- 文藝春秋 (2023年5月9日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167920487
みんなの感想まとめ
過去と現在が交錯し、未来への希望を描き出す物語が展開されます。特に父の過去を描く連作短編形式の「銃弾」の章は秀逸で、心を揺さぶるエピソードが続きます。自然描写が豊かで、アメリカの大自然が印象的なシーン...
感想・レビュー・書評
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同系統の「ザリガニの鳴くところ」に引けを取らない傑作。何と言っても父の過去が描かれる、連作短編のような12の「銃弾」の章が秀逸。特に「#7、8、9」以降のエピソードは劇的で心揺さぶられた。最後「銃弾#12」で娘視点の現在パートと繋がる構成も見事。アメリカの大自然と相まって印象的なシーンがたくさんあり、もし映像化されるようなことがあれば絶対見たいと思った。
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日本よりアメリカの方が国土が25倍も大きいから自然描写が多いんだということを訳者あとがきで読んで、納得した。でも想像も共感もできないからいまいち世界に入り込めない。
よかったシーン
自分のこぶしと北極星を使って目指すべきところを探せたところ。
ホーリーという男
本当にクソ人間
疑問点
帯にあるようにクライムサスペンスなの?
他に思うこと
英語で読んだら、詩的な美しさを楽しめたと思う。
鯨の文学的位置が分からないから重要なシーンで出てきてもピンと来ない。
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文庫化にて再読。
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2026/4/5購入
2026/5/20読了 -
原題 THE TWELVE LIVES OF SAMUEL HAWLEY
Life can only be understood backwards,
人生は後ろ向きにしか理解できないが、
過去の回想と現在進行形の物語が紡ぎ出す、未来。最終章でルーが撃ち上げる先に待ち受けるものはなんなのか。明るく、または暗く、あるいはぼんやりと、読み手の立ち位置によって違ってくると思います。いずれにせよ、ホーリーは解放されるんじゃないかなぁ。ルーはもう大丈夫。
前を向いてしか生きられない、のです。
but it must be lived forwards.
-Søren Kierkegaard -
記録
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12発は撃たれすぎ。野球で言うと2023年最もデットボールを受けたのが阪神近本選手の12回です。
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ルーの両親が共に生き抜いた歴史が語られ、母の死の謎が明かされる。
父の身体に刻まれた傷痕の因縁が、父娘に迫る。
ホーリーは、亡くなった妻への思い。ホーリーの娘を大切にする気持ちとルーの父親に対する思い。銃弾がそれらの思いを明らかにする。
アメリカらしい家族の絆の物語になっている。
しかし個人的には、ホーリーに、完全には共感できない。 -
【父の身体には、12の弾傷が刻まれていた――】少女ルーが生まれる前、両親はどのように生きてきたのか。父の身体に刻まれた弾傷の謎とは。その因縁がついに父娘に忍び寄り……。
