- 文藝春秋 (2022年12月6日発売)
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感想 : 44件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167919740
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
心が穏やかになる不思議な居酒屋の物語が展開されます。常連客との世間話や、悩みを抱えた人々が訪れる様子が描かれ、読者はそれぞれのストーリーに引き込まれます。特に、30年前に亡くなった居酒屋が舞台となって...
感想・レビュー・書評
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3冊纏めて購入したが、中々すぐに読み続けられない。苦手な短編とファンタジー系ということか?
自室でうたた寝し、目覚めて階下の居酒屋に行き準備。その後、常連が顔を出し世間話。悩んでいる人々が現れ、悩みが解消して帰ってから再度店を訪ねると30年前に亡くなって閉店した居酒屋と判明。このパターンで淡々と進んで行く。安心は安心な展開なのだが。
それと常連との会話が30年前の時代の会話で、新しいお客との会話が現代なので混乱する。亡くなったはずの常連でも、現在も生きている子や孫が出てくるので、こちらも分かりにくくなる要因。
出てくる料理が簡単でありながら美味しそう。レシピが付録で付いているのは良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆4
シリーズ第2弾
今作でもたくさんの美味しそうな居酒屋メニューの数々が登場しました(*´˘`*)
秋穂さんが作るお料理は、家でも手軽に作れそうなものやしばらく冷蔵庫で保存が出来るものなど、忙しい主婦の味方になってくれそうなお料理が多いのも魅力的です!(そして巻末にレシピが掲載されているのもありがたいです!)
読了後、心が穏やかになれる素敵な作品なので、第3弾も楽しみです❁⃘*.゚
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そこは商店街の裏通り。現在では整骨院になっている土地は、かつて米屋という居酒屋があった場所だ。
今から30年前に女将が亡くなり店も人手に渡って久しくなるが、今でも夕方になり悩みを抱えた人が通りかかると、米屋は忽然と現れるという。そして、悩める人は誘われるように暖簾をくぐる。
さて今夜、女将の心づくしの酒とアテに邂逅する客の抱える屈託とは …… 。
東京葛飾の新小岩にある居酒屋が舞台のオカルトファンタジー。『ゆうれい居酒屋』シリーズ2作目。
◇
いつものようにうたたねから覚めた女将が軒先に暖簾を上げると、さっそく常連客の沓掛音二郎が、それから少し遅れて井筒巻が来店。 ( 実は2人とも冥界の住人。ただし本人たちにはその自覚はない。)
3人で世間話に花を咲かせていると、遠慮がちに1人の客が入ってきた。
その一見客は理知的な雰囲気を持つ初老の男で、かなりの長身だ。子供の頃、このあたり ( 新小岩 ) に住んでいたと言うのだが……。
( 第1話「昆虫少年のあこがれ」)全5話。
* * * * *
今回もほっこりとした人情話、楽しめました。特に、自分の存在が知らず知らずのうちに人の人生に大きな影響(もちろん好影響です)を与えていたというエピソードを揃えていて、感動的でした。
それにしても、女将の秋穂さんは地味だけれど魅力的な女性です。
まず、抜群のカウンセリングマインド。女将が共感を示す応答を控えめに返すだけで、悩める客は問わず語りに胸のうちをさらけ出してしまう。理想的なカウンセラーだと思います。
また、必要とあらばアドバイスや激励も厭わないけれど、それが実に的確で説得力に満ちている。 ( さぞ立派な教師だったんでしょうね。)
最後に、「ざっかけない」アテの美味しそうなこと。簡単料理なのに、工夫と発想の妙で見事な一品ばかりです。
女将1人だけで店を切り盛りするところは『婚活食堂』と同じ。でも袋小路から抜け出せずにいる人を救うこのシリーズの方が『食堂のおばちゃん』に近く、個人的には好みです。
ところで、第2話「謎の漢方医」に有名な占い師の尾局與が(名前だけだけれど)登場したのは嬉しかった。聞けば、秋穂女将が幼い頃に尾局與の占いで生命を救われたことがあるとか。
この尾局與は『婚活食堂』の主人公、玉坂恵の師として登場するので、いつか恵女将が米屋を訪れることがあればいいなあと思います。
ともあれ、まだまだ続きがあるようなので楽しみです。 -
『ゆうれい居酒屋』シリーズ第2弾!
