- 文藝春秋 (2022年6月7日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167918927
作品紹介・あらすじ
本郷和人氏絶賛!
江戸城の外で育った「将軍の子」は、いかにして稀代の名君と呼ばれるようになったのか。
徳川秀忠の子として生まれながら生後すぐ養子に出され、
生涯親子の名乗りをあげることが叶わなかった江戸城の外で育った「将軍の子」は、いかにして稀代の名君と呼ばれるようになったのか。
江戸城の外で育った「将軍の子」はその目で何を見たのか──。
不遇にも見える生い立ちの陰には、さまざまな人との出会いがあった。
生後まもない正之を引き取った武田信玄の娘、見性院。
養父となった高遠藩士の保科正光。
陰日向に見守ってきた老中、土井利勝。
生涯、父・秀忠と親子の名乗りを上げることが許されなかった正之は、
やがて異母兄の家光に誰よりも信頼され、
大火で壊滅的な打撃を受けた江戸の再建に尽力する。
その清廉な生き方と、彼を見守った人々の数奇な運命を描き出す、
本郷和人氏が「魂を削って生まれたような本」と絶賛した傑作連作短編集。
解説:本郷和人(東京大学史料編纂所教授)
みんなの感想まとめ
多様な人々との出会いを通じて成長した主人公の生涯を描くこの作品は、徳川秀忠の息子でありながら養子として育った保科正之の物語です。連作短編集形式で、周囲の視点から彼の人柄や行動が浮き彫りになり、彼がどの...
感想・レビュー・書評
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秀忠の息子、保科正之。
その出生から、幸松丸時代、そして元服後を描く、連作短編集。
さまざまな想いを抱きながら正之と関り、その姿を浮かび上がらせ、視点人物の内面も変わっていく。
ほとんどが保科正之本人ではなく、周りの人間を視点人物にした話。
徳川家の得、武士の利益を優先するのではなく、民のことを考え、国そのものを考える。
柔軟で斬新な発想に、誰もが慕う人柄。
とても理想的な人物像。
千姫救出作戦に参加した、加々爪忠澄を主人公にした「夢幻の扉」。
町奉行としてのキリシタン改めがメインで、正之とかなりかかわりも薄く、違った切り口に感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
保科正之の生涯を描いた作品でそれなりに読ませるのだが、史実に忠実になるあまり面白みに欠けたものになってしまったのでは。
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将軍秀忠の子でありながら養子に出され育った保科正之の生涯を描いた短編集。生後間もない正之を引き取って育てた武田信玄の娘見性院、自分と境遇の似た老中土井利勝は陰日向に正之を支え、清廉な人柄に成長する。正之は色々な人々との出会いの中で成長し家光死後の江戸幕府の屋台骨を支える人物となる。
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保科正之の話
松平定信と違って、大変謙虚な所が、大変良い -
解説が歴史物の解説でよく見る"本郷和人"センセイ。
解説に登場人物をまとめてあるのも、読み終わった後にまたちょっと読み直してみようかなと思っちゃったりw
実際、つい読み返しちゃった。 -
木下昌輝が気に入ったので「戦国 番狂わせ七番勝負」で競作している時代小説家を一通り読んだ見た中で佐藤巖太郎が良かった。保科正之をめぐる、主人公がそれぞれ異なる連作短編集で、読みやすく且つ読み応えあるもので、とても良かった。保科正之を立派な人物として描き過ぎているところは気になったが。
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名君であった初代会津藩主、保科正之公についての物語。江戸時代になり戦が無くなった世の中でもいろんな社会不安はある。権威を笠に着ることなく、常に民のことを考える姿勢には心打たれる。大きな話の展開があるわけではないが、時代小説が好きなら、その世界に浸れるのではないだろうか。
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保科正之公のファンなので、楽しく読んだ。あっさりと終わってしまった。もっとたくさん名君エピソードがあるはずなので、続きが出ると嬉しい。
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【保科正之はいかにして「稀代の名君」になったか】徳川秀忠の子として生まれながら生後すぐ養子に出され、生涯親子の名乗りをあげなかった初代会津藩主、保科正之の数奇な運命を描く。
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著者プロフィール
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