お順上 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2023年7月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167920692

作品紹介・あらすじ

勝家の末っ子、お順は愛らしい容姿とは裏腹に気性が激しく、兄の麟太郎(のちの勝海舟)から可愛がられて育つ。嫁ぐなら「一番の男」と決めているお順は、麟太郎と交流の深い剣客・島田虎之介に心を奪われるが……。好いた男を想い続けながら、幕末の動乱期を逞しく生きるお順と、彼女を取り巻く志士たちの魅力を鮮やかに描いた時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • 『小吉の女房』は勝海舟の母親が主役でしたが、こちらは妹が主役。
    勝海舟は知っていてもその家族となると全然知らなかった。

    彼女の初恋(フィクション?)が実りそうで、でも叶わず。その後の結婚話(こちらは史実)が、より人間味あふれる展開になりました。

    良くも悪くも江戸の終わりから明治の初めは、人も社会も動乱期なので、自分の信じていたことが実は曖昧な物だったと思い知らされる、そんな日々だったのだろうなと。そんな時代を生きた彼女が、現代にも重なる気がします。

  • 【凛としたお順と、彼女を取り巻く幕末の勇士たち】勝海舟の妹・お順。嫁ぐなら「一番の男」がいい――そんな強い意志のもと、幕末の動乱期を逞しく生きた女性を主人公にした傑作長編。

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著者プロフィール

諸田玲子
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。一九九六年『眩惑』でデビュー。二〇〇三年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、〇七年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、一八年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『きりきり舞い』シリーズのほか、『四十八人目の忠臣』『波止場浪漫』『帰蝶』『女だてら』『尼子姫十勇士』『しのぶ恋』など多数。

「2023年 『其の一日 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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