- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167918712
感想・レビュー・書評
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人との関わり…。面倒なことも多いけれど、これがあるからこそ人としての喜び・希望・価値などを見出し、前向きな気持ちになるんだなぁ、と思わせてくれる温かな物語だった。
五十歳、一人暮らしの小説家男のもとへ、一度も会ったことのない二十五歳の息子が現れて…。互いに「おっさん」「君」と呼び、息子の明るさ・社交性に戸惑いながら、五十男が次第に変容していく様子が楽しい。
最後には、両親、妻、息子のこれまでが明らかになり…。実際にはあり得ないよと思うものの、人の繋がりの温かさと明日への希望を与えてくれる、よい物語だった。 -
とても読んでいて楽しいハートフルストーリーでした!
作家で引きこもりがちなお父さんが、25年間離れて暮らしていた息子智との出会いがきっかけで変わっていく姿が面白かったです。
お父さんが近所の人々や社会のことが本当に全くわかっていない場面では思わず笑ってしまいました。
智くんのツッコミも最高です。
思わずからあげクンが食べたくなりました!
瀬尾まいこさんの作品は他作品も含め、料理や食べ物の描き方がお腹を刺激します(*^^*) -
文庫化されたということでせかせか購入。読後感は瀬尾まいこ作品読んだ~って感じ。とても幸せ。やっぱり瀬尾まいこ最強。瀬尾先生の小説への思いも垣間見ることができた。読みすぎ?
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【本屋大賞受賞作「バトン」と対になる家族の物語】引きこもり作家のもとに、突然今まで会ったことのない息子が現れた。血の繋がりしかない二人の同居生活は……。あたたかな家族小説。
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人と関わろうとすること、がテーマの作品。
瀬尾さんの作品はいつも「現実もけっこういいよ」と教えてくれる気がします。 -
いろんな距離感の家族があっていいんだなと。不器用でも鈍感でも真摯に生きるって大切。
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生きていくだけで大変なのに、わざわざ小説でまで読むかよ。という発言は、「そうそう、だから読み終わったあとに暖かさを残してくれる瀨尾さんを読むのよ」と頷く読者は多いはず。
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良いね~。こういうホンワカする話
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2022年05月15日読了。
著者プロフィール
瀬尾まいこの作品






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この本は、お勧めです。
暁月市立図書館に採用された司書・葵ひなこさんが、明るく、楽しく、解りやすく図書館を紹介してくれます。この本を読んでから図書館を見る観方が変わりました。
感想を楽しみにしています(*^_^*)
やま
実は今読み進めている途中で、夜には7巻まとめた感想を書き込みたいと思います。
ご丁寧に教えてくださり、感...
実は今読み進めている途中で、夜には7巻まとめた感想を書き込みたいと思います。
ご丁寧に教えてくださり、感謝します。
NO Book & Coffee NO LIFE