まよなかの青空 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2022年5月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167918767

作品紹介・あらすじ

東京タワーで働く竹宮ひかる。ブラック企業の営業、森沢達郎。親の抑圧のもとで育った幼なじみ同士は中年手前で再会する。過去から抜け出せない二人は、大切な思い出の中の人物、修学旅行の特別列車「あおぞら号」に乗っていた「ソラさん」を探し始める。厳しいリアルを生きる大人に贈る現代のファンタジー。解説・中江有里

みんなの感想まとめ

人間関係の複雑さや負の連鎖を描いた物語は、ほんの少しの悪意や思いやりの欠如が引き起こす不幸をテーマにしています。主人公たちは、過去の思い出を辿りながら再会し、厳しい現実と向き合う姿が印象的です。物語の...

感想・レビュー・書評

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  • ほんの少しの悪意とほんの少しの思いやりの欠如。そんなことで誰かが傷つき不幸になり、その傷がまた別の不幸を呼ぶ。そんなどうしようもない負の連鎖を断ち切ろうとあがく人たちの物語です。

  • 2024.02.12〜02.14
    この人の作品は初。タイトルにひかれて、購入。
    前半は、「暗いなぁ。読むの、やめようかな」感が強かったけど、後半は「どうなる?どうなる?」感に変わった。
    視線、時間軸が複雑なので、「えっ?」と戸惑う部分もあるが、最後にはちゃんとストンと落ちている。
    ひかるの印象、最初と最後でちがう。成長したんだね。振り出しに戻って、違う道を進んでね。
    達郎、大人だよね。中学生であんな判断できるって。

  • 読んでいて重たい気持ちにもなりますが、その先に光が見えることを信じて

  • 好きな作家さんだから読んだ本。
    今まで読んだのとは違う感じのストーリー。
    色んな人の人生が絡み合った物語。
    それぞれの人生が厳しく辛い、最後も明るい未来が見えているわけではない。
    何か諭しているのか。
    作品としてはいいのだけど明るい話が好きです。

  • 都市伝説や周囲の人との関わりがもととなり、進むべき道に不安になったり誤ってしまうなど、いろいろな苦悩を抱えている人達の人生。あまりにも抱えるものが多すぎて
    ウ~ン と言う感じでした。

  • 色々な問題を抱えている人たちがソラさんを探していくうちに交差していく。
    ソラさんはまれびとでしかない事も理解しているのに、どうしようない現状から抜け出すきっかけとして皆が探しているのも不思議だなと思います。
    劇的に何かが変化するわけではなく、結局現状の中でもがくしかできないのだけど、きっかけを得て、変わるための一歩を踏み出している皆を応援したい。

  • 再生の物語。登場人物それぞれに重く薄暗いものを抱えながらも「ソラさん」を通じて前に進み再生、再構築していく様子は、読んでいてハラハラする場面も多かったですが、最後まで読んで「みんな良かったね」と思えました。

    相関図を書きながら読むことをオススメします!途中何度か混乱しました(^_^;)

  • 【後ろ向きな人生に射す、ほのかな光】東京タワーで働くひかる、ブラック企業の営業マン達郎。過去から踏み出せない二人は、数少ない大切な思い出の中の人物を探し始める。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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