楽園の烏 八咫烏シリーズ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2022年10月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167919405

作品紹介・あらすじ

<シリーズ累計180万部突破>
「八咫烏シリーズ」新章スタート!

新宿の片隅でたばこ屋を営む青年・安原はじめ。7年前に失踪した父から「山」を相続した途端、「山を売ってほしい」という依頼が次々と舞い込み始める。そこへ現れたのは、“幽霊”を名乗る美しい女。山の秘密を知るという美女に導かれ、はじめはその山の“中”へと案内される。
その場所こそは、山内と呼ばれる異界。人の形に変じることのできる八咫烏の一族が統治する世界だった――

猿との大戦(『弥栄の烏』)より20年の時を経て、物語は現代の風景から始まる。
舞台は次第に「山内」へと移り、動乱の時代を生き抜いた八咫烏たちの今、
そして新たなる世代の台頭が描かれる。

第1部以上のスケールで展開される、傑作異世界ファンタジー。

みんなの感想まとめ

異界に繋がる山の秘密を巡る物語が展開され、主人公の青年・はじめが父から相続した山を通じて、八咫烏の一族との関わりを深めていく様子が描かれています。シリーズの新章では、過去のキャラクターたちの変貌や、権...

感想・レビュー・書評

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  • 先輩からお借りした本の続きです。

    短編を読み終わってからの長編で、一気に時代が進みました。

    最初は八咫烏の世界だけ。
    あー八咫烏の世界のファンタジーなのかぁって思ったところに大猿登場。
    からの八咫烏と山神と猿の関係。
    からの、八咫烏と猿と山神と人間。

    短編色々挟んでからの人間と八咫烏。
    今ココです。八咫烏の世界に人間世界から山を相続した安原はじめがやってくる。

    雪哉はその頃もうおっさんになっていて、かなりの役職(^◇^;)
    めっちゃ偉い人に。

    雪哉は悪い人なのか良い人なのか??
    今までこの本を読み続けてきた人は多少なりとも混乱しそうな回でした(^^;;




    さて、私は人付き合いが苦手で、家に1人で居るのを好むタイプなのですが、時々猛烈に年上の女性から好かれることがあります。

    会社でも何度か煩わしいくらい年上の女性に誘われることがありました。
    ここ暫くは平和だったのですが、久々に来ました(-。-;


    旦那の新入社員の頃の先輩女子からのお誘いがありました。
    え?何で私?旦那じゃなくて私を誘うんですよ。私会社ですれ違ったことすらないのに、何で!?何で私なのよ!!。゚(゚´ω`゚)゚。

    実は以前もこの方に、私が仕事中なのに、「今すぐガスト来て!」って呼び出されたことがありまして。超苦手だったんです。゚(゚´ω`゚)゚。


    またかよ。゚(゚´ω`゚)゚。
    前回は旦那が浮気したって話を5時間聞かされました。゚(゚´ω`゚)゚。
    知らんし。そんなの私知らんし。゚(゚´ω`゚)゚。


    今回はその旦那とは別れたと。会社も辞めたと。定年になったんですと。
    そして、今ダイエットトレーナーを目指していると!

    あーーーー!だからかっ!だから小太りの私かっ!納得いきまくったわ!だから私かっ!
    33000円払ったら痩せられるって。
    だから私かっ!!!


    そしてさらに、「私一旦定年退職で辞めたけど、その後保険やさんになったから」と。

    あーーーー!!保険の外交員かっ!
    私をカモにする気かっ!!!

    絶叫読んでますからね!
    私カモにはなりませんからねーーー!!!

    今回は4時間半で抜け出してきました。
    私の貴重なお休みの時間を、どうか奪わないでーー。゚(゚´ω`゚)゚。

    本読ませてーーーー。゚(゚´ω`゚)゚。

    誘われても断れる勇気が欲しいです。
    もっともっと強い人間になれるように精進しますm(_ _)m



    • ultraman719さん
      「幸福の科学」の創始者ですね。
      大川隆法さん。

      スッキリしたから、ビール進むでしょ!www
      「幸福の科学」の創始者ですね。
      大川隆法さん。

      スッキリしたから、ビール進むでしょ!www
      2025/09/05
    • 1Q84O1さん
      です!です!
      幸福の科学です!
      です!です!
      幸福の科学です!
      2025/09/05
    • bmakiさん
      ウルトラマンさん、一休さん

