歳月がくれるもの まいにち、ごきげんさん (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2022年5月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784167918811

作品紹介・あらすじ

独身を謳歌する、それは楽しい。結婚したら、それも楽しい。
女の可愛げ、男の可愛げ、「それもありか」と腹をくくる幸福、
日常の小さな振る舞いに現れる「誠実」、波動で伝わる「やらかい気持ち」。

大人の知恵をたっぷり持つ達人・田辺聖子さんが
語り下ろした、宝石のような言葉があふれる25編。

「面白いことを、先にやりましょ」
読み進むうちに、心がほんわり、明るく、前向きに背中を押してくれる。
人生がキラキラしてくるお宝本!

毎日、好きなページを開けば、必ず良いことがある!

暮らしの身近に置いてみて下さい。

みんなの感想まとめ

心に響く言葉が詰まったこの作品は、日常の小さな幸せや人との関わりを大切にすることを教えてくれます。著者の田辺聖子が描くエッセイは、軽やかでありながら深い思索を促し、読者に温かいメッセージを届けます。特...

感想・レビュー・書評

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  • ■大阪府立中央図書館・大阪樟蔭女子大学図書館・田辺聖子文学館3館共催事業■企画展「田辺聖子と文学賞-受賞と選考と-」会期:6月4日(火)~6月23日(日) 大阪府立中央図書館 - 大学プレスセンター
    https://www.u-presscenter.jp/article/post-53510.html

    「きらめくヒント」をくれる1冊〜田辺聖子さん『歳月がくれるもの』〜|桜小路いをり(2023年7月5日)
    https://note.com/shinjuboshi0028/n/n5725ab6c825c

    田辺聖子文学館|トップページ
    https://bungakukan.osaka-shoin.ac.jp/

    歳月がくれるもの まいにち、ごきげんさん・田辺聖子 (著) - 世界文化社グループ|書籍・ムック
    https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/13508.html

    文春文庫『歳月がくれるもの まいにち、ごきげんさん』田辺聖子 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167918811

  • 薄いし字も大きいので、一気に読もうと思えば読めそうなんだけど、美味しいお酒をちびちび楽しむような感覚で、田辺さんの文章を愛でるように読んでいた。
    小粋で、剽軽で、意外に熱くて、慈愛に満ちている。行間から田辺さんの人柄が伝わってくる。金言満載だけど決して押し付けがましくなくじんわり心に染みてくる。
    個人的に何より嬉しかったのは、家族のエピソード。私は朝ドラ「芋たこなんきん」で田辺さんにハマッたため、再婚の大家族で作家してたなんて、フィクションみたいなことが実話?なんて驚いていたのだが…このエッセイで朝ドラヒロインの花岡町子と田辺聖子がつながった!芋たこロスだったので、ちょっとしたエピソードでもドラマを追体験できた気がして本当によかった。
    田辺作品は装丁もおしゃれでかわいらしく、本書もしかり。常に傍に置いて、ちょっと元気が欲しいときに読み返したいような…常備薬のような、そんな一冊。

  • すべての女の人へのエール。どの章節にも、心に刺さる言葉があった。心が軽くなったり、もっとがんばらなきゃなと背筋が伸びたりした。

    大人は潔癖なだけじゃだめだな。自分と相手のいいところダメなところを受け入れて、いい雰囲気を作って一緒に成長していけるような柔らかい女性になりたい。そんでもって自分の好きなこともちゃんとして、いい匂いのするご機嫌な大人になりたい。

  • なんか、短スパンで失恋しまして、、、
    私の人生なんなん、、、?男ってナニ、、、?
    となったときに出会った田辺聖子さんの文章。
    「好きなものには溺れなさい、溺れたものがきっとあなたを助けれてくれますよ」
    で、確かに救われたので、これは本でほしい。と思って古本で買いました。

    仕事もせず、読んで一人で泣きました。
    辛辣なことなんか絶対言わはれへん、聖子さん。

    もう自分なんかあかんわって自信がない私。
    聖子さんは「自分を頼りにして、バカにしたらダメですよ。自分にはいいところがあるって言うて聞かせてあげて。それが自信のもと」ってやさしい関西弁の言葉を瓶につめて渡してくれる。

    自信をつけるためにどうしたらいいやろ?って本を探したりもしたけれど、私に必要なのは、自分に優しくするための言葉でした。大丈夫やでって。

    まずは自分に丸ひとつ。
    この本に出会えた自分の人生に丸ひとつ。
    ほんまにいい読書体験やった。

  • 女性の先輩とご飯を食べながら、アドバイスを聞いている気持ちになれるエッセイ。
    文字も大きく、気軽に読むことができる。

    時代的な背景もあり、女性は結婚したら家庭に入ることが普通だった時代、子供連れの男性と結婚した後も小説を書き続けたことは、色々言われたことも多かったと推察する。
    結婚以外にも報われない恋をしたり、友人と喧嘩をしたり、うまくいかないこともあったはず。
    そんな時、自分の決断に自信を持ったり、巡り合いを大切にしたり、誠実に人と接することで人生楽しく過ごしていけるようになる。

