よちよち文藝部 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2022年3月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167918514

作品紹介・あらすじ

国内から世界まで、文豪と名作の魅力を取材と綿密な妄想で語り倒す「よちよち文藝部」。読んでなくても知ったかぶれる大爆笑の一冊。
この1冊があれば日本の文豪も世界の文豪もどんとこい!

フィーバー桜桃忌 ―― 太宰治  
坊っちゃん炎上 ―― 夏目漱石 
ぐるりとまわって中也の目 ―― 中原中也    
名作文学ゲームで遊ぼう!           
小僧の神様の神様 ―― 志賀直哉    
桃から生まれた?    
…的な、余りに…的な ―― 芥川龍之介    
裏切りの敦 ―― 中島敦     
たけくらべboysʼ side ―― 樋口一葉    
散歩の達人 ―― 梶井基次郎          
愛か出世か学問か ―― 森鷗外    
イーハトーヴ発トキーオ行き ―― 宮沢賢治   
レターフロム文豪    
先生のパンツ ―― 三島由紀夫         
美しい日本の* ―― 川端康成         
コピーライターたくぼく ―― 石川啄木   
やまいだれ細雪 ―― 谷崎潤一郎    
クチキクキクチカン ―― 菊池寛    
モンテ・クリストに登る ―― デュマ
少年の日の思い出を思い出す― ヘッセ
虫の名は ―― カフカ    
ハムレットが問題だ ―― シェイクスピア   
引っ張れ罪と罰 ―― ドストエフスキー   
バルザックの下宿―― バルザック    
老人と海とメシ ―― ヘミングウェイ    
ドンドンドンキ―― セルバンテス    
高慢で偏見 ―― オースティン      
その男Q―― 魯迅    
歌え神曲 ―― ダンテ   
怒りの…! ―― スタインベック    
教えて訳者さん ―― 亀山郁夫        
風とともになめぬ ―― ミッチェル   
百年の未読 ―― ガルシア=マルケス  

みんなの感想まとめ

多様な文豪たちの魅力をユーモアたっぷりに描き出す一冊は、資料を基にした細やかな取材と、漫画ならではの表現が融合した作品です。日本文学と世界文学のエピソードが収められ、特に日本文學編は親しみやすく楽しめ...

感想・レビュー・書評

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  • かなり 面白く感じた。
    嵐山光三郎さんの「文人悪食」的な延長路線で楽しく読ませてもらいました。
    かなり細かい資料検索をされていて、
    そこを「漫画」に面白おかしく落とし込んで、
    しかも真面目に描かれてているところが絶品です。

  • 面白い。切り口が多い。
    川端康成の「*」には笑った。

  • 日本文学編と世界文学編に分けて刊行されたものを、一冊にまとめて文庫化したもの。

    有名作家の面白エピソードを集めて紹介するマンガは他にも多いが、私は本作がいちばん面白かった。毎回ヒネリが利いていて、笑える。

  • マンガはやはり苦手ですな。文庫本の一冊ぐらい一日あれば、読めてしまうと思っていたのが、二日近くかかってしまいましたな。よく、考えると、文字だけではなく、絵も見て理解すると、二つの情報が入ってくるというのは、私にとっては、倍の作業をしているようで、漫画は気安く読めるというのはちょっとちがいますな。

    物語は日本文學編はよいのですが、作者と同じように世界文學編になると名前を覚えるだけでしっちゃかめっちゃか、やはり馴染めませんな。
    海外編では、15名の作家が登場しますが、読んだことがあるのは、ヘミングウェイさんの“老人と海”だけ、いかに海外を毛嫌いしているか丸わかりですな。

  • 「故きをテキトーに温ね、新しきを知ったかぶる」というキャッチフレーズに爆笑して。
    以前から気になっていたので、世界文學篇含めての文庫化ありがたかったです。

    宮沢賢治や芥川龍之介は好きなので読んでいますが、その他は知ったかぶりできないほど知らない(特に海外文学は全く読んでいない)自分でも抵抗なく楽しめました。
    番子さんの切り口が毎度ユニークで興味深い。
    中原中也と石川啄木のイメージががらりと変わりました。
    注解に注目した『雪国』も。

    海外文学は訳についても触れていたところがありがたかったです。
    訳者の解釈が入る時点で別作品にならないか?という考えでいたので、あまり海外文学読んでいなかったのですが、考え方が変わりました。
    ありがとう、よちよち文藝部!

