兇弾 禿鷹V (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2023年5月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784167920463

作品紹介・あらすじ

稀に見る悪徳刑事・禿富鷹秋を主人公にしたシリーズ最終作。理由なき悪行を重ねる禿鷹も、ついに前作『禿鷹狩り』で命運が尽きた。しかし、そのままでは終わらせないのが禿鷹の凄み。命と引き換えに手に入れた神宮署の裏帳簿が、警察幹部らによって闇に葬られようとすると、禿鷹の妻・司津子(絶世の美女)や同僚の御子柴が立ち上がり、二転三転の息もつかせぬ攻防が始まる。世を去ってなお、組織を揺さぶり続ける禿鷹の心に何があるのか、「著者にもわからない」と吐露した著者自らの解説付き。新装版。

感想・レビュー・書評

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  • 【死せるハゲタカ、生けるキャリアを走らす!】今は亡き悪徳刑事・禿富鷹秋が死を賭して持ち出した神宮署の裏帳簿。隠蔽を企む警察中枢、蠢動する日系マフィア。陰謀は終わらない!

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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