十字架のカルテ (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2022年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167919535

みんなの感想まとめ

精神鑑定医を主人公としたこの作品は、心神喪失や心神耗弱の状態にある容疑者の精神状態を見極めるという重要なテーマを扱っています。短編集の形式で、様々な事件を通じて心の闇に迫るストーリーが展開され、登場人...

感想・レビュー・書評

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  • 刑法 第39条
    1. 心神喪失者の行為は、罰しない。
    2. 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。

    精神鑑定医が主人公。
    何か、凄い職業やな。
    事件発生時、犯人の精神状態が心身喪失状態かどうかを見極める。
    その判断によって、罪に問えるかを決める重要な判断材料になる。
    例えば、人殺してても、この鑑定によって無罪、もしくは軽減される。(上に書いた39条)
    被害者からしたら、殺された事実は変わらん訳やし、やってられない気もする…
    それだけに、鑑定するのめっちゃ大変やし、めっちゃプレッシャー!(~_~;)

    ミステリーでは、ないんやろうけど、心身喪失してた!って、ウソつくヤツおるし、それを見極めるのは、様々な事実、経緯を調査して、矛盾点がないかを検証するという作業自体は、事件解決を追及するのと似てるんで、それに準じた感じ!

    短編集の形で、それぞれの鑑定をしていく。主人公は、亡くした親友の為に、鑑定医を目指したんやけど、最後は、その時、無罪になった人と向かい合う!

    クライマックスには、どんでん返しもありで、結構、楽しまて貰いました〜

    しかし、39条って、被害者からするとキツいもんな。そういう心身喪失状態になる前に救うようなのが、ええんやろうけど、そんな簡単にはいかんやろうし、悩ましい…
    (;-ω-)ウーン

    知念さんも久々に読んだけど、やっぱ良いわ。その辺の山から探り出そ〜!w

    • ultraman719さん
      あの…
      一応、関西なんで…
      面白おかしく書いてますけど…
      ゴミ部屋を連想しないで〜w m(._.)m
      あの…
      一応、関西なんで…
      面白おかしく書いてますけど…
      ゴミ部屋を連想しないで〜w m(._.)m
      2024/06/02
    • yukimisakeさん
      わざと心神喪失を装う犯罪者とか居ましたね、バレたけど( ̄▽ ̄;)
      お駄賃くれたらビッチリ整理整頓しに行きますよ、あいうえお順で笑
      わざと心神喪失を装う犯罪者とか居ましたね、バレたけど( ̄▽ ̄;)
      お駄賃くれたらビッチリ整理整頓しに行きますよ、あいうえお順で笑
      2024/06/02
    • ultraman719さん
      精神鑑定って、血液検査とかして、明確に数値として現れないんで、しんどそう…
      そんなに、御駄賃が欲しいのか…
      気持ちだけ

      ( *´・ᴗ・)/...
      精神鑑定って、血液検査とかして、明確に数値として現れないんで、しんどそう…
      そんなに、御駄賃が欲しいのか…
      気持ちだけ

      ( *´・ᴗ・)/(._.`)ヨシヨシ
      2024/06/03
  • 光陵医科大学付属雑司ヶ谷病院に勤める弓削凛(ゆげりん)は影山司院長の元で精神科医を目指しています。

    第一話闇を覗く
    歌舞伎町無差別通り魔事件の犯人で4人の命を奪った大学生白松京介は統合失調症で不起訴になろうとして詐病を装っていると影山は推理します。
    なぜ白松はそんなに大きな罪を犯したのか…。
    自己の満足のために4人も殺していいわけがないと思いました。

    第二話母の罪
    横溝美里29歳は長女玲香五カ月を産後うつで殺してしまいます。そのあと、飛び降り自殺を図るも未遂に終わります。美里は「悪魔に脅されてあんなことをした」と言い出し、精神科の看護師であった美里は統合失調症を装う詐病ではないかと疑われます。
    これは、真実に泣かされる話です。

    第三話傷の証言
    沢井家の大学四年の長女涼香は引きこもりの弟の一也によって腹を刺された事件。影山は凛にこの事件は涼香の自作自演であるといいます。あと半年待てば留学するはずの涼香はなぜそんな事件を起こしたのか…?
    実はとても弟思いの姉だったのですね。

    第四話時の侵蝕
    女子大生の須原真由がフリーターの小峰に自宅で刺されて死亡。小峰は「悪魔に命令された」と言い、統合失調症を詐病。
    真由の父親泰司が「ぶっ殺してやる」という小峰の声を聴いたという証言をなぜか覆してしまいます。
    堂島孝太郎は統合失調症で入院していますが入院するとすぐに改善し、退院するとまた元にもどるの繰り返し。
    影山は堂島を統合失調症ではないと言います。
    統合失調症を詐病する人ってこんなに多いものなのかと不思議に思いました。

