- 文藝春秋 (2022年7月6日発売)
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感想 : 13件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167919115
作品紹介・あらすじ
古来より「恥の文化」の中で謙遜しながら生きてきた日本人。
しかし、SNSが人々の心に眠っていた自慢欲求に火をつけた!
SNSの発展とともにどんどん高度になっていく自慢テクニック。
……実は、清少納言も兼好法師も自慢したくてたまらなかった?!
単行本『センス・オブ・シェイム~恥の感覚』を改題して文庫化。
文庫化を記念して、酒井さんとともに、
生粋の“恥ずかしがり屋”を自認する女優の小林聡美さんとの爆笑対談を収録。必読です!
「マザコン」が罵倒語だった時代ははるか遠く、
「僕がいちばん感謝したい人はお母さんです!」と公衆の面前で母親をハグする若者たち。
昔の親は、謙遜のあまりわが子を「豚児」よばわりしていたが、
今ではSNSで「ウチの王子」「姫」と堂々と愛でるように……。
古今東西、移ろいゆく「恥の感覚」を名エッセイストが読み解く抱腹絶倒・共感必至の一冊。
みんなの感想まとめ
「恥の感覚」をテーマにしたこの作品は、古来からの日本人の謙遜文化と現代のSNS時代における自慢欲求の変化を描いています。読者は、自分だけが恥ずかしさを感じているのではないと共感し、安心感を得ることがで...
感想・レビュー・書評
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面白かったです。私にもなぜか恥ずかしくて言えない言葉、あります。周りの人とそんな会話したことなかったから、この本を読みながら私だけじゃなかったのね~とホッとする。SNSは自慢だと私も思う。それを以前、ブログに書いたら怒って反論した人、いました(笑) 今回の本もそうだけど酒井さんはテーマ選びが絶妙で、一つのテーマの深堀もとことんするから面白い。そうそう、その通り~と頷きながら読み進め読了。
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恥ずかしくないかどうか
は私の行動基準の中でかなりウエイトがある
他人を見る尺度としても重要
本の内容は興味深かったが
文章表現があまり好きではないかな -
兼好法師は、『徒然草』のなかで、そんな含蓄のあることを綴っていたのかあ、と思うと同時に、高校の時に習ったはずなのに、理解もしてなく覚えていない自分が恥ずかしくなるのでありました……。
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私自身も恥ずかしさを感じやすいタイプで、最近は特に「恥ずかしい」と思う瞬間が増えた。
そんなときは「自分と周りに期待しすぎていないかい?」と自分に問いかけたい。
「恥ずかしい」と感じたら、必要以上に自分を縛らず、まあ日本人は先祖代々恥ずかしがり屋気質であり、その遺伝子には逆らえないし、いつか羞恥心もすり減っていくんだから、今は恥とうまく付き合っておこう、と、気楽にかまえておきたい。
そして、いつか自分が歳を重ね、羞恥心が摩耗して、恥ずかしさから離れられる日を、辛抱強く待ってみることにする。 -
恥への考え方、すごくおもしろかった!
気にしすぎですよーと思うこともあればわかるわかる!と頷くこともあり。
親への感謝はアピールみたいに思えて私もモヤってするなあ〜
それどころか、SNSって本来は自分の書きたいことを書けばいちんじゃないかなとは思うんだけど、嫌なら見ないでください!って言葉にはすごいイライラしてしまって。
だって書くのが自由だったら見るのも自由だし、それに対して直接攻撃するのは違うかもだけど色々感じて何か思うのも自由なんじゃないの、、?と思うけど、、、。
嬉しかったこと、悲しかったこと、自慢したいこと、これら全部別にSNSに書かなくたって生きていけるのに、思わず書くって選択をしてしまった、「ねぇねぇ見て見て〜〜ねぇ見てよ〜〜」って気持ちが恥ずかしいのかな?
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さくっと読了。
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色々な恥があって、あー!分かる!って共感するものもありました。著者さんは年齢が高い方だと思うので、そこも気にする?みたいな世代間ギャップも感じ面白かったです。
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中年とSNS、実によくわかる。感謝にテレない時代、同じことを思っていた。クールジャパンの痛さ、つらい。すべてヒトゴトではなく、常に恥の感覚・記憶と戦って、「穴があったら埋まりたい」「どこか遠くに行ってしまいたい」「ギャー」と思考がループする自分にとって、これほど日常的な恥の種類を丁寧にさらってもらって少し楽になった。少しだが。
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エッセイが、上手すぎる。日々なんとなく感じてるあれこれが「そうソレソレ!」に纏まってる鮮やかさ。
著者プロフィール
酒井順子の作品
