眠れる美女たち 下 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2023年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (624ページ) / ISBN・EAN: 9784167919931

作品紹介・あらすじ

ひとたび眠りにつくと目を覚まさなくなる「オーロラ病」に罹った女たち。目覚めたのは、廃墟のような異世界だった。年齢も仕事も生活水準も違い、接点のなかった彼女たちは、生き延びるために結託する。一方、女たちの肉体が眠り続ける現実世界では、男たちの恐怖と不安が渦巻いていた。女たちの体を焼いてしまおうとする者も出てきて……。
キング親子によるパンデミック・ホラー長編は衝撃の結末へ。

みんなの感想まとめ

異世界で繭に包まれた女たちと、彼女たちを取り巻く現実の男たちの恐怖が交錯する物語は、男女の分断を描いた深いテーマを持っています。眠り続ける女たちが異なる時空で生き延びる姿は、彼女たちの存在意義やアイデ...

感想・レビュー・書評

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  • 下巻なのでどうしても感想にはネタバレが含まれてしまう。



    男がいなくてもアチラの世界できちんと生活を営んでしまえている女たち。
    水道管を修理し、電気を引き、カートを修理し、家を修繕し、畑を作り、学校を始めて 恋人も得て。
    子供ができないという難点はあるが、妊娠している女が男を産めば女の世界で育まれた男が誕生し、決して争いでなんでも解決したりはしない。
    とはいえ時間の問題であってある程度男が増えれば同じような道を辿りはするのだろうけれど。
    でも結局・・・。
    男たちが少しは変わるのかしら。
    女たちも自分たちが何かを成せることを知って強くなれるのかしら。
    SFホラーファンタジーって感じ?
    違う世界を見せてもらえました。

  • イーヴィ という存在はなぜ表れたのか?
    どこから?何のために?誰によって?

    眠った女たちは繭に包まれ、繭の中の肉体はそのままに、別の時が流れる街に現れる。
    飲食をする精神体?物を作ることもできるようだけど……時空を超えたドッペルゲンガー?
    肉体が失われると街での姿も消えてしまう?

    そういう世界なのと言われればそれまでなんだけど……
    納得しきれないなぁ

  • 無駄に長い上に内容も薄い。

  • <閲覧スタッフより>

    世界中に拡大する「オーロラ病」が男女の分断を生んだ。不安と恐怖が男たちを取り巻いていきます。そこで、オーロラ病にかからない“謎の女”を女子刑務所で匿う男たちがとった行動とは。恐怖が人を突き動かすとどうなるか。スティーブンとオーウェンの長編が衝撃的な結末を迎えます。
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    所在記号:933.7||キン||2
    資料番号:10271652
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  • 2024/9/13購入

  • 今回は乗れなかった。
    次回に期待ですね。

  • 「男が女に“愛してる”といったら、パンツを脱がせて一物を突っこみたいというのが本音だよ」

    ――何かと分断が取り沙汰、懸念される世の中だが、男と女という、最も身近な分断の元をメインにした、パンデミック?SFホラー。女性への愛は、斯くの如くでない自分でありたい。

  • テンポは素晴らしいものがありました。こういう群像劇を描くのは非常に筆力のいることだし、これだせの物語を描き切るのは中々大変だと思う中で、構図がはっきりとしてるので分かりやすかった。
    しかし、後半にかけて展開がダラつき、最終的な着地には失敗した感じがあり、残念。

  • キングと息子の共著なので、ブラックフォンの著者かと思っていたら、前者は次男で後者は長男だった。

  • 上巻ではオーロラ病が蔓延し女性が次々と眠ってしまい、女性警察署長ライラまでもが眠ってしまうところで終わります。男はパニックに陥り右往左往するのみです。ここで読者の緊張が頂点になります。

    後半は一転してヴァイオレンスの連続で、ジェットコースターが落下するような展開が続きます。クリントンの籠城するドゥーリング女子刑務所にフランク率いる民兵隊が攻撃を仕掛け、それとは別にアームレスリングチャンピオンのヴァネッサのグライナー兄弟追跡劇もあります。ものすごい迫力です、街中の火器が集まっているのでそりゃあそうなるよねという感じです。男たちは他人には理解しがたい流儀をそれぞれもって争いに参加しているようです、特に女性にはまったく理解できない考えで。

    私が上巻で注目したクズ2人ドン・ピーターズとガース・フリッキンジャーですが、ガースはあっさりと退場しましたいいやつだったのに残念です。ドンは最後までクズを貫き通し、クズらしい最後を迎えます。

    眠りについた女性たちはもう一つの世界で女性だけで生きていけることを証明するのですが、元の世界に戻ることを決断します。

    表向きは以前と何も変わらない世界に戻ってしまいます、指がなくなったり家族がいなくなったということはありますが広い世界の中では小さいことであると描かれています。オーロラ病のカラクリを知った一部の人間には心境の変化が現れ小説のエンディングとなります。

    オーロラ病という疫病を扱っているところから『スタンド』が、もう一つの世界の描かれ方から『ダークタワー』が連想されます。また、上巻と下巻で雰囲気が違うので、上巻を父が下巻を息子が主に執筆している気がします。こんなことは面白ければどうでも良いことですね。

  • 2023.1.20
    面白かったけど、これをハッピーエンドとするかどうかは読者次第って感じ
    個人的にはミストと同レベルでしんどい…

    ジャネットのとこ、もう少しどうにかなんなかったのか……

    エンジェルの存在が唯一ハッピーエンド。
    イカれてるかもしれないけど、大好きなキャラ。
    彼女が幸せならそれでいいかもしれない

  • 【取り残された男たちがとった行動とは? 物語は壮絶なクライマックスへ】女たちは「別の世界」で目覚め、結託して生き延びようとする。一方、取り残された男たちの中には眠る女たちを焼殺する者もいて……。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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