    第五話闇の貌
    石井和代を刺し殺した同僚のOLの桜庭瑠香子は9年前にも少女を殺していますが解離性同一障害(多重人格)を発症していたということで不起訴になっています。
    9年前殺された原口美咲は実は凛の親友でした。その無念を晴らすために凛は精神鑑定医を目指していますが…。
    凛の大活躍で無事事件は解決します。


    精神病をトリックに使ったこの連作短編集は実際に、その病気の方が読んだらつらい思いをするのではないかという懸念を感じました。

  • 精神鑑定を通して、容疑者の心の闇に迫る医療ミステリー!
    短編連作となっており、最後、主人公の凛の抱えた十字架が明らかになります。

    ■闇を覗く
    歌舞伎町無差別通り魔事件の容疑者は統合失調症?
    不起訴になるのか?それとも詐病か?
    主人公の凛の上司の影山がその闇を明らかにします。

    ■母の罪
    容疑者は5か月の長女を殺害し、飛び降り自殺図った母親。自殺は未遂に終わりますが、その精神鑑定は?
    産後うつ、統合失調症?詐病?
    その真相は悲しい

    ■傷の証言
    引きこもりの弟に腹を刺された姉。弟は統合失調症と判断できるも、その事件の真相は?
    姉の想いが哀しい

    ■時の侵蝕
    女子大生が刺された事件。
    容疑者は統合失調症なのか?詐病か?
    裁判での証言の真相、さらに、入退院を繰り返していた容疑者の事件の真相。うーん深い

    ■闇の貌
    同僚の女性OLを刺し殺した女性。9年前にも同様の事件を起こしており、解離性同一障害と診断されていた。そして、9年前の被害者は、凛の親友。凛は精神鑑定医を目指したきっかけとなった事件。
    今回も別な人格が殺人を行ったのか。その事件の真相は?さらに、その闇が深い..
    これは、唸りました。
    確かに違和感あったんだよね。

    ということで、楽しめました。
    これは、お勧め!

  • 「全ての人間が、自分と同じような感性を持っているとは思わない方がいい。」
    この言葉がとても印象に残りました。
    「精神鑑定医」や「触法精神障害者」について知らなかったことが知れて、勉強になりました。
    フィクションとは分かっていても、とてもリアルな描写に引き込まれました。

  • 十字架を背負った弓削凛が精神鑑定医を目指し、様々な精神病の容疑者の心の闇に迫る物語。

    刑法三十九法に触れ、現代社会においても問題を突きつけられる。

    目を背けたくなるような描写が最終章で出てくるものの、そこからの伏線回収が凄い!!!

  • 知念実希人さんの作品。
    光陵医科大学附属雑司ヶ谷病院の新人医師・弓削 凛は、精神鑑定医を目指していた。
    指導医であり、この分野の第一人者である影山 司院長の元、日々の仕事に邁進する。
    彼女には、どうしても精神科医にならねばならない隠された過去があった...

    ・闇を覗く
    ・母の罪
    ・傷の証言
    ・時の侵蝕
    ・闇の顔

    統合失調症、詐病、解離性同一障害などなどいろいろ専門的な用語も出て来ますが、問題なく読めます。
    それぞれ、最後にあっと驚く真相が隠されています。一級品の医療ミステリーですね。

  • 新人医師の主人公は精神鑑定医を目指している。院長に弟子入りした彼女は統合失調症や解離性同一性障害の可能性がある者と面接をしながら事件の真相と心の闇を暴いていく。

    心神喪失者は無罪。これは正しいのか。そんなことを考える話。微妙な違和感とそれが解消される爽快感があった。

    • きたごやたろうさん
      オイラの本棚を「フォロー」していただいて、ありがとうございます。
      オイラこそ、この大好きな作家さんの作品をお借りして「フォロー」させてくださ...
      オイラの本棚を「フォロー」していただいて、ありがとうございます。
      オイラこそ、この大好きな作家さんの作品をお借りして「フォロー」させてください!
      末永くよろしくお願いします♪
      2025/09/01
  • 5作収録の連作短編集。
    精神科医・影山が院長を務める雑司ヶ谷病院に、初任研修後に配属された弓削凛。高校生の頃に親友を殺された凛は、優秀な精神鑑定医でもある影山に弟子入りを志願する。鑑定に立ち合う中で「十字架を背負うべきは誰なのか」答えを導き出そうとする凛。

    最後結局「誰が十字架を背負うべきなのか、そもそも他人が裁くべきなのか分からない」という結論に達しましたが、
    まだ十分に理解されていない精神疾患という病で、殺人を犯した人間がその精神疾患だったからと言って、罪にならず法でも裁かれないというのは、やはり理解ができません。