    「桜が咲いた。それだけのことでさまざまに思いめぐらせることがあるのは、やっぱりそれだけ歳月を重ねてきたからでしょうね。」
    この文章は、経験してきた著者だからこそ重みを持って書けるセリフだと思う。


    具体的なエピソードが多い作品ではないが、恋愛や仕事など、日常生活で突き当たる悩みへの著者なりの心持ちが書かれている。ふと迷った時、気持ちが暗くなっている時に読むとふわっと掬い上げてくれる作品だった。

    「大人になりかけが人は一番泣くんだと思う。人生も小説もそこから面白くなるんですよ。」というフレーズで、私の気持ちも掬い上げてもらえた気がする。

  • 田辺聖子さんの関西弁だいすき!
    おもしろくたのしく生きた方が、絶対に得だよね、と思わせてくれる。

  • 好きなものに溺れなさいという言葉が印象的でした。

  • 「心がゆるく解ける」ってこういうことか、としみじみ感じながら読みました。
    よい時間でした。
    気を抜くとすぐ生き方がギスギスしてしまう毎日なので、これは手元に置いておきたい。
    買おうと思いました。

    おせいさんも人生を積み重ねてここに至ったんだろうなぁ。
    言葉もまろやかで素敵でした。

  • まさに、軽妙洒脱
    かろやかでやわらかい、こんな人になりたい
    ちょっと傷心モードやった今読めてよかった
    また聖子おばさんに会いたい時に開く

  • 何かに挑戦している人、
    毎日必死で生きている人、
    恋をしている人、
    読んでみてほしい。
    田辺聖子さんのあたたかな関西弁が
    傷ついた心を癒し、励ましてくれて、
    勇気づけてくれて、明日からも頑張るパワーをくれる。
    背中をバシッと叩いて、姿勢を正してくれる。
    みんなの理想のお母さんみたいな本。
    気づけば子どもみたいに、うえーんって泣いてた。

  • 読み返したらすごく良かった。
    本質な気がして

  • とても好きになった。田辺聖子さん。
    江國さんとどこか近いものを感じた。
    優しさと温かさ強さ。聖子さんに強いのがユーモア。きっとよく笑う、面白い方なんだろうなあと。
    実際に会って話してみたいくらい。

    女のことも男のこともよく分かってる。
    言葉も沢山知ってる。
    人生のことも、色々と。

    是非、他の本も読んでみたい。

  • とても楽しい気分になるエッセイ。
    人生達観してる感じが良い。

    辛い時も読んだらきっと希望が持てる。
    どうにかなる。笑顔になる。
    なんでも愉しんだもの勝ち!

    こんな風に歳を重ねたい。

  • 生きるのって楽しいと信じることからすべてが始まるって、真理だなあと思う。ただ信じ抜くのはむずかしい。そういうときにエッセイを読むんだと思う。
    なんで自分はエッセイを読むのかなと思っていたけど、たぶん生きるのって楽しいってことを思い出させてくれるから。
    田辺聖子さんと夫との会話で「小説に夢中になって、あなたのことほったらかしにするかもよ。そうなっても怒らへん?」「怒らへん…と思う」「と思う?」のあとに笑い合うところが好きだった。

  • 心のイガイガがやんわり解けていくような、優しい言葉がたくさん詰まった本。
    楽しい時にも、少し沈んだ時にも、また読み返したいなぁと思った。

  • アフォリズムとして誰かが(誰だったっけ)中の一文を抜き出していたのが素敵で手に取る。と、読み始めて確かに知己に溢れた言葉が多いのだが、結局のところ「今」の自分がその言葉たちを望んでいる、必要としているかで響き方が違ってくるのだろう。という意味で突き刺さる言葉はそれほど多くはなかった。また、違う時に手にすればその印象は大きく変わるのかもしれません。74

  • 大好き一生手元に置いておきます

  • バイブルとしてこの先も手元に残しておきたい本

  • 大切にしたいこと

  • 2章くらい、心に響く文章があった。
    著者の家族の話とかが具体的に描かれていたところ。
    抽象的な表現が多くて、全体的に響かなかった。

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著者プロフィール

昭和3年3月27日、大阪府に生まれる。昭和22年樟蔭女子専門学校国文科卒。小説家。直木賞選考委員。昭和39年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」で芥川賞を、62年「花衣ぬぐやまつわる…」で女流文学賞、平成5年「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞、6年菊池寛文学賞、7年紫綬褒章、10年「道頓堀の雨に別れて以来なり」で読売文学賞、14年キワニス大阪賞など、多数受賞。12年文化功労者となる。作風は巧みな大阪弁で夫婦あるいは男女の機微と生態を描くものが多い。近著に『武玉川・とくとく清水』(平14 岩波書店)『女のおっさん箴言集』(平15 PHP研究所)など。

「2004年 『久保田淳座談集 心あひの風 いま、古典を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田辺聖子の作品

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