      スッキリする前からビール飲んでましたd( ̄  ̄)
      今はサッポロクラシックです。
      これがめっちゃ美味いのです。゚...
      ウルトラマンさん、一休さん

      スッキリする前からビール飲んでましたd( ̄  ̄)
      今はサッポロクラシックです。
      これがめっちゃ美味いのです。゚(゚´ω`゚)゚。

      宗教なんかやらなくても、ビールがあればみんなハッピーになるのに。
      嫌なことぜーんぶ忘れちゃうのに♪

      一休さんは今日もお水で、パーっと嫌なこと忘れちゃって下さいm(_ _)m

      ウルトラマンさんは今日は映画ですかね?
      今日も一日、楽しんで下さい (๑˃̵ᴗ˂̵)و
      2025/09/06
  • ここでまた人間界の人物が登場。

    彼が山内へきて、皆に問いかける『ここは楽園か?』という質問がなかなかにえぐいなぁと思いつつ読んでました。

    楽園って実は地獄なんじゃないかと私は思うところがあり(『失楽園』のアダムとイブとか同じタイトルの諸星さんの『失楽園』などでそう思うってしまったんだよねぇ)、独裁者のいる世界ではやはりそこが楽園と信じている人々もいるわけでね。

    そんなことも思ってしまった作品でしたね。

  • 「楽園=地獄」だと述べる雪哉の変貌ぶりに衝撃を受けた…
    これほどまでに変わらなければ
    人の上に立てないというのだろうか。
    勁草院時代の雪哉が恋しい…

  • 大好きなファンタジー
    八咫烏シリーズ8巻目
    第二部が始まった!
    第一部6巻目で終わりかと思ったら、外伝的な7巻目のあとがきに、第二部に続きます、とあったので楽しみにしていた。
    けれど、文庫版に時間がかかり、この頃の記憶力低下のせいか、読み始めのうちは、千早?誰だったかな……
    読み進めるうちに思い出したけれど、雪哉の変わり方にはびっくり!
    しかし それも終盤、次の巻で明らかになりそうな予感。
    20歳で、1巻目を書き松本清張賞!
    今31歳位で、段々上手くなっている。
    これからが、とても楽しみ。

  • 第一部の読了から半年強空いたものの、読むと再び八咫烏の世界に引き込まれていった。
    今回は人間界から話がスタートし、タバコ屋を営む冴えない中年男、安原はじめが中心人物。はじめが養父から相続した「山」には何か想像もつかない秘密が隠されている。「幽霊」とともに山を目指したはじめは、山の中にどんな世界を見るのか…

    山内世界は第一部の猿との大戦より20年の時が流れている。
    中央で政治的実権を握るのは雪斎、かつての雪哉なのだが、まあだいぶ非道な権力者になってしまったなというのが一番の印象。長束に言わせると「必要性の奴隷」であり、すべてを合理性で考え、物事を進めるのが雪斎だ。
    そんな雪斎が実質的に統べていると言って過言ではない今の山内は果たして楽園なのか。はじめとともに改めて山内を旅しながら、そこに暮らす八咫烏たちの生活を見て、楽園とはどんな場所か、楽園には何が必要なのかを問うのが、今回の主題になっている。
    どんなに恵まれた環境でも、いい物がたくさん与えられても、自由や人とのつながりがないと人は幸せに生きていけないのだと改めて考えさせられた。

    はじめは最初「大丈夫かこいつ」と思うほど適当すぎる人物に見えたが、なかなか頭が切れるところもあり、最後に明された正体には驚き。
    またラスト1ページは「幽霊」の正体もほのめかされており、空いた20年に何が起きていたのか気になる。
    雪斎、長束の他、千早が再登場したのは嬉しかったが、若宮や浜木綿、明留らが今どうしているのかは全く描かれず、謎が残る。
    次回で過去に戻ってその辺りが見えてきそうなので、読まなければ。

  • 今回から八咫烏シリーズは第2部に突入!