    全体的にドラマチックすぎて現実感がないように感じました。凛も見習いにしても言動が幼すぎるし、
    ラストの話で、桜庭瑠香子が自分に巣食った父親を殺すために殺人を犯したというのも構成として無理があるような…。

  • 精神的な病の話し。昭和では『病は気から』で片付けられてしまったであろうセンシティブな部分。が、全開٩(๑❛ᴗ❛๑)۶(意味は無い)

    同作者の作品は色々と話題になっていますが、この一冊もダーク寄りの名作です!めちゃ陰に入り込みます!(謎の強気)

    夜中に読んで欲しい、、、

  • 刑法第39条。重いテーマです。天久鷹央シリーズの「久遠の檻」にも登場する精神鑑定医のお話です。精神鑑定とはどういうもので、精神鑑定医とはどういう仕事なのかがよくわかる。影山先生のようなアプローチをとる方が実際にいるのかはわかりませんが、大変な仕事だと思います。
    シリーズ化しても面白いと思うけど、そういろいろなパターンは書けないかなぁ。

  • 知念実希人『十字架のカルテ』文春文庫。

    凶悪事件の容疑者の精神鑑定をテーマにした連作短編集。プロローグとエピローグ、5話を収録。

    精神鑑定の第一人者である影山司の元で、様々な事件の容疑者たちの心の闇に迫る新人医師の弓削凜の成長の過程が描かれると共に、最終話で凛が心の中に抱えた十字架の正体が明らかなる。

    世の中では様々な凶悪事件が起きる。特に年末になるとその傾向は強い。そして、時として被疑者は精神鑑定の結果、精神障害者と認められると刑法三十九により不起訴処分になる場合もある。果たして、それが正しい判断だったのか、特に再犯の場合は大きな疑問を感じる。

    『第一話 闇を覗く』。まずはお手並み拝見という感じだが、なかなか面白い。影山司の指導の元、弓削凜が初めて容疑者と対峙する。歌舞伎町無差別通り魔事件の被疑者は統合失調症ということだが、影山司の下した鑑定結果は。★★★★

    『第二話 母の罪』。理解できるような、できないような結末に人それぞれの心情という答はどうか。乳児の我が子を殺害し、自らも飛び降り自殺を図った母親と面談した影山と凛。統合失調症と思われる母親に対する影山の鑑定結果と凛の鑑定結果は食い違う。★★★

    『第三話 傷の証言』。ジェフリー・ディーヴァーのような捻りのある短編。引きこもりの弟が姉を刺した事件で、弟の精神鑑定を依頼された影山と凜。明らかに統合失調症の疑いがあったが、真実は。★★★★★

    『第四話 時の浸蝕』。人には様々な考え方があり、それぞれの置かれた状況により、その考えは変化する。影山が簡易鑑定で精神疾患による混乱状態ではなかったと診断した男の裁判。男は別れ話を切り出した女性を殴打し、死に至らしめていた。裁判で証言する影山に最大のピンチが。★★★★★

    『第五話 闇の貌』。真相はどこにあるのかと興味深く読み進んだ。真相が判明し、ほっとしたのは束の間。まだ続きがあった。ついに凛が心の中に抱えていた十字架の正体が明らかになる。9年前に当時、女子高生だった凛の親友を殺害し、解離性同一性障害で不起訴となった女性が再び殺人を犯す。今回も別な人格が殺人を行ったのか。闇の貌の正体は。★★★★★

    本体価格770円
    ★★★★★

  • 医療関係なので陳腐な医療ドラマは白けるけど知念さんは流石という感じで違和感はそれほどなく読めます

    また医師の小説の中には小説として今ひとつの場合があるけれど、知念さんの場合は小説が抜群に面白い 関連図書欲しくなってる

  • ハマってる知念実希人作品・・・笑

    いろんな精神疾患を抱えた容疑者がでてくる。中には精神疾患を装った”詐病“も。
    特に、解離性同一性障害の容疑者について。
    疾患を抱えた本人、罪を犯した人格、複数の人格を生み出すきっかけを与えてしまった社会・・・裁かれるべきなのは誰なのか、たしかに考えちゃうだろうなと思った。
    でも、精神鑑定医にできることは「可能な限り正確な鑑定を下すことだけ」。罪の所在は、司法、そして社会が考えること。割り切らないといけないところなんだろう。

    「全ての人間が、自分と同じような感性を持っているとは思わない方がいい。それは医師が、とりわけ精神科医が犯しがちな間違いだ」
    先入観を殺して、たくさんの視点から考える。
    精神鑑定って、面談だけじゃなくて、その人の育った環境とか事件の背景、現場の状況、たくさん調査して診断するんだと初めて知った。言われてみたらたしかにそうか、と思うけど、どうしても精神となるとカウンセリングのイメージが・・・

