瞳のなかの幸福 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2023年4月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167920296

みんなの感想まとめ

運命や幸福の本質を探求する作品は、現代社会における女性の生き方や選択肢について深く考えさせられます。35歳のキャリアウーマンが直面する独身生活や将来への不安は、都市と田舎の文化の違いを通じて描かれ、共...

感想・レビュー・書評

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  •  表紙を観て、ひとめぼれ。

     とにかく優しくて癒される小説が読みたくて一気読み。
     女性の35歳って、私もそうだったので、主人公の気持ちがよくわかる。

     そんな中で自分が欲しいものを正直に欲しいと思って手に入れられるのは少しうらやましいなぁと思ったりもして。

     でも、彼女にとっては何よりも大事なのは愛猫のライちゃんであることが愛おしい。一つでもそういうものを持っている人は強いし、やさしくもなれる。
     
     ラストシーンは本当に感動でした。

  • 普通の恋愛小説と一味違う。
    人と人との恋愛ももちろん描かれているけれど、これは紛れもなく猫と人の恋愛本です。

    猫好きさんにとってはぶっ刺さる言葉がたくさん詰まっていていて、途中から他人事じゃない気持ちで読みました。(逆に、猫を実際に飼ったことがない人には理解しがたい本かもしれません。笑)

    (以下引用)
    ・あなたが猫の主人なのではない。猫があなたのご主人様なのです。
    ・小判でも、真珠でも念仏でも、いくらでもあげる。
    ・猫と暮らす喜びは、召使になる喜び。
    ・幸せは猫に始まり、猫に終わる。
    ・猫は生きて動いている愛。猫を飼ってるんじゃなくて、愛を飼っている。


    最後の最後、あと書きを読んで、著者の猫愛の深さにぼろ泣きしました。是非あとがきまで読んでほしいです!(あとがきを読むまでは、本作の中に出てくる猫の飼い方に少し疑問があったので、作者さん猫を飼ったことないのかな?とちょっと思ったのですが、そんなことなかったです。)

  • ラストシーンだけちょっと唐突感があったのですが、
    全体を通して、共感できる箇所がたくさんあった。引用されている?詩も印象的でした。
    猫は飼ったことはないけれど、愛らしい様子がたっぷり伝わってきました。

  • 運命というのは、小さな拾い物のようなもの。
    幸福とははかないもの。

  • 35歳、キャリアウーマン、独身。
    東京だとごく当たり前のことが
    実家のある田舎に帰ると珍しくなる。
    そして自分自身、現状に納得しながらも
    将来に不安がない訳がない。

    自分の家を買うこと、猫を飼うこと。
    その安心感と幸福はとてもよくわかる。
    そして幸福は、失ったときにより実感することも。

    わたしの瞳の中の愛猫と
    愛猫の瞳の中のわたし

    読後、猫がいっそう愛おしくなった。

  •  とにかく愛おしい〜

     どんな精神状態であっても、まとわりついてくる。

     無償の愛を~~~

  • 女性が1人で生きていく。
    昭和生まれの私には、その選択肢がなかった。
    これからの未来を生きていく子の選択肢は無限だ。
    そう思い、羨ましいと思い、今の自分もその気持ちをもって生きて行きたい。と思った。

  • 2023.0705読了
    猫好きとして、ん?と思うことはありましたが、後書きを読んで、なるほどそうかーとちょっと納得。
    幸せは薄氷の上を歩くようなもの、元気な時にもっと記録を取ったり、楽しんでいたら‥
    今をもっと大事にする、は共感です。

  • ちょっと共感しづらいかなあ。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/787211

  • 【私は、私の幸せを失いたくない――】長く付き合った恋人から婚約を破棄され、仕事に打ち込む日々を送っていた妃斗美の前に、偶然、金色の目をした「幸福」が現れて……。

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著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。
詩とメルヘン賞、ボローニャ国際児童図書賞、小学館児童出版文化
賞などを受賞。松倉香子さんとのコラボ作として『お菓子の本の旅』
『少女は森からやってきた』『未来地図』『晴れ、ときどき雪』『泣くほど
の恋じゃない』『瞳のなかの幸福』(以上、カバー装画)『ようせいじて
ん 星座のようせい』『うさぎタウンのおむすびやさん』『うさぎタウンの
パン屋さん』『ゆみちゃん』(以上、挿画と装画)。本作は、松倉香子さ
んとの初のコラボ絵本となる。

「2025年 『まほうの絵本屋さん 月夜のチョッコラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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