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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167919702
みんなの感想まとめ
人の心の痛みや孤独を描いた物語は、少女が遍路宿で新たな生き方を見つける過程を通じて、深い感動を呼び起こします。家出した少女・雛歩は、道後温泉の宿「さぎのや」で女将・美燈に助けられ、多くの人々との交流を...
感想・レビュー・書評
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著者、天童荒太さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。
---引用開始
天童 荒太(てんどう あらた、1960年5月8日-)は、日本の小説家・推理作家。男性。初期は本名の栗田 教行(くりた のりゆき)名義で活動した。代表作に『家族狩り』『永遠の仔』『悼む人』など。
---引用終了
で、本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
複雑な事情を抱え家出した少女・雛歩は遍路道で倒れ、道後温泉の宿「さぎのや」の女将・美燈に助けられた。三千年にわたって行き場を失った人々を受け入れてきたという遍路宿で、雛歩は多くの人に支えられながら自らの生き方を見つけていく。著者が“いま、この世界に一番あって欲しい場所”を描いた感動作。
---引用終了
それから、本書のカバーの装画。
三沢厚彦さんが描かれています。
ウィキペディアには、三沢厚彦さん、次のように書かれています。
---引用開始
三沢 厚彦(みさわ あつひこ、1961年11月28日 - )は、日本の彫刻家。京都府生まれ。武蔵野美術大学特任教授。西村画廊所属。
東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。同大学院美術研究科修士課程修了。代表作は樟を素材とした木彫で動物を表現した「ANIMALS」シリーズ。全国の公立美術館にて展覧会を開催している。
---引用終了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルと文庫本の帯の宣伝文句と裏表紙のあらすじを読んで読むことにした作品です。
人を殺した15歳の少女が、行き倒れているところを古くから続く遍路宿「さぎのや」の女将に助けられて・・・という松山市の道後温泉を舞台にした作品です。
この説明だけ読むと、少女には何やら深い事情がありそうなのですが、物語は少女の視点で語られるもの、少女の心の声を表している部分が少女の抱えているであろう事情とミスマッチで、意外と読むのに時間がかかりました。
何らかの事情があるからこその少女の描写だろうと思いながら読むのですが、登場人物は多いのに、少女の事情があまり見えてこないので、正直なところ前半はあまり面白さを感じられませんでした。
しかし、ちょうど半分を過ぎたあたりの、少女の事情が語られるきっかけとなった出来事から、とても話に惹き込まれました。
泣きました。
後半は、とても良かったです。
ただ、前半は、読んでいる私自身も、こんなのを読まされて一体何をどう思えばいいのだ、と思うほどの少女の内心でした。
これから本書を読まれる方は、忍耐強く読んで下さい。
ある意味、読者が寛容な性格かどうかを試すような作品でした。
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お遍路さんをもてなすのは、功徳を積むためだけでなく、根っこは共に悲しみ、共に苦しむ心、共に生きている者への思いやり。
誰かが辛くしているときには、食べさせて、あったかくしてやるといい。それが、動物としてのヒトを守ることになる。
「あなたには、帰る家がありますか?」
「さあ、帰りましょう。私たちの家で、ゆっくりと休んでください。また、歩きだせるまで、ゆっくりと」 -
さぎのやの常識
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生きづらさを抱えた人々への〈希望の灯火〉を描く感動作 いにしえより行き場を失った数多の人々を迎えてきた遍路宿「さぎのや」で、家出した少女・雛歩は自らの生き方と幸せを見つけていく。(e-honより)
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生きづらくなってきている現在、
心が温かくなる物語 -
【生きづらさを抱えた人々への〈希望の灯火〉を描く感動作】いにしえより行き場を失った数多の人々を迎えてきた遍路宿「さぎのや」で、家出した少女・雛歩は自らの生き方と幸せを見つけていく。
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読みたかったのに、途中で返却期限、時間切れ。
道後温泉・さぎのやの後日譚。
いや、こっちが先に発売されているのだけれど。
絶対に今度道後温泉へ行く前には読んでおきたい一冊。 -
再生と成長の物語。さぎのや、どこにあるの?
著者プロフィール
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