    精神疾患を忌まわしいと差別する登場人物も出てくる。作中でも言われているように、うつ病とか精神疾患は誰でもなりうる実は身近な病気。わたしも仕事柄、うつ病をけっこう近くに感じているけど、職場内でも少し偏見があると思うことがある。
    もう少し調べたいなと思った。


    「人の心に巣くう闇は、そう簡単には理解できないということを真摯に認め、その上で少しでもその本質に触れようと努力する。それこそが精神鑑定医に最も必要な素質だ。」

  • サイン入り本を購入してしまいました。
    特に思い入れのある作家さんではないし、あまり読んだことなかったのだけど。

    読みやすさと、映像化した時のイメージが浮かぶ作品。
    精神鑑定医見習いの凛と、彼女の過去。
    展開の速さが飽きさせず、加速読書でしたな。
    統合失調症、解離性障害、多重人格。39条。

  • 感想を書くのが難しいと思った一冊。
    精神科領域の診断は本当に大変なのだなと感じた。それが裁判や起訴不起訴の判断材料に使われるなら、医師の負担やストレスも大きいものなんだろうなと思う。
    個人的には、犯罪行為においては精神状態に関わらず裁かれるべきだと思っているけど、現実的にはそうも言ってられないんだろうし、難しいなとつくづく思う。
    一口に精神疾患と言っても多種多様で、そういう勉強にもなりました。

  • 統合失調症、詐病、解離性同一性障害などをテーマにした異色の医療ミステリー。
    主人公弓削凛は精神鑑定医を目指し、その第一人者影山院長に弟子入りし、患者と面接し、その心の闇に迫る。
    彼女には、高校の頃に友だちが殺され、その犯人が精神鑑定の結果、罪に問えなかったという過去がある。
    影山院長とともに、様々な患者と向き合う経験を重ね、ついに友だちを殺した容疑者桜庭瑠香子と面接することになる。
    凛は、瑠香子の罪を問えるのか、二転三転もある展開(自らの中に潜んでいる副人格を操り、意図的に殺人を犯すという前代未聞の事件)に、ミステリーの醍醐味が。
    精神鑑定医の素質について、影山院長が語る。「人の心に巣くう闇は、そう簡単には理解できないと言うことを真摯に認め、その上で少しでもその本質に触れようと努力する」。
    血液検査や画像検査などの客観的なデータをもとに診断できる身体の病気に対し、精神疾患は診察の場で言葉を交わしながら患者の心を苦しめているものの正体を、闇の中を手探りで見つけていくようなものだとも。
    さらにその診断で容疑者に対する判断が大きく左右されるという。
    人の心を鑑定するという精神鑑定医の難しさを、改めて思う。

  • 精神鑑定医を主人公とした医療ミステリなので医療の知識が無い私でも楽しめるか不安でしたが、わかりやすく楽しめました。

  • 人間の精神構造に迫る内容で、学びも多く考えさせられるストーリー。
    精神に問題があれば、処罰されないことは正しいことなのか?責任を問うてはいけないのか?被害者遺族の心情は配慮されないのか?
    難しい内容だが読みやすかった!

  • 犯罪行為を行った精神疾患患者の罪が
    【刑法39条1.心神喪失者の行為は、罰しない 】に該当したとき、誰がその罪(十字架)を負うべきなのか。被害者や周りの人たちは一体どこに怒りと悲しみの矛先を向けたら良いのか。5人の患者(犯罪者)の精神鑑定を通して深く考えさせられました。

    どの章も単なる患者の精神鑑定ストーリーに留まることなく、事件を起こした切実な想いを探っていくミステリーのような作品です。特に第5章の『解離性同一性障害』の話が興味深かったです。

    内容は少し重く一気には読めなかったので減点していますが、社会問題を考えさせられるといった点には★★★★です。

  • 医師である知念実希人ならではの作品だと思う。
    精神鑑定というわりと地味なテーマなのだが、奥が深い。ミステリーとしてもクオリティーが高い。
    主人公の精神科医 弓削凛は、高校時代に親友を無惨に殺害され、犯人は精神鑑定で無罪となった暗く重い過去を持つ。精神鑑定の第一人者の影山司に師事し、成長していく物語でもある。5篇の連作からなるが、どの篇も意外な真実が明らかになる面白さがある。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。
2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に『天久鷹央』シリーズがある。
『崩れる脳を抱きしめて』、『ひとつむぎの手』、『ムゲンのi(上・下)』、『硝子の塔の殺人』、『放課後ミステリクラブ』で本屋大賞にノミネートされる。
その他著書に『仮面病棟』、『ブラッドライン』、『優しい死神の飼い方』、『機械仕掛けの太陽』、『祈りのカルテ』等がある。

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