第1弾も面白かった(そうでなければ、第2弾を購入して読むこともありませんでした)のですが、本書からはそれ以上の喜びを受取りました。
パターン化していると言えばその通りですが、逆にそれが「良い味」と「安心感」をもたらしていると思います。
つまり、私が『ゆうれい居酒屋』シリーズに求めているのは、”ソレ”だということなのでしょう。
とりわけ、第四話と第五話は秀抜で、青山美智子さんの作品を思い起こさせました。
次回、本屋さんに立ち寄った際には、『ゆうれい居酒屋3』を持ってレジに向かっていることでしょう。 -
このシリーズ本当に好きです
毎回同じ展開なんです ほぼ それがいいんです
最後に秋穂にお礼を言いにくる人たちに、おかみさんはゆうれいなんだよ
と4人で伝えるところも、毎回ほぼ同じフレーズなのも そこが良いです!! -
ゆうれい居酒屋シリーズ2作目。
お決まりの流れではあるけれど、それがかえって心地よく読みやすい。
人情ものと言うと簡単だけど、秋穂の優しさとちょっと天然な所も魅力である。 -
新小岩駅南口にある居酒屋米屋。女将の秋穂の人情深い人柄と気さくな料理で常連さんや新規のお客さんを暖かくもてなしてくれる。
こちらもシリーズ化された作品。楽しみが増えて嬉しい。 -
とりあえず新小岩に行きたくなった。
私にとっても思い出の町。
第1章からパンチの効いた人情ドラマで良き。
ワンパターンのやり取りにも慣れたもので多少飛ばして読んだりしたけど一気読みできる作品。 -
パターン化していて流し読みしやすい
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前作が面白かったので手に取りました。
「いらっしゃい」の後に沓掛のおじさんが入ってきて彼の仕事の話が少し入っているところがいつも好きです。
第三話「煮しめた羽織」のおじさんの粋っぷり! カッコいい!
次作も楽しみです。 -
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スパイシーな鯛 ゆうれい居酒屋2
著者:山口恵以子
ナレーター:山田みほ
今度はどんなお客さんが来るんだろう?と楽しんでいるとあっという間に読み終わってしまう。
昆虫少年のあこがれのお姉さんは不憫であれど、最後報われてよかった。
読了日:2025/01/30 -
面白かったんだけど、作者の食堂のおばちゃんシリーズほどではないかなぁ?多分、話の出だしと終わりが定型文化してるから、毎回読み飛ばしちゃうんだよねー。
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水戸黄門的なパターン化した展開だが、悩めるお客さんが、秋穂と話すことで前進できるところがいい。こういうヘルシーかつ美味しい料理で入りやすい居酒屋が近所にあるといいなと思った。モツ煮の好きな私は、煮込みを食べたいと思いながら読んだ。
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前作を読んだ時、シリーズ化してほしいなあ、と思っていたらすでに今作が出ていた。
とても嬉しい。世界観はほとんど変わらないが、タイトル通り幾分スパイシーな内容となっているのが特徴か。米屋に辿り着くのもいい人ばかりではないようで、気持ちが荒むと人生もねじ曲がってきてしまうのかもしれない。女将と米屋の料理に正気を取り戻し、本来の性根の良さを取り戻してゆく訪問者達。結ぶべき縁と離れるべき縁に気づくことで、それぞれの進むべき道が開けてゆく。まさに救いの場所であるのだろうなあ、この居酒屋は。
すでにシリーズ3の発売も決まっているようで、今から非常に楽しみである。 -
何かワンパターンなんだけど、美味しそうな料理とほっこりするストーリーでついつい読みたくなってしまう。
第五話のスパイシーな鯛だけが、納得いかなくて、モヤモヤします。 -
今回も秋穂に救われた人達が明るくなって帰っていく姿にほっこりしました。
秋穂とお客さんの会話に若干のズレがあるのが、読んでて時代が違うんだと改めて感じました。ジュリアナとかバブルとかって言葉がまさに30年前の会話ですよね。 -
自分の知っている街が舞台って、なんか嬉しい。
前回読んだ食堂のおばちゃんシリーズで、ゆうれい居酒屋を探しに行っていたが、そりゃ、困ったないから会えないよなーと、読みながら思う。
優しい幽霊だよね。
でも。。。
読んでいて、あまりに唐突な場面転換があったりする。
例えば、今回の最後の章の定食屋さんのくだりとか。。
え?この定食屋、何?あれ?って、混乱しちゃうんだよな。。。
「こんなものだ」とサラッと読めば気にならないのかもしれないけれど、なんか、唐突すぎるくだりがあるのが気になった。。 -
シリーズ化おめでとうございます!
第3弾が楽しみ♪
30年が行ったり来たりで読んでいて楽しい。
「婚活食堂」の尾局與先生、ちょこっと登場。 -
第二弾が読めて嬉しい!「米屋」のメニューは目先の変わったものが増えて、今回も絶品! シリーズはまだ続くということで、何よりですね。
平成初期で時が止まっている秋穂さん、やって来る令和のお客さまの話にところどころ「?」となっていますが、深く追求しませんよね。シリーズが進むうちに、気になりだしたりしないでしょうか? そしたらどうなるのでしょうか? 要らぬ心配かもしれませんが。 -
第三話めの煮しめた羽織で、号泣してしまった。
出てくる咄家の方の人間の良さが滲み出ていた。
死んだ師匠の法事に、早く出世した弟弟子の前には師匠から貰った大切な羽織とその後の歩みで得た野球帽を被って行く主人公の姿。そして大切な相棒からの主人公を思いやる気持ち。
お互いを思いやるってなんて素敵なんだろう。
それも主人公の、人の良さから得られるからだろう。
私も仕事で、大成しなかった。
でも、この主人公の職業人生みたいにかけがえのない、羽織と野球帽を手に入れたい。
著者プロフィール
山口恵以子の作品
