妖の掟 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2022年12月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167919672

作品紹介・あらすじ

時代を越えて生きる一族、闇神(やがみ)の紅鈴と欣治。ある夜、暴行されていた情報屋の圭一を助けたことから親しくなる。圭一の仕事を手伝ううち、大和会系組長3人殺しに関わることに。一方、紅鈴たちに忍び寄る影もあり……。闇夜にヤクザと警察とこの世ならぬものが入り乱れる。誉田ワールド全開、傑作ノワール! 解説・大矢博子

みんなの感想まとめ

テーマは、不老不死の吸血鬼である闇神たちの生き様と人間との関わりを描いた、ダークなノワール作品です。主人公の紅鈴と欣治は400歳と200歳という長い時を生きてきた吸血鬼で、彼らの生活には血を吸うという...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第2弾!
    と言っても、前作の前日譚になる。

    日本古来からの吸血鬼「闇神」
    日本なんで、十字架もニンニクも効かん!
    お決まりのお日様だけは、別。
    最近のUVケア製品が重宝してる!w

    主人公の闇神「紅鈴」400歳、
    相棒の「欣治」 200歳。
    不老不死の2人。

    UVとかいうと、楽しそうやけど、いきなり、血ドバドバ。日本古代のトイレ(ぼっとん↓)で、血抜き…
    「何か、しつこく付き纏われて仕方なかったのよ〜ごめんな〜欣治 m(_ _)m」
    てな感じで、あんまり罪悪感なく、やってしまう。
    今の時代に合わせて抑えてるにしても…

    ひょんなことから、人間の家に居候して、3人仲良くしてたんやけど、やっぱり、居候させる人の方も訳ありやな。

    人間の困り事の解決が
     「組長3人殺し」
    そんなんしたら、まぁ、ここでは終わらんし…
    893さんの抗争にも巻き込まれ…

    更には、闇神の一族からも…

    この間、読んだ作品よりは、少なめの死亡者。人に関してはね!


    前作の方が、死ぬのもエグいのも多かったかも?
    「妖の華」、作者のデビュー作であり、妖物と警察もんの融合した作品。
    ここから、作者は、警察もんに舵を切り、「ストロベリーナイト」が生まれるやな。

    17年ぶりの続編なんで、それはそれで嬉しい。実力もアップしてるしね。




    *********
    今週は、テンション↓↓↓なんで、ネトフリで!
    (来週は、エイリアン行くからね!ユッキーさん!)

    映画10位「マーシー」
    元軍医のお姉さん(おばちゃんか?)が主人公。

    そこに、マフィアが…
    病院を占拠して、人質取って…
    この元軍医、過去の経歴が、華々しい!
    戦闘経験凄いし、勲章だらけ…
    って、ありがちなパターンやん…
    ダイハードばりに戦う_| ̄|○

    ネトフリの順位を信用したらあかんな。

    第44回ゴールデンラズベリー賞では、ジョン・ヴォイトが最低男優賞か…

    • 1Q84O1さん
      もう少しマイルドな方がいいなぁ〜
      もう少しマイルドな方がいいなぁ〜
      2024/09/09
    • ultraman719さん
      熱湯風呂にしましょ!w
      熱湯風呂にしましょ!w
      2024/09/09
    • 1Q84O1さん
      本物の火傷はいらん!
      日焼けでいいです〜w
      本物の火傷はいらん!
      日焼けでいいです〜w
      2024/09/09
  • シリーズ2作目。1作目は17年前でありデビュー作とのこと。誉田さんの「オール読物」の、この2作目の連載を読んだことでファンになる。妖の吸血鬼である闇神の紅鈴と欣治が生きるために人の生き血を吸うことから、全体に凄惨な場面も多いが、この2作目は、人である圭一との交流が楽しく漫才のような描写が和ませる。
    この本を読んだ後に再度1作目を読んだら、そのままの文章を2作目でもかなり転用していた。驚くべきことに、すっかり1作目の内容を忘れていた・・
    1作目、欣治に似たヒモのヨシキとの出会い、
       ヤクザの闇神達との闘いと終焉。
    2作目、その3年前、闇神の村からの追手により
       紅鈴の血分けした欣治を失う。村への復讐
    3作目、200年前の江戸時代。子供だった欣治が
       成人してからの血分けによる闇神へ。
       (オール読物で連載終了)
    4作目?400年前、紅鈴が人間から闇神に変身
       (書かれるかどうか不明ですが)

  • 吸血鬼の話で、飛んだ話だが読めてしまう。文章が読みやすいんでしょう。妖シリーズ

  • 没入感〜!!
    しかも、ラスト1ページがまたアレなんだなぁ。
    読了でため息が出た(いい意味で)

    現世に生きる一族(吸血鬼的な)の話しという、一歩間違えるとへなちょこなストーリーになりそうなテーマなのに、しっかり重たい。
    そのシーンに自分がいるような没入感と、たまーに出てくる登場人物の心の声のふざけた感じ。

    良い。

    表紙、、もうちょい格好良くならないかなぁ、、なんか新幹線で爺さんが読んでそうな表紙デザインなのがなぁ、、(全面的にすみません)

  • 誉田哲也『妖の掟』文春文庫。

    デビュー作である『妖の華』の17年振りの続編。伝奇ノワール小説。

    前作より明らかに面白くなっているのは、誉田哲也のキャリアの賜物だろう。

    不死身の吸血鬼と暴力団の跡目争い、奇妙な殺人事件を捜査する警察、自分たち以外の吸血鬼の存在を認めない吸血鬼村の重鎮たち……

    時代を越えて生きる吸血鬼一族である闇神の紅鈴と欣治は都会の片隅でひっそりと暮らしていた。400歳を超える紅鈴は風俗で働き、200歳を超える欣治はそのヒモという関係だった。

