- 文藝春秋 (2022年3月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167918521
作品紹介・あらすじ
【メジャーリーグで躍動する二刀流・大谷翔平の原点がここにある】
2018年、メジャーリーグ1年目の開幕直後から、エンゼルスで投打に大活躍の大谷翔平選手。
彼の日本プロ野球時代の5年間の軌跡とメジャーリーグでの可能性を本人のロングインタビューをもとに綴った、大谷本の決定版、その第1弾。
プロでは”不可能””非常識”と言われた二刀流に挑み、投打ともに驚異
のレベルで進化し続け、結果を残せたのはなぜなのか。
その理由は技術・体力はもちろんのこと、大谷翔平独自の思考法や”可能性”を信じ続けることができる信念の強さにあった。
高校卒業後にメジャー挑戦を公言しながらも、日本ハム入団を決めた経緯
や、ベーブルース以来となる「10勝10本塁打」の快挙、二刀流で最多勝の衝撃の裏側が、5年間の定点観測と大谷本人の言葉により立体的に浮かび上がる。
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■大谷翔平 野球翔年 I 2013-2018
【プロローグ】前例なき挑戦への第一歩
【2013年 ルーキーイヤー】
◇高校No1投手の選択「急がばまわれ」
◇100年に一度の道なき挑戦
◇「僕がどういう選手になるかというのは自分で決めること」
【2014年 2ケタ勝利、2ケタ本塁打】
◇「自分の球を投げればそれでいい」
◇「バッターの僕には笑顔も余裕もある」
◇「162kmより156kmのほうがいい」
【2015年 二刀流で最多勝】
◇「オトナの僕と、コドモの僕と」
◇「脱力、笑顔、オートマ仕様」
◇エースとしての「権利と義務」
【2016年 165kmの衝撃】
◇「まだ21歳、もう4年目」
◇「僕の想像を超えたシーズン」
◇「二刀流が救ってくれた」
【2017年 故障と試練の先に】
◇「どこまで打つのか、いつ投げるのか」
◇「今年もうまくなれた」
◇何か、エンゼルスに縁みたいなものを感じて
【2018年 夢への序章】
◇「何かとんでもないものを見てみたい」
◇「僕はまだ何も変えていない」
【エピローグ】ど真ん中にあるのは”世界一の選手”
感想・レビュー・書評
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2021年ア・リーグMVPに輝いた大谷翔平が日本で過ごした5年間の舞台裏がまとめられた1冊。
実は大谷が二刀流を始めたきっかけになったのが、彼のお母さんの一言だったと知ったときはびっくりせずにはいられなかった。母は強しと言ったところか。ベーブ•ルース以来の二桁本塁打&二桁勝利や来年開催予定のWBCでの活躍により期待が高まり、もっと楽しみになる素敵な1冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大谷さんのファイターズ時代を追った本。
中でも1年ごとに印象深い名言を残していて、それがすごくいいなと思いました。
・先入観は可能を不可能にする
・楽しいことよりも正しいことを
・権利と義務
・期待とは応えるものではなく超えるもの
・「今日できることをした」を毎日積み重ねる
メジャーでも大活躍できているのは、きっと根っこの部分が全くブレることがない強さがあるからだろうと思う。
当たり前のことを"ずっと"当たり前にやる。
並外れた素質にこんな努力の才能も付いてるなんて、きっと2200年頃には世紀の偉人扱い間違いなし。 -
大谷翔平の主に日本ハムファイターズ時代からメジャーリーグに向かうまでの、2013年から2018年までを著者がインタビューしたものをまとめたもの。
高校を卒業して、すぐメジャーを目指していたのに、ファイターズに誘われ、揺れ動く気持ち、ファイターズに決めた時の気持ち、怪我をした時の気持ち、いよいよ海を渡ると決心した時の気持ち。
その時々の心境をうまく引き出していて、興味は尽きない。
その時々の根底にある、野球に対しての誠実さ、努力、向上心、そして自分を信じる気持ち。それらは常に揺らぐことはない。
そしてそうして積み上げてきた実績、どんな結果にもいつも満足することなく、さらに上を目指す姿はやはり、稀な逸材といえるだろ。
高校を卒業したばかりのファイターズのユニフォームに身を包んだ初々しい大谷、
ファイターズで6年実績を積み上げたちょっと余裕のある顔の大谷、しかしどの瞳も輝き、真っすぐ未来を見据えている。
いよいよメジャー6年目が開幕する。その前にWBCへの参戦。
今シーズンはどんな顔を見せてくれるか楽しみだ。 -
大谷翔平の思考が大人。真っ直ぐでかっこよくて、自分の意見を持ってる。素敵だな。
