- 文藝春秋 (2022年4月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167918576
感想・レビュー・書評
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南町奉行所吟味方与力の秋山久蔵こと「剃刀久蔵」は、普通は温和な人物だが、悪党に対しては情け無用の冷酷さを秘めている。その久蔵が悪を裁く物語です。
【忠義者】
四千石の旗本永野直武は、些細なことで家臣や奉公人を手討ちにする。そして諫言した家臣の黒沢兵衛は、屋敷を出たが追手を掛けられた。とうとう町方の植木職人が殺された。それを知った秋山久蔵が駆けつけた時には黒沢が永野を斬って、黒沢も亡くなった。
【人斬り】
久蔵が10年前に斬った浪人、望月平蔵の息子恭之助は、金で人殺しを請け負う始末屋の人斬りであることを平蔵の妻女初枝から知らされた久蔵は、恭之助を斬り、元締めの茶の湯の師匠の宗方道春を捕らえる。初枝は尼寺に入る。
【雨宿り】
相州小田原を荒らしていた盗賊鬼薊(おにあざみ)の一味6人の頭、鬼薊のおせいは、江戸での仕事に不安を感じていた。その頃、瀬戸物町の閻魔堂で雨宿りしている秋山久蔵の倅大助と会い心を通わせる。小頭の万七たちが盗みに入るところを久蔵に捕まる。おせいは、仲間に斬られる。
【墨田川】
幼馴染みで同じ御家人の牧野隆一郎と浅原左内は、探索を混乱させてお互いに恨みを持つ者を殺すために、交換して殺した。久蔵がそれに気が付いて浅原の所へ向かっていたら隆一郎が全ての罪を自白して久蔵に斬りかかる。
【読後】
読みやすく、展開が早く、勧善懲悪で、筋書も簡単で、淡々と物語が進んで行くそこがいいです。そして、このシリーズは長く読んでいるために場面場面で勝手に映像が浮かんできます。短編4話のうち久蔵の倅大助が出てくる「雨宿り」がよかったです。
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秋山久蔵御用控シリーズ43作目
雨宿り ー 新・秋山久蔵御用控シリーズ(第2期)13作目
2022.04発行。字の大きさは…大。2022.09.17~18読了。★★★☆☆
忠義者、人斬り、雨宿り、墨田川、の短編4話。
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秋山が歩けば事件・犯罪者に出会うな
むしろ、犯罪誘発してんじゃね(*´▽`*) -
新シリーズ第十三弾
知らない間に新シリーズ、しかも十三弾
登場人物は大した変化はないので問題なく
活字と空白が多く、しかも短編四話
早く読めるが多分印象に残らない
著者プロフィール
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