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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167919429
作品紹介・あらすじ
計75万部突破、人気シリーズ第9弾!
助けを求めているのは、いったい誰?
一枚のメモが謎を呼ぶ。
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、
秋のある日、日課の散歩の途中、
<たすけて>と書かれた一枚のメモを拾う。
折しもその日の夕方、紅雲町では女子中学生が行方不明に。
メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、直後に少女は家出と判明、メモの件は放置される。
腑に落ちないお草は周辺をあたり、独居の老女が自宅で倒れているのを発見、救助する。
ところが数日後、留守のはずの老女宅に人の気配を感じて――。
助けを求めているのは、いったい誰なのか。
日常に潜む社会のひずみを炙り出しつつ、
甘いだけではないお草さんの言葉が、
読む人の背中を押してくれる吉永南央の大人気シリーズ。
みんなの感想まとめ
日常の中に潜む謎と人間ドラマを描いた物語は、主人公のお草さんが「助けて」と書かれたメモを拾うところから始まります。このメモが引き起こす一連の出来事は、ただのミステリーに留まらず、社会のひずみや人々の心...
感想・レビュー・書評
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紅雲町珈琲屋こよみを知るきっかけになった本。ようやくここまでたどり着いた。
シリーズ第9弾。
「助けて」という紙を道端で拾う。果たしてこの紙は”本物”なのか?お草さんが出会った家族とは?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「たすけて」と書かれたメモに対して、私は向き合う自信がありません。巻き込まれて怖い目に遭うのは嫌だし、自分が力になれるとも思えない。お草さんは、そのメモを書いた人の置かれた状況にまで思いを馳せて、何か出来ることがあるなら…と、手を差し伸べようとする人。現実には難しいかもしれないけれど、困っている人に寄り添う気持ちは忘れないでいたいと改めて思いました。
しかし、私が中学生だったのは40年以上も前だけれど、未だに髪型や服装にくだらない校則があるのには驚きます。「みんな違って、みんないい」と言いながら、みんなと同じであることを強制する学校という場所には、馴染めない方がまともなんじゃないかとさえ思います。校則なんて、全部なくしてしまえばいいのに。「人にやさしく」これだけ守ることができれば、充分だと思います。 -
全く内容も知らず、シリーズ物だとも知らずに読みました。
お草さんの身近におこる話。
少し推理小説みたいに謎めいた展開でもあり、人生長く生きていて、いろんなところに気が回るお草さんの行動も面白く、生きていく上での参考にもなりました。また、こんな風に歳をとっていけたらなと思いました。
このシリーズ、初めから読んでみようかな。 -
小蔵屋さんは相変わらず繁盛してますね。小さな町の雑貨屋さんてそんなに人が入るんだろうか。若い二人にも不穏な展開がチラっと見えて、ゾワゾワしますね。
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路に落ちている「たすけて」と書かれたメモ、行方不明の女子中学生…、相変わらず、お草さんの周りは騒がしい…。
お草さんを知らない人々は、彼女を「お節介婆さん」だと思うのだろう。
だが、彼女のちょっとした「お節介」が、人を救い、
人と人との絆を強めもする。
そんなお草さんの物語、「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズも、
もう、九作目。
九年間、実家に引きこもり、
母親が倒れても、周囲に知らせもせず、
ただ、メモ帳に「助けて」と書き、外へ放った男、
家出か、誘拐かと、周囲を騒がせた女子中学生の聖、
時代錯誤の校則を掲げる校長、久美と母親との確執、
そして一ノ瀬との間に生じ始めるひずみ…。
相変わらず、お草さんの周りで、突然に発生、あるいはじわじわと
浮き上がってくる問題。
見守るか、あるいは、関わるか、
関わらない、を選んだとしても、その底には、彼女の優しさがある。
ワタシの傍から、続けて身内がいなくなった今、
お草さんの「いずれは、一人になる」という言葉が、重い。
人はどうしたって一人。
誰もかれも孤独で、それは歯を食いしばって耐えるしかない。
紅雲町で起こる問題は、それぞれ、とりあえず収まってはいくのだが、
聖の抱える問題は、決着をみなかったような…、
この続きは、次回待ちか…。 -
日課の散歩の途中で拾った「たすけて」と書かれたメモ。
一体誰が書いたのか。
一度気になったら放っておけないお草さんの行動力は凄い。
