朴念仁 新・秋山久蔵御用控 十四 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2022年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167919184

みんなの感想まとめ

成長や探求をテーマにした物語が展開される中で、登場人物の成長を通じて時の流れを感じることができる作品です。特に、主人公の息子である大助が「朴念仁」と呼ばれるようになる背景には、大人としての一歩を踏み出...

感想・レビュー・書評

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  • 南町奉行所吟味方与力の秋山久蔵こと「剃刀久蔵」は、普通は温和な人物だが、悪党に対しては情け無用の冷酷さを秘めている。その久蔵が悪を裁く物語です。

    【朴念仁】
    秋山久蔵の息子・大助の袂に「助けてください」と女文字で書かれた結び文が入っていた。盗賊に押し込まれた甘味処「桜や」のおみよが、通りかかった大助に助けを求めた。

    【持逃げ】
    仏具屋「念珠堂」のおかみ"おかよ"と手代の宗吉は、主人の喜左衛門を首吊り見せて殺し、番頭の吉兵衛を殺して。番頭が、借金返済のために集めた三百両を持ち逃げしたと訴えた。

    【笑い者】
    旗本の水野純之介は、居酒屋で浪人・片岡誠一郎にとがめられたのを恨んで刺客を雇って片岡を殺す。それを知った友人の御家人・村上正兵衛が、秋山久蔵の助けをかりて刺客を討ち果たす。

    【日本橋】
    甘味処「もみじ」のおすずは、5年前に別れた朋輩のおこまと会うために約束の場所の日本橋で待っている。おこまは、盗賊木更津の半七の妾になっていた。会いたくても会えないおこまを秋山久蔵が後押しをする。

    【読後】
    字も大きく、短編で読みやすく、展開が早く、勧善懲悪で、筋書も簡単で、淡々と物語が進んで行くそこがいいです。そして、このシリーズは長く読んでいるために場面場面で勝手に映像が浮かんできます。朴念仁、持逃げ、笑い者、日本橋、の短編4話のうち純真な少女たちの友情を書いた「日本橋」がよかったです。
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    秋山久蔵御用控シリーズ44作目
    朴念仁 ー 新・秋山久蔵御用控シリーズ(第2期)14作目《文庫本》
    2022.08発行。字の大きさは…大。2022.11.04読了。★★★☆☆
    朴念仁、持逃げ、笑い者、日本橋、の短編4話。
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    《新・秋山久蔵御用控シリーズ一覧》
    14.朴念仁 新・秋山久蔵御用控 14作目 2022.11.04読了
    13.雨宿り 新・秋山久蔵御用控 13作目 2022.09.18読了
    12.凶状持 新・秋山久蔵御用控 12作目 2022.02.08読了
    11.残り香 新・秋山久蔵御用控 11作目 2021.10.03読了
    10.隠れ蓑 新・秋山久蔵御用控 10作目 2021.07.08読了
    09.紙風船 新・秋山久蔵御用控 9作目 2021.04.28読了
    08.偽久蔵 新・秋山久蔵御用控 8作目 2020.09.29読了
    07.小糠雨 新・秋山久蔵御用控 7作目 2020.06.04読了
    06.忍び恋 新・秋山久蔵御用控 6作目 2020.01.08読了
    05.新参者 新・秋山久蔵御用控 5作目 2019.09.05読了
    04.返討ち 新・秋山久蔵御用控 4作目 2019.05.27読了
    03.裏切り 新・秋山久蔵御用控 3作目 ブクロク登録前
    02.騙り屋 新・秋山久蔵御用控 2作目 ブクロク登録前
    01.恋女房 新・秋山久蔵御用控 1作目 ブクロク登録前
    ※1作目~3作目は、ブクロク登録前に読んだため登録していません。

  • 長いシリーズは息子の成長で時の流れを感じ取る☺️
    (大助、朴念仁と言われるのは大人に見られ始めたからだよ)

  •  期待が大きいが故の落胆ならいいのですが。藤井邦夫さんですからそれなりに楽しませてくれますけれど、往年のキレがなく、テンポもイマイチな感じがします。「朴念仁」、新・秋山久蔵御用控№14、2022.8発行。朴念仁、持逃げ、笑い者、日本橋の4話。

  • 【久蔵の息子に託された、生死をかけた願いとは……。シリーズ第14弾】秋山久蔵の息子、大助の着物の袂に、助けを乞う文が入れられた。身に覚えのない大助に、久蔵は探索を命じる……。シリーズ第14弾。

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著者プロフィール

1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」「水戸黄門」などの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、多くの時代小説を手がける。「新・秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」「日暮左近事件帖」「江戸の御庭番」などのシリーズがある。

「2022年 『野暮天 大江戸閻魔帳(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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