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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784167920067
みんなの感想まとめ
人口動向と歴史の関係を深く掘り下げた本書は、18世紀から現在に至るまでの人口変遷を通じて、国の運命や社会の変化を明らかにします。特に、日本の高齢化や人口減少の問題に対する考察は、現代社会が直面する課題...
感想・レビュー・書評
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18世紀、今から3世紀前、といえば昔のことではあるけれど、たった数百年で、人口は七倍になっている。
女性が一生に生む子供の数は減っているが、乳幼児致死率の減、また、高齢者人口の増加による。
バラ色の未来でもなく、暗黒の未来でもなく、今あることを正しく理解することの必要性を痛感させる。
日本の高齢社会についてもしっかり考察がなされている。
人口転換のスタートは遅かったにも関わらず、進行が早すぎ、欧州を追い抜いた、というのだ。
日本の高齢化の進行は歴史上最も早い。
これは、私が中学受験を志した小学3年生の頃から言われていたのだが、問題解決方法はおよそ30年前とあまり変わっていない。
一体なぜだ。
人口と国の運命が一心同体ならば、我々はどのように人口減少を乗り越えていかなければいけないのか。
それはこの国に生きるすべての者が考えるべき課題である。
考えを放棄するな、未来を諦めるな。
いつだって、明日のほうが今日より賢いはずだ。
人は愚かだが、バカではないし、私にも、あなたにも、どんな人にも、その力はあるはずだ。
歴史とは人口。
この新たな、しかし昔からある視点を契機として我々は未来を考え作っていくべきなのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9章まで読んだ状態で今のイスラエルとガザを見ると、イスラエルはユダヤ人の割合を上げるため、アラブ人の人口を大量虐殺で減らしているという理解になる。
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18世紀くらいから現在までの人口動向と世界の動きをその関連に着目しつつ読み解いていく。歴史の本を読んでると、この頃のイギリス人は何人いたんだろうとか、オランダは小さな国なのになんで植民地を持てたんだろうとか、ロシアはどうして広い国土を保てたんだろうとかの疑問が湧くことがあったから面白く読めた。この本のすべてを鵜呑みにはできないけれど、人口が軍事力であり経済力だというところは納得できる。
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各地域ごとの発展と人口の歴史。
産業革命がそれにより起こったという説明にはならないし、それが唯一の原因ではないとしているが、基本産業革命以降に国、経済が発展する際には、人口の要因があり、死亡率の減少、若年人口の増加、経済発展、出生率の低下/人口増(寿命の増加による)、経済の安定、というサイクルをたどる傾向があるとしている。
また、戦争や紛争は男性若年層が多いユースバルジが要因となり、今後はイスラム、アフリカの紛争は継続する可能性が高いとしている。 -
人口から見た世界史。ヨーロッパが世界を制した理由が人口という切り口が斬新です。
武力や技術をあるけどある程度の人口の規模がなければ世界を制圧できない。
UKが拡大したのは移民の多さと繁殖力「人口置き換え」点を超えたから。
マルサスの人口論を超えた所と産業革命で拡大した。日本もそうだけど、移民が多く、人口増加がないと植民地は維持できない。
岸田首相が人口問題として少子化をとらえた初めての首相なのかな?
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純粋な人口増加だけではなく、生活の質を向上させる為の環境負荷の拡大も今後人口を語る上でのメインテーマになって来る。
中国は生活の質の向上の段階に入っているし、アフリカ諸国の多くは人口増加が加速する段階、インドはその中間、といった所か。
著者はロンドン大学の学者なので、イギリス、ヨーロッパそして欧米を始めに取り上げるが、それでも世界中を比較的まんべんなく俎上に載せている。欲を言えばもう少し南アジアにスポットを当てて欲しかったか。
ジュンク堂書店天満橋店にて購入。 -
タイトル通り人口動態から世界史を見る内容。
平均年齢が低いことで活気がある世相というのは日本なら高度成長、今となってはその雰囲気はよくわからなくなっているが、国としてそれを取り戻したいというのはよくわかる。
移民でその地の人口構成が変わる内容はあるが、あくまで人口構成のみにとどまって、移民がつく職業や一世二世三世の職業の変遷等は述べられていない。人種、宗教、言語等の違いによるこの辺りの話があるとまた違った面が出てきたと思う。
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データ思考。ストーリー性低い。
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【新聞各紙で絶賛の話題の書】人口を制する者が世界を制してきた。ロンドン大学の気鋭の人口学者が人口の大変革期に当たる直近200年を叙述。全く新しい教養書。
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