーカーに豹変した――
執拗なメール、ネットでの誹謗中傷……「週刊文春」連載時に大反響を呼んだ、戦慄のリアルドキュメント。誰にでも起こり得る、SNS時代特有のストーカー犯罪の実体験がここに。
【ストーカー規制法が定める「つきまとい等」の行為】
・あなたを尾行し、つきまとう。
・あなたの行動先(通勤途中、外出先等)で待ち伏せする。
・面会や交際、復縁等義務のないことをあなたに求める。
・あなたが拒否しているにもかかわらず、携帯電話や会社、自宅に何度も電話をかけてくる…etc
別れ話がこじれて元恋人が「ストーカー化」した分かれ道とは
ストーカー被害にあったらまずどこに相談に行けばいいのか
まだ傷害事件にはなっていない場合、警察はどこまで動いてくれるのか
警察に被害届を出したらその後どういうプロセスを踏むのか
示談交渉に持ち込まれたさいの様々な落とし穴
ネットでの誹謗中傷の書き込みは消せるのか
加害者の起訴・逮捕後に被害者がしなければならないこと
ストーカー行為は医学的な治療でやめさせることができるのか?
ストーカー対策の海外での先進的な実例
知らないことだらけのストーカー被害の全容と問題の本質が理解できる、かつてない異色のノンフィクション。
みんなの感想まとめ
ストーカーとの戦いを描いたこの作品は、恐怖と苦悩がリアルに伝わるノンフィクションです。著者は、恋人との別れから突如として始まったストーカー行為に直面し、精神的にも肉体的にも追い詰められる様子が描かれて...
感想・レビュー・書評
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内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』文春文庫。
今月の文春文庫の新刊はノンフィクションが3冊。先に読んだ伊藤詩織の『Black Box』もそうなのだが、本作もまた大人の女性の脇の甘さに驚かされる。確かに粘着質の男性側にも問題があるのだろうし、ストーカーが大きな犯罪につながる危険もあるのは解るが、女性側にも問題の一端があったのだろう。
冷たい言い方をすれば、男女の痴話問題をノンフィクション仕立てで延々と書かれても、何も得るものは無い。
著者がネットの男女交際サイトで知り合った男性に別れを切り出したところ、男性はストーカーと化し、SNSで攻撃し始める。著者は警察に相談するが、法制度の問題もあり、なかなか解決に至らず、延々と加害者男性と戦い続けるという内容だ。
伊藤詩織にしても、内澤旬子にしても脇の甘さ、大人の女性としての自身の行動に対する責任の無さが、犯罪を呼び込む切っ掛けになっている点では同類だと思う。
本体価格930円
★★ -
タイトルの通りこれはストーカーとの戦争である
読んでいて恐怖に震えた
本当に何度も夢に出たし、読んでる途中に心拍数が増えてきた
それくらいの恐怖を実際体験された内澤さんは本当に辛く苦しかったと思う
気力体力経済力、全て尽きてしまいそうな事件である
内澤さんの本『カヨと私』を先に読んでいて、ヤギたちとの島での楽しく尊い生活だったのだが、あの生活中にこんな怖い思いをされていたとは
人は誰かの一部分しか知ることはできず、幸せそうであっても陰ではこんなにも苦しんでいる人もいるんだなあと感じた
しかしストーカーをする卑劣な者って、どんなに反省の言葉を言っても信じてはならないし根性が悪すぎる
ただ、世の中こんな腐った人間も少なからずいるし、私自身もクズ男に当たったこともある
ストーカーに不安を感じている人全員に読んでもらいたい一冊だった -
加害者に治療をすることにより、被害者の安全が守られる率が上がるというところが目からウロコでした。
しかしストーカーされる行為もさることながら、それに対処していく一連の手続き
読むだけでどっと疲れました
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これって、ノンフィクションなんですよね?
