- 文藝春秋 (2023年4月5日発売)
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感想 : 17件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167920265
作品紹介・あらすじ
★〈櫻子さん〉シリーズの太田紫織
最新シリーズは感動のタイム・ファンタジー
札幌の珈琲店「タセット夕暮れ堂」には、
後悔を抱えた人を過去へ連れていき
〝やり直し〟をさせてくれる魔女がいるという。
チャンスは一度、珈琲を淹れる4分33秒の間だけ。
果たして今日のお客は未来を変えられるのか、
それとも同じ過去を繰り返して時間遡行を終えるのか――。
優しくもちょっぴり苦い、感動のファンタジー。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
過去を変える力を持つ魔女が登場する物語は、後悔を抱える人々の心に寄り添い、彼らの選択を見つめ直す機会を提供します。札幌のカフェ「タセット夕暮れ堂」を舞台に、連続短編の形式で描かれるストーリーは、各話が...
感想・レビュー・書評
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コーヒーが飲みたくなります。
話一つ一つが繋がっていて、泣けて、ほっこりした気持ちになりました。
話に登場するカフェもとてもいい雰囲気で行ってみたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023年4月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ1作目。一度きりの前奏曲、きれいな独唱、小鳥たちの二重奏、月と円舞曲を、の4つの連作短編。タイトルの4分33秒というところが気になりましたが、意味はなさそうで残念。時間改変に立ち会える岬陽葵の能力にはそれほど興味を惹かれませんでした。楽しさも少なかったです。
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短編4話。各話良く練れていて、読み応えありました。
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時間を遡る超能力をもった主人公達が人々の過去の改変に奔走する話です。
過去を変えてもあまりハッピーとは言えなかったり、そもそも過去を変えられなかったりと展開に波がしっかりあって楽しめました。
事情があって鬱屈した思いを抱えている主人公も徐々に明るくなっていく様子が微笑ましいです。これから自身の能力とどう向き合っていくのか、仲間たちと一緒にどんな成長を遂げるのか楽しみな作品ですね。 -
知り合った人が忽然と、誰の記憶からも消えて…。
手がかりを求めた珈琲店で、巻き戻りを知る。
連続短編で、少しずつ、ひとつずつ
真実が見えてきます。
後悔をしない選択を、と言われるものの
咄嗟には動けず、後悔だけが残っていく。
それを解決してくれるわけですが…最後の話は
なかなかにきついものがあります。
選択と、手にしたものの放棄。
覚悟がいります。 -
「一度きりの前奏曲」
彼女の好きな花は。
亡くなってしまってから気付くことなんて沢山あるだろうが、それが後悔として付き纏うのは毎年苦しいだろうな。
「きれいな独唱」
汚い言葉ばかりで。
言いたいことを言っているだけだとしても、口から出る単語一つで決まることもあるのだから気をつけるべきだろう。
「小鳥たちの二重奏」
決め付けられた事。
結婚してから変わってしまったのか分からないが、こんな人だと知っていたら子供が産まれたとしても離れただろう。
「月と円舞曲を」
命を救うためには。
当日に戻っても意味がないとはいえ、ここまで何もなかったことになってしまったら悲しむことすら出来ないだろう。 -
ちょっと重いタイムトラベル。
今を変えるために過去を変える。だけどそうすると、助かっていた人が助からなくなる。
主人公のエゴで過去を簡単に変えていいのだろうかと感じました。
過去を変えることには大きな責任が伴う。
でもそれだけその人に対する想いは大きいってこと。
過去を変えることがいいことなのか、悪い事なのかわからない。多分登場人物全員がそう思っているんだと思う。
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主人公がgdgdでgzgzでちょいとイラッとしなくもない。
でも続きが一応気になる。
しかし、時間モノは…うーん、ツッコミどころがどうしても出ちゃうし、納得できるように綺麗に収めるのは難しいと思う。 -
1話目から、すごく泣いてしまった。
杉浦さんが、、、
その理由、コーヒー店タセットの秘密。
たった4分33秒だけの奇跡の時間。
限られた時間だからこそ、できることも限られているからこそ。
でも、終盤の過酷な展開、あんな風に終わってしまうなんて。
引き続き2巻へ。 -
とても面白い。感動するー!2巻が楽しみです!作者様、応援しております。
あらすじ うろ覚えなので、間違ってるかもです。へー。って感じで読んでね。
主人公の陽葵(ひまり)は、神童だった。幼い頃、家にあるピアノでよくある番組の曲を弾いてみせた。そのことにより、両親の扱いは激変した。母は、ピアニストとしての陽葵しか見ていない。娘としての陽葵よりも、ピアニストの陽葵の方が大事なのだ。そんな母に嫌気がさして、父と母は離婚。母に勧められ、イギリスへ留学。母のお人形のように感じ、ピアノを弾くのが嫌になった陽葵は、わざと車に轢かれようとする。車に轢かれれば数ヶ月はピアノを弾かなくて済むと思ったからだ。だが、車に轢かれたことで、陽葵の小指は切断されてしまった。処置が早かったおかげで小指は繋ぎ止められたが、もう二度とピアノが弾けない体になってしまった。
その療養という名目で札幌に帰ってきた陽葵。そこで仲良くなったおばさん、杉浦さんが次の日にいなくなる。近所の人は杉浦さんが何年も前にタイに行ったという。昨日まで一緒におしゃべりしていたのに……。その謎を解き明かすべく、タセット夕暮れ堂へ行く。そこで時守という言葉を知る。ほろ苦くも甘い青春ストーリー。 -
【珈琲の香りと古時計の音が誘う感動のファンタジー】過去に戻って、後悔の瞬間をやり直せたら――。札幌の珈琲店を舞台に、?時を渡す?店主と少女が織り成すほろ苦くも温かい物語。
著者プロフィール
太田紫織の作品