    優れた参謀であった(私の大好きな)雪哉は
    いけすかないトップへと成り上がっていた。
    (すごく悲しい…)

    民の為に…と、考えられた地政に
    外界から『幽霊』に連れてこられた人間は
    違和感を覚える。

    花街で働かなくても良くなったとしても自由は奪われている。
    家族はバラバラにされている。
    しかし当人達は
    『この暮らしはとても良い』
    と、口を揃えて言う。

    何か宗教的に洗脳されているかのよう…。

    それにしても『幽霊』は何者?
    何で金烏は出てこない?
    雪哉達の本当の考えは?
    (まだ大好きな雪哉が悪徳政治家になってしまったと
    信じたくない私)

    正直言って今までより面白くない…と、
    思いながらようやく読み終えたのですが
    最後まで読むとやはり続きが気になります。
    (雪哉がただの悪者ではないことが判明しますように)

  • 八咫烏シリーズ第二部。
    作者さん、どこまで想定していたんだろう。

    八咫烏の住む山内の権利を、現実世界の人間が父親の失踪によって譲渡される所からのスタート。
    八咫烏側としては、人間たちに勝手に開発されては困るわけで。
    なんとかして、はじめの持つ権利を奪いたいと考えている。

    そんな所で、中年雪哉の登場!
    なんか、やってること見てると、鎌倉殿の義時を彷彿とさせるんだよね……。
    恐らくは山内の維持のために、露悪的に振る舞う様子とか。陰謀に陰謀を重ねて、相手をゲームセットに持ち込んじゃう所とか。

    そうして、今部のテーマとは何なのか。
    ラストにバタバタと明かされる情報だけでは、まだまだ見通しが立たないんだけど。

    とりあえず一年に一度の楽しみは継続。嬉しい。

  • 最初この作品を読んだ時と、その先を読んで戻ってきたのでは感じ方が異なる作品。何度読んでも美味しい。このタイミングでの再読は正解でした。

    一章から何十年経っているのだろう?
    貴族と貧民と外界からきた人間の三つの立場。
    あの雪哉がヒール役になっている。
    一度目は戸惑いが大きかった。
    二度目は雪哉より他の人がヒールに見えた。(千早除く)

    私の中に変わらずにある雪哉への絶対的信頼。雪哉はエレンなんだ、と私は勝手に思い込んでいる。

    この作品を最初に読んだときは一章と雰囲気が違いすぎてこの先楽しめるか不安だったが、この二章のための一章だったと思えなくもない再読でした。

    2025.3.15
    59

  • 巻を追うごとに面白くなる。果たして山内は楽園なのか?

    まずは雪斎こと雪哉の独裁っぷりよ。安原さんは早々に、その行き過ぎた合理性のヤバさに気が付いて警戒してたね。幼少期からその根幹は多分変わってないと思うけれど、あの頃は行動思想以上に家族と故郷への愛情が溢れてた。それが今や、山内の存続の為ならばと、人情を切り捨てすぎやしないか。何回茂さんに帰ってきてほしいと思う場面があったか。多分、彼が唯一情で雪哉を止められる人だった。

    一方で、山内を楽園と胸を張る頼斗。傍から見たら疑問しかない世界だが、安原さんと見て回って徐々に違和感を覚えていき。結果的に外へ出たけれど、彼の監視は継続すると。楽園の正体を知った上で尚の行動ならば、やはり人(烏)の性質はそう簡単には変わらないなと再認識させられた。
    千早の生存確認が出来たのは嬉しかった。ただ、彼の言葉で明留の生存が不安になった。千早の友人は彼のことだと思うし、あの言い方だともしかしたら…。

    今回は、安原さんを通して雪哉の独裁政権下の山内を俯瞰的に把握出来た。その中でも特に気になったのが、山内の今後はもちろん、金烏家族の行方。奈束さんは出てきたけど、不自然な程に奈月彦さんが出て来ない。若い金烏ってワードがあったので、考えたくは無いけど、明留と同様に……と想像してしまう。
    楽園、フリガナは“地獄”では?なんて。でも、少なくともこの山内はらくえんでは無いと思う。

    本当にこのシリーズは面白い。久しぶりにどっぷりハマった物語。引き続き次巻も読んで、その後を早く知りたいと思った。

  • 単行本を何年か前に読んで、雪哉がすごい恐ろしいことやるようになってるぞ...雪哉変わっちまったよ...の印象が強かった。
    最後の雪斎の一言にえ、どういうこと?と疑問を持つ終わり方。
    20年の間に何があったかは次の巻を早く読んで確かめたい。