    名作をこんな笑って、しかも妙な切り口から楽しんでしまっていいのかしらという謎の罪悪感にも見舞われつつ、でもやっぱり番子さん節に多いに笑わせてもらったコミックエッセイでした。

  • 読書欲が湧くと読みたくなる「書評」というか紹介本。
    一度読んだことあるなぁと途中で思い出したけどさくさくと読了。学生時代「名作なんだからきっと面白いんだろう」と読んでみていた作品たちがちらほら。
    今や全く覚えてませんが。
    でも再度読んでみようかな…と思わせる紹介の仕方。
    とりあえず、読んでみるかなと思ったものをブクログに登録した。しかし、名作はそう確かに訳が大事だと思う。どの訳が自分に合うのか…。

  • 色んな作品読んで作者のことが気になったら見ると面白い

  • 第107回アワヒニビブリオバトル&全国大会予選で紹介された本です。2ゲーム目。ハイブリッド開催。
    2023.12.29

  • (借.千代田区立→新宿区立図書館)
    久世番子さんのこういう傾向の方のマンガ、割と好みです(『暴れん坊本屋さん』シリーズとか『博物館ななめ歩き』とか)。この本に取り上げられた作品は大体読んでいるけど(といってもン十年前だけど)、なるほどこういう見方もあるんだと納得する部分も多い。まだ原作を読んでいない人はこれをきっかけにして読んで見て、読み終わったらこちらを読み返すとまた面白いんじゃないでしょうか。さて、未読の『百年の孤独』を読むべきか読まざるべきかそれが問題だ…w
    ちなみに文庫版は世界文學篇も入っていていいんだけど、文字が小さくなるので(特に手書き部分)年寄りにはちょっと読みにくい。これに限らずマンガはできれば文庫化とともに電書化してほしい。

  • 本はあらすじを読んでから読んでもいい
    罪と罰
    高慢と偏見
    怒りの葡萄
    風と共に去りぬ

  • 日本・世界の文豪の作品と作者ナビ。
    マンガなのでさくさく読める。夏目漱石の坊ちゃんもあんなノリだよなあとクスッとしながら読んだ。次はこれ読もっかなあ…と思わせてくれる本だった。

  • 久しぶりに番子さんを見つけて思わず手に取ってしまった一冊。
    やっぱりこのノリ好きw

    しかし私は全然日本文学に興味持てないな…こちらは途中で断念してしまった。
    世界の有名文学も全く手が出せないけど、今回の文藝部の漫画を読んでいくつか気になった。いい大人になったことだし、そろそろ…?
    でもカタカナが邪魔をするんだよ~!

  • ひとりひとりに割くページは少ないから、さくさく読み進める。それでいて勘所はしっかりと押さえてあるのが頼もしい。

  • 2022年3月15日購入。
    2022年4月30日読了。

  • コミックスなのであっという間に読めます。
    海外文学はどうしても苦手意識があったけど、挑戦してみようかな〜と思いました。

  • 【日本の文豪も世界の文豪もどんとこい!】国内から世界まで、文豪と名作の魅力を取材と綿密な妄想で語り倒す「よちよち文藝部」。読んでなくても知ったかぶれる大爆笑の一冊。

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著者プロフィール

愛知県出身。
2000年、「月刊ウィングス」(新書館)の『NO GIRL,NO LIFE!』でデビュー。書店でのアルバイト経験をもとにしたエッセイ漫画『暴れん坊本屋さん』(新書館)で注目を集める。代表作に、近代日本文学を題材にした『よちよち文藝部』(文藝春秋)。ストーリー漫画では、若き女帝と侍従の少年の恋を描いた『パレス・メイヂ』(白泉社)がある。

「2022年 『ひらばのひと(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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