会社、学校、家族。お草さんには関係のないところで起きている問題を、お草さんの地道でささやかな行動が解決してしまった。
回り回って繋がっているという感じ。
押し付けがましくないお節介が、誰かの背中を押してくれる。
久実ちゃんと一ノ瀬さんは、これからどうなっていくんだろう。
幸せでいて欲しい。 -
我が街にもありそうなエピソードが沢山。今回は全体的に着地してホッとしたが、唯一気になるのは「どこまで会」。連絡取れるといいが…。
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著者の「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズは既に全10作ほど刊行されているそうで、僕が読んだのは本作が2冊め。ではあるのだが、第1巻、2巻と順を追って読んで来たのでは毛頭なく、最初に読んだ2年前は(当時の)最新巻。そもそもシリーズ物だとは知りもせず、たまたま書店で手にした本が面白そうで読んでみた。本作もまた同じく、書店で手にした本がたまたま同シリーズの1冊と知り、以前読んだ1冊目がそこそこ面白かったのを思い出し、買い求めて読んでみたというワケだ。
ところが。
やはりこうした連作物、シリーズ物は、素直に刊行された順序通りに読んで行くのが常道なのかも知れない。
結論から云うと、期待したほど面白く楽しめない一冊と相成った。
その理由の一つはやはり「ランダム読み」の限界か。
シリーズ全体としては非常に面白いテレビの連続ドラマのうち、重要な前半部分を見ずにいきなり途中の回を初めて見たのでは、当該の回を十分に理解し楽しむために必要不可欠な登場人物の予備知識や重要な伏線をすっ飛ばして見ることに。なるほど、これじゃあ、その「途中回」だけ見ても、面白さや魅力も半減だろう。
ただ、同じシリーズ物、連作物でも、読み切りマンガのような「一話完結」「舞台も設定も登場人物も一話ごとに独立」という形なら、必ずしもそうではない。
本作の場合は、僕にとっては不幸なことに、後者ではなく前者だったわけだ。
主人公「草」と、彼女を取り巻く主要な登場人物や環境設定は何れもとても魅力的だし、表現、描写も読み易い。しかし一方、連続物ゆえに、そうした登場人物や舞台設定の「今」に至る必然は当然「過去」にあるわけで、その過去については「前巻」一式を読んでいないことには十分には理解できない。そんなもどかしさが拭えない。
ただ、それだけでもない気もした。
本巻に限った話かも知れないが、物語そのものの筋書や組み立てにやや現実離れした飛躍や過度の創作が感じられることが少なくなかった。前に読んだ1冊ではあまり感じなかった印象だ。
ともあれまあ、本書本来の魅力に触れる為にはやはり、素直に刊行順に従って読むほかない。
おそらくたぶん、そういうことだ。 -
ほのぼの系。品のいいお婆さんで、読んでいて気持ちのいいお話でした。
知らずに読んだが、大人気シリーズの9冊目だったらしい。
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、
秋のある日、日課の散歩の途中、
<たすけて>と書かれた一枚のメモを拾う。
折しもその日の夕方、紅雲町では女子中学生が行方不明に。
メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、直後に少女は家出と判明、メモの件は放置される。
腑に落ちないお草は周辺をあたり、独居の老女が自宅で倒れているのを発見、救助する。
ところが数日後、留守のはずの老女宅に人の気配を感じて――。 -
毎朝の日課の途中で「たすけて」と書かれた一枚のメモを拾ったお草さん。助けを求めているのは、いったい誰なのか。
自分がこんなメモ拾っても、気にはなるけど関わろうとはしないだろうな。不気味で。
でも、お草さんみたいな年の重ね方はしたいと思う。
親が高齢になってきて、このシリーズに出てくる話が他人事じゃなくなってきた。考えないとなー。 -
お草さんが拾ったメモ用紙には「たすけて」。夕方には女子中学生が行方不明の一報が。
いろいろな情報を耳にしながらお草さんは考え、動く。読みきれない人の心を考えの隅において。
そして出会うのは…… -
大仰なことは起こらず、様々な人生が動く。自分のことは自分で噛み締めるしかなく、だからこその味わいであることを肯定できる。
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なんか…今回…あっちもこっちもでまとまりが無い感じ??
引きこもり家族の話は…あるんだろうな…
草さんのおせっかいが今回いい方向に働いたけど
難しい問題だなーと -
【累計70万部突破、人気シリーズ第9弾!】「小蔵屋」を営むお草は、日課の散歩の途中、道端で「たすけて」と書かれたメモを拾う。いったい誰が? 日常の謎が現代を映し出す。
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