  • 八咫烏シリーズの第2部開幕とあって、ファンの期待を背負った形での発売だ。1部の登場人物がこぞって現れ前作から20年後の世界が描かれる。山内と人間界との関わりが明かになり、烏と猿、人間、天狗、そして新たな登場人物たちの思惑が交差して事件が起きる。
    八咫烏シリーズはファンタジーという形を成した政治の話だも思う。そんなこと考えていたのかお前は!!と話が進むにつれて明かされるこの20年の出来事と、さらにこれから。
    ここは本当に楽園なのか?、何をもって楽園なのか。
    あっという間に読みきってしまう面白さはさすがだ。

  • 物語の導入から最後まで極上の推理小説を読んでいるかのようでした。ラストは圧巻です。果たして本当に楽園なのか。考えますね。

  • 本作品の見どころは雪哉の豹変ぶりだ。

    第一部の八咫烏シリーズの中で、一番緻密かつ複雑に何度も描写された雪哉。

    幼少期の雪哉(シリーズ2)と雪哉の成長する生活(シリーズ4)を読んで、雪哉を好きになるしかないほど、雪哉は魅力的なキャラクターである。

    そんな雪哉を投影したまま本作品を読み進めると、「かわいかった雪哉がそんなことするはずない」と叫びたくなるほど別人だった。

    果たして雪哉改め雪斎は、八咫烏の民に生きやすさと、不満の矛先を宮中(金烏)に向かせないために、捏造した猿を作り出したのだろうか?
    雪哉がなぜ虚構の猿を作ったのか。

    本作の主人公はじめは、「楽園に必要なもの」を雪哉が持ってくれば権利を渡すと言った。本作の後半で、はじめは、答えは「人、そして、人との関わりは喜びだ」と明らかにした。

    この言葉を噛み締めているうちに私は、雪哉が茂丸の遺体に絶叫し、炭になった体に縋り付く姿がよぎった。

    唯一対等に話し合えるかけがいのない友人を奪った、山神・大猿に復讐心が感じとれ、ゾッとしてしまった。

    杞憂で終わればいいなと、現段階読み進めてきて、切に願う。

    引き込まれる世界観を作り出す著者様に感謝である。

  • この巻からシリーズ2へ入りましたが、シリーズ1から20年後になっています。

    まず初めに【これは絶対!】ということを書きますが、『シリーズ1を読み終わってから読み始めること!』

    今作にて、なんとなくシリーズ1の主人公と言える『雪哉』の立場になると思う(つまり主役的人物)のは、頼斗という貴族出身の山内衆です。

    とはいえ、性格は雪哉とは違っていて、
    差別的ではないものの、どことなく勁草院入学当初の明留のような雰囲気を感じます。

    そう思って読んできたら、
    p.263で千早の口から、勁草院時代に明留と雪哉が千早の妹の身柄を西家に移す時の出来事が語られながら、頼斗に対して『少しあいつ(明留)と似ている』との言葉が!

    20年後の世界で、実際に現場を(この巻の主人公として)行き来して動いているのは、前巻までの人物ではないけど、
    千早や雪哉や長束が出てきて、その後の話や関係性を知って切ない。

    なぜならば!
    『弥栄の烏』では、だんだんと雪哉が大義のためにわざと嫌われるようなことをしたり、非道に振る舞ったりをするようになっていたし、その雪哉の“わざと”は友人たちに伝わらないしで、
    そのままの関係性でシリーズ1が終了しているのです。

    今作で長束が出てきた時(p.216)に、
    「奴は、必要性の奴隷だからな」と雪哉について語るわけです。

    たしかにシリーズ1の『空棺の烏』から、合理主義で行動している雪哉を知っている。

    茂丸を山上に殺され、そこから空っぽになった雪哉を知っている。

    でも若宮の子に笑いかけられた時に、空っぽではなくなったのではないか⁈と期待してシリーズ2へ踏み出している我々読者。

    その上でシリーズ2に入っても長束に
    「必要性の奴隷」と言われている。

    雪哉の辛く悲しい道のりを思うと、心がギュッとしたように切なく感じます。
    でも確実に、20年前よりも心が強くなっているんだなと読み終わりに思います。

    この間では若宮は出てこなかったけど、
    今の若宮は雪哉のことをどう思ってるんだろうね?