ストーカーされて、それをこういう風に書いて、相手が更に逆上する可能性とか、どうなんでしょうか? 被害者がわざわざ煽るようなことして、ストーキング止むのかな? 何か違和感というか、モヤモヤしたものを感じました。 -
本を開いたとき、文字の大きさや行間から、さっくり読めそうな気がしましたが、結構時間がかかりました。
というのも、ストーカーが気持ち悪いんですよ、読んでいて。
直接暴力を振るわれたりしなくても、行動を監視され、一方的に「見ている」ことをアピールされ、何なら個人の秘密を不特定多数の人に公表されたりするのは、吐き気がするほど恐ろしい。
無視すればしつこくつきまとい、相手をすれば調子に乗る。
しかし、直接の被害がなければ警察は動かないし、誰かに相談しようにも巻き込んでしまうわけにはいかないため、うかつに相談に乗ってもらうわけにもいかない。
さらに、引かれてしまったり、「あなたにも悪いところがあったのでは」と説教されたりもする。
なぜ被害者がこんな目に合わねばならないのか。
一番腹立たしかったのは、著者が雇った弁護士。
被害者である著者の気持ちを慮ることは一切なく、法律の文面でだけの解決を図る。
ストーカー事件なんて弁護士からしたらちっぽけな仕事なのかもしれない。
だから、著者の希望はことごとく無視され、さっさと示談を成立させるべく、妥協に妥協を重ねて慰謝料を100万円も値切られたうえ、彼女の安全さえ図られない内容の示談書を作成する。
不安がどれだけ冷静な判断を阻害するのか。
恐怖はどれだけ突然にフラッシュバックするのか。
残念ながら日本の法律では、その辺の考慮は全くなく、事件が凶悪化するのを防ぐことも再発を防止することもできない。
「生活保護を受けているから、慰謝料は払えない」と言いながら、保釈請求をする加害者。
保釈金は用意できるということなのか。
最初は、著者の態度が手ぬるいのではないかと思った。
相手の立場や気持ちを忖度して、何度も説得しようと試みる。
怖いのに。
気持ち悪いのに。
でもそれは、彼女がことばを使う仕事を生業にしているからなのではないかと思った。
話せばわかる、と思っていたのだろう。
だが、残念なことに、どんなに心を込めて話しかけても、言葉をつくして語りかけても、全く響かない人というのはいるのだ。
私のささやかな人間関係の中にも、いる。
悪気なく人の心の痛みを感じることのない人が。
警察から注意を受けてもストーカーであることをやめられない場合は、依存症のように病である場合が多いのだそうだ。
しかしその認識はあまり一般には知られていず、仮に逮捕されたとしても一年足らずで社会に戻ってきてしまう。
一番に守られなければならないのは、被害者の心身における安全と安寧。
そして再発防止のための各種の制度。
少しずつ是正されているとはいえ、もっと実効性のある制度の構築を早急にすべきである。 -
前に読んだ本の著者、小早川さんが出てきた。
被害者のやるせなさが苦しい。
なんでこんな弁護士に依頼したのかと思うが、信頼できる弁護士を探す気力もなかったのだと思う。
味方であるはずの人が守ってくれないのは辛い。 -
うーーーーーん…
どんな美辞麗句で飾ってもマッチングアプリでセフレ探しをしていた、と思われるだろうし、実際それ否定できないのでは。
まあそのこと自体は法に触れるわけでもないし本人の自由なんだけど、「私は悪くない」圧が凄い。いや、ストーカー被害にあっていたことは間違いないし、それはストーカーが一方的に悪いんだから、「私は悪くない」は正しい。
でもなんか引くわー。ドン引きするわー。個人の意見ですけれど。 -
実体験としてはないけれど読んでいくうちに本当に恐ろしくなる。
本の中でもあったけれど、こんなに怖い思いをさせられているのに永遠に逃げ続けるのは被害者だけなんて腹立たしい。
本当に加害者には治療が必要だと思うし、できないなら被害者にGPS情報伝えるべきだと思う。法整備が進むことを切に願う。 -
【恐怖の日々は、よくある別れ話から始まった】交際八か月の男と別れようとした。男は豹変し、SNSでの攻撃が始まる。著者は警察に相談するが、法制度は現実に追いつかず……。
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著者プロフィール
内澤旬子の作品
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