高校を卒業したばかりなのに、こんなにも大人なんだなあと、子供っぽい一面もあったのだろうか、知りたくなった。 -
大谷さんの2013年~2018年までの6年間の軌跡。
まず、表紙をめくってすぐのカラー写真。プロになりたてのの初々しいユニフォーム姿の大谷さんの顔が、まだ少年のあどけなさが残っててとても可愛い。
普段、スポーツ観戦をしないので、大谷さんを知ったのは、ここ数年の大リーグの活躍をTVでたびたび放送されているのを観てからだった。コロナ禍の巣ごもり生活で、TVを観てすごす事が多くなり、大谷さんの活躍ぶりは、子供たちに夢と希望を与えてくれた。TVでのここ2〜3年は、自信と魅力に満ち溢れた凛々しい青年であるけれど、巻頭カラーの写真をみたとき、こんな可愛らしい時代もあったのだなと微笑ましくなった。
さて、本文を読み進めていくと、大谷さんの人間性の素晴らしさに改めて驚くことばかりだった。
ご両親を初め、高校の佐々木監督、日ハムの栗山監督と、素晴らしい指導者にも恵まれている。持っている人は、人を自分の周りに引き寄せる力があるのかな?と考えてしまった。
野球の技術的な話はよくわからないが、大谷さんの考え方や野球との向き合い方にとても惹かれた。ブクログのフレーズ機能を一番この本が使ったのではないかと思うほど、彼の言葉を書き留めておきたいと思った。
一番印象に残っているのは、好きな言葉の下りかな。
「権利と義務」「先入観は可能を不可能にする」「楽しいことより正しいこと」
これ二十歳前後の青年が話しているとは驚きだ。
最後の私の大好きな大越健介さんの解説もこの本に華を添えていると思う。著者であり、インタビュアーの石田さんの取材力を分析してくれている。
そこにも、大谷さんのすごさが出ている。
『インタビューでは、身振り手振りも一切しなかったと言う。「大谷選手は人一倍敏感だから、こちらが手を動かせば彼の眼はそこに向かうんです。」と石田は言う。大谷の集中力がそがれてしまう一瞬がもったいないから、石田は手すら動かさないのだ。』
野球に付随することとはいえ、インタビューを受けることがだるいなと感じることもあるだろう、でも、彼にとっては、それさえも野球の一部なのだなと。
大越さんの解説を読むと、いかに石田さんが情熱と時間、手間暇をかけて大谷さんを取材しているかがよくわかる。それを感じるからこそ、大谷さんも真摯に取材に応じているのだろう。
『大谷翔平 野球翔年Ⅱ』も出るようなので、それも楽しみだ。
余談だが、「SHO―TIME」も図書館で予約している。アメリカ人ジャーナリストから見た大谷翔平さんがどのように書かれているのか、こちらも楽しみに読みたい。 -
この著者の書いた他のノンフィクションに、平成野球30年の30人だったかな、そういうタイトルの話があって、かなり面白かったのと、イチロー・インタビューズも予想を裏切らなかったから、この大谷の野球翔年も、文庫で出たタイミングもよくて、読んだ。
メジャーに行ってから、MVPを獲る前の数年、結構苦しかったのだろうなと予想されるから、早くこの野球翔年の2を読みたいものだが、その前の日ハムにいた5年間の足跡を見るにつけ、あの桑田も凄かったんだけど、それにも増して、考え方が凄い奴なんだなと思う。そしてそれに加えて、その考えを実現させてしまう才能と努力、その努力をし続けられる身体と精神力は羨ましい限りだが、彼の世界一になるという思いを達成するための身体と心はどういうレベルというかどういう凄いものになるのだろう。
後から、こういう石田さんのような人たちの秀れた書き物を見て思うだけじゃなくて、自分でも可能な限り彼を観て、考えることをやりたいと思う。 -
大谷が日ハムに入団する時からエンゼルスに移籍するまでを独自インタビューを交えながら辿った本。
メジャーでMVPを獲るほどの選手になったが、大谷本人としてはやはり投手としても頑張りたいのだなという感想。
本書に対しての要望としては同じインタビュー内容が何度も繰り返して書かれているので、読んでいて「またか・・・」と思った。Number連載記事が基となっているのである程度仕方ないのだろうが、本にする時にもう少し工夫してほしかった。 -
大谷翔平の少年時代からメジャー挑戦までの軌跡を本人のインタビューを中心にいかに二刀流を達成し得たのかが腑に落ちる一冊。
野球にはさほど興味がない私でもここまでの偉業を達成できたのは何故か…⁇興味がありました。
彼の人生哲学…全ての人に参考になる大変勉強になる良著であります。
第二部であるメジャーリーグ編も読まないと… -
大谷翔平の凄さは伝わった。
ただ文が読みづらいし、面白くなかった -
【二刀流でメジャーMVPの原点はここに】日本でプレーした5年間を本人の肉声とともに辿る。プロでは「不可能」「非常識」と言われた二刀流を大谷はなぜ実現できたのか?
石田雄太の作品