    さて、雪哉メインで感想を書きましたが
    さほど雪哉が出てくるわけではありません。
    上記したように、主人公となるのは頼斗と人間の「はじめ」、そしてそこに加わって千早の3人です。

    シリーズ1では、
    “八咫烏 対 猿(や、山神と外界)”
    でしたが、今の山神は一代限りだと終着しましたが、
    そこをどう山内を存続させていくかという問題で進んでいくというところまでだったのに対し、
    シリーズ2の始まりである今作からは
    “山内 対 山内”
    身内同士の戦いになるわけですね。

    外界から来た人間の「はじめ」という存在が、
    山内内部と繋がることでの面白さがあります。

    外界に広がりながら山内の戦いに展開していきそうですが、今作ではわからなかった明留・真赭の薄・若宮・浜木綿がどうしてるのか気になります。

  • 年数が経った後の山内、新章…ということで、なぜか
    私は、もう雪哉には会えないと思っていた。
    だから会えたのは嬉しかった。
    40を過ぎた雪哉は想像通り立派だったけど、その身
    を山内のためだけに捧げていて、それが少し寂しかった
    かな。でも、とても雪哉らしいと思った。
    それ以外の選択をするとは考えられないと思うほど。
    他にも懐かしい名前がちらほら。
    所有権を持ったはじめもなかなか曲者で…侮れない。
    雪哉が信頼してる頼斗だから大丈夫だと思いたいけど、
    心配。
    トビがどうなるのかも気になる。
    雪哉ははじめから、はじめは雪哉から学ぶことがある
    んじゃないかと思う。
    山内の存続のために和解も協力も出来るんじゃないか
    という希望を持って続きも読みたい。
    紫苑の宮?? 調べてしまった。
    今後の展開も面白そう。

  • 「亡霊の烏」後に再読。
    初読のときは、1部からの落差に衝撃を受けて茫然としてしまい、内容がよく入ってこなかった。
    5巻まで読んでから戻ってくると、それぞれの思惑や舞台裏で起こっていることを知っているから、展開を楽しみながら読めた。
    改めてすごい作品。最終巻が楽しみだ。

  • 人間界の世界かぁ〜( ; ˘-ω-)と思って二部は本で読んでなかった。(世界が広がりすぎるのは収拾がつかなくなりそうであまり好きではないので……)

    amazonAudibleお試し期間に一部を聴いてそのまま二部まで突入してみた!!後半にかけて安原はじめの言動に引き込まれ…えーそうくるかぁ( ꒪⌓꒪)という結末!!

    雪哉も大人になってその変貌ぶりにも驚き。
    どうしてこんなに変貌したのだろう?

    絶対続きが読みたくなる展開です。

  • 作中では20年後が描かれていたが、一気読みしてる身としては、いきなり未来へタイムスリップしたような感覚で戸惑った。
    あの雪哉も変わりよう…に驚きつつ、んん〜それも雪哉っぽいと言えば…ぽいか?とも思ったり。雪哉の大胆な発想や行動力も、まだ子供の域を抜け切っていないからこそ、大人をやり込める爽快感?みたいなものを楽しめていたのかも。年を重ねるとそれが鼻に付く老獪さに変化したというか…。でもやってることや考えてることの根底は同じっていう、なんとも奇妙な面白さを感じて、また作品の変わりように驚いた。
    この後が全く予想できない…楽しみすぎる。

  • 新章の幕開けを感じさせられた!
    すべて博陸侯の手の上かと思っていたらまさかの大どんでん返しに最高に痺れました。
    このシリーズは本当に毎回面白い。
    そして読み進めるたびに雪哉の雰囲気がガラリと変わってしまう。彼への評価はバラバラだし、今回の非道な言動含めてますます彼がわからなくなりました。
    山内を守るため、が真意なのか、あえて悪役じみたことをしているのか。
    そこも含めて続きが楽しみです。

  • 第二部スタート。この巻の実質的な主役・はじめの声が、津田健次郎さんの声に頭の中で変換されてしまった。アニメに登場する際はぜひ。津田さんで。
    それはさておき、たおやかな王宮物語から始まったシリーズが良くも悪くもどんどん群青色になっていくなあ、という印象。鮮やかでもあり、澄みきったものでもあり、けれど、腹黒さを隠しもった、まさに、烏(からす)の物語。いつのまにやら狡猾な宰相へと変貌していったあの彼の姿はやや悲しくもある。

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著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』(NHK出版)刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿部智里の作品

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