拡散 下 大消滅2043 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2022年10月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167919511

作品紹介・あらすじ

 パンデミックと、影にひそむ権力者たち。
 華文エンタメ大作。
 
〝台湾のダン・ブラウン〟と呼ばれる鬼才のデビュー作。災厄に見舞われた世界を巡る伝奇SFスリラー。

 感染爆発の謎の鍵を握る男、ウェンズデイ。世界に隠然たる影響力を持つ秘密結社・辰星會。いくつもの謎に導かれて世界を巡る私は、徐々に2043年の〈大消滅〉の真相と、ふたたび起ころうとしているパンデミックの陰謀を知ることになる。
 いま斯界の注目を浴びる華文エンタテインメント界に新たに登場した近未来SFスリラー大作。

 著者紹介:邱挺峰(きゅう・ていほう)Roy Chiu
 1969年、台北市生まれ。イギリスのリーズ大学で修士号を取得後、広告代理店、多国籍企業、コンサルティング会社に勤務。現在は設計士としてさまざまな建築設計・計画に携わる。2018年、『拡散 大消滅2043』で作家デビュー。トラベルライター、フードライターとしても多くのメディアに寄稿している。

みんなの感想まとめ

未来のパンデミックと権力者たちの陰謀が交錯する物語は、驚きと興奮に満ちた展開が魅力です。特に、上巻の退屈さを感じさせないほどのスピード感とスリリングなアクションが繰り広げられ、読者を惹きつけます。ワイ...

感想・レビュー・書評

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  • 驚いた。

    上巻の退屈さが嘘みたいに面白い。
    自分の理解ペースが追いついたのか、作者の意図なのか……

    世界のブドウ畑から宇宙まで、アクション映画さながらのシーンが続く。
    そして最後はちょっといい。

    ワインと宗教はよく似ている。
    ともに空想と現実の狭間を行き来する。
    でも、ワインは食べ物を生かすが宗教は社会を呑み込もうとする。

    しかし、読むにつれてワインが飲みたくなる本だ。
    きっと闇の組織の陰謀……でもいいや、今から買ってこ〜っと。

  • 邱挺峰『拡散 下 大消滅2043』文春文庫。

    退屈の極み。延々と続くワインに関する蘊蓄と世界にとって余り重大な影響とも思えないパンデミックを描いて、何が面白いのか。

    ブドウ樹に感染するウイルスがパンデミックを起こし、世界からワインが消えて、その背後には陰謀があったという近未来の物語。

    先に読んだ華文ミステリーである陳浩基の『13・67』レベルの作品を期待したのだが。

    本体価格870円
    ★★

  • 邱挺峰 藤原由希訳『拡散 大消滅 2043』上下巻読み終わりました!
    村上春樹オマージュ作品で好感持てました。
    それにちりばめられた小説や映画のはなし、なにより最後のウェンズデイと私の会話は完全に攻殻機動隊の笑い男のオマージュ、素晴らしく楽しめました。
    あと、これはキリスト教とコロナパンデミックもうつしてるのかなと思います。
    ワインSFってやはりキリスト教と繋がる気がしますし。
    まぁ、ワタシはビール党なのでワインがなくてもいっこうに構わないのですが笑
    大変楽しく読むことができました。
    ありがとうございます!!

  • 2050年頃の未来、全世界がワイン用ブドウに対するウィルスに侵され、ワクチンで生き長らえている時代。その原因を辿る物語。機器の進歩などはあるものの、既知のワイン知識で充分読める。
    謎めいた登場人物や組織、全てが語られない書き方。300頁弱上下巻で語るには構想が大きく、過去と未来を交互に語る手法、ワインの蘊蓄の割に主題の説明不足故にいまいち盛り上がりに欠ける。
    テーマが良いだけに些か残念な作品。文章倍量にして章立て幾つか削って組み直したい。

  • ワインSF。折しも読んでる最中に今年のボジョレーヌーボーが解禁となった。ワインに詳しくは無いしこういうワインとは縁のない世界の人間ですが、ぶどう農家の人は大変だと思うのと、味の描写は面白い。攻殻機動隊知ってればもっと面白いのでしょうか?

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