    ある夜、ヤクザに暴行を受けていた情報屋の辰巳圭一を助けたことから、紅鈴と欣治は圭一のアパートで暮らすことになる。圭一に闇神の正体を知られた紅鈴と欣治だったが、二人は圭一の仕事を手伝うことになる。

    やがて、圭一は雇い主の暴力団員から大和会系組長3人の殺害を依頼され、紅鈴と欣治が殺害に手を貸すことに……

    本体価格800円
    ★★★★★

  • シリーズ第2段

    一作目の刊行からは17年の時を経ているらしい。
    実際自分が前作を読んでからも、四捨五入すれば10年に近い年月が流れている。

    紅鈴の生き様、前作で触れられていた

    かつて血分けをした男=愛した男=もう居ない

    について知ることができ、納得。

    3作目は更に時を遡って、紅鈴と欣治の出会いが描かれるのだということ、楽しみ♫

    ★4つ、8ポイント半
    2023.08.12.新

  • 紅鈴のキャラが「妖の絆」となんとなく変わっているような気がした。200年もたてば変りもするか(笑)。
    「妖の華」も読んでみたくなった。

  • 何か既読感あるなぁ・・・と思いながら読んで、解説を読んで納得。デビュー作品の改変版が2010年に刊行(「妖の華」、10年ほど前に読了)されていて、その続編になるんだそうな。しかも、その三年前のお話なんだと。

    続編(妖の絆)も出ているようで、文庫化されたら読もうっと。

  • 『妖の華』の前日譚となる本作。私は刊行順に読みましたが、それが大正解でした。『妖の華』で散りばめられていた多くの謎が、この『妖の掟』を読むことで鮮やかに解き明かされ、まさに「点と点がつながった」という快感を味わいました。
    登場人物の背景が丁寧に描かれているため感情移入しやすく、物語のスピード感も抜群です。闇神(あんしん)の持つ残虐な一面に恐怖を覚えつつも、その世界観にどっぷりと没入してしまいました。
    最後、紅鈴が抱える深い孤独感には、胸が締め付けられるような思いがします。恐ろしくも美しい、大変面白い作品でした。

  • 設定がもろ好み。闇神という日本の吸血鬼と普通の人間の友情、本当に好き。殺人が起こっているにも関わらず、終盤まで心和んで読むことができた。最後は少し心苦しい…ヤクザのシーンは少しグロいところ多いかも。

    紅鈴と欣治、そして圭一の家族のような関係が本当に良かった。これも一種の愛情だよね。

    最後まで読み終えて、これが「妖の華」の前日譚であることを初めて知った。時系列的には合ってるから、続けて妖の華も読もうと思う。

    これ映画化されないかな

  • 最後は少しあっさりとした展開に感じられたが、全体的に勢いがあって面白かった。どんな時でも変わらない紅鈴、欣治、圭一の掛け合いが読んでいて心地よく、シリアスな場面なはずなのにクスッと笑ってしまったところも。グロさも結構しっかりめ。吸血鬼を主人公としたちょっと異質なノワールホラー。

    ☆4.0

  • 誉田哲也デビュー作の17年振りの続編!
    前作(妖の華)の前日譚の位置づけとなり、伏線の逆回収的なポイントにニンマリしながら読み進めました(^_^;)
    今回も、やはり一気読みで!井岡巡査部長の出番は、残念ながら少なかったですが・・・(^_^;)
    でも大満足です!

  • 前作、妖の華の前日譚なので、結論は知っているわけです。
    でもってまさかまさか最終ページをちらっと見てしまったので…ラスト完全ネタバレ状態で読むことになりました。

    でも…結果的にそれが却って良くて、3人で過ごす時間の結末を知っているからこそより一層味わい深く読むことができました。

    愛情と掟、優先するものが違う立場は相容れることができなかった。
    解説に書かれていた「生き続ける悲しみ」心に刺さりました。

    嬉しいことに妖シリーズは続きがあるようなのでこれも是非読みたいです。

  • ある程度予想できていた内容だけに、そこを深掘りするというような内容の本でした。
    しかし、人間も闇神もどちらも、業が深い。

  • 結果がわかってるだけに、少し虚しかった。紅鈴とギンジとの関係、圭一との出会い、なぜ二人が亡くなったのか、詳細につづられており、よくわかった。まだまだ続きがありそうだし、すでに続編が2冊も出ているので、早く読んでみたいなあ。

  • 闇の神で、ヤガミと呼ばれる吸血鬼が主人公の作品。
    面白かったが、妖そのものが主人公なので、あまりホラー要素は感じられず、むしろ身近な存在になっている。

  • 妖の華も読んだけど、すっかり忘れてるわ。17年も前やもんなぁ。
    でも、キワモノ感は無いし、実にしっくりと頭に入って来たわ。

  • ちょっとよくわからなかった

  • 過去の感想を読み返してみたら一作目は可もなく不可もない印象だったようですが、本書は面白い。生意気なコメントながら17年間でそれだけ誉田氏が成熟されたのかも。
    闇神と人間が共存する日常や、長生きならではの時代感覚など、細かな描写や会話がちゃんと作り込まれていて、もし自分がこんな場面に遭遇したらどんな反応をするだろうか。
    最後は少し展開を急ぎ過ぎた印象ですが、既に前日譚が上梓されているので文庫化されるのを楽しみにしています。

  • 唐突に終わった感。
    893抗争の是非は置いておいて
    紅鈴ちゃんがあまりにむくわれない・・

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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