忘れながら生きる 群ようこの読書日記 (文春文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (2023年8月2日発売)
3.29
  • (8)
  • (17)
  • (47)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 748
感想 : 36
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167920890

みんなの感想まとめ

読書の楽しみや本に対する思いを素直に綴ったエッセイ集で、著者の豊かな読書生活が垣間見えます。毎月の購入本リストには、幅広いジャンルの書籍が並び、時には料理本や手芸本も含まれており、その量には驚かされま...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 群ようこの読書記録のエッセイ。
    毎月の購入本のリストも載っていて、その量がハンパない。料理本やニットの本など読むというより眺めて楽しむ類いの本も含んではいるが、ひと月約25~60冊という量には驚くばかり。

    それでも、単行本化にあたり、著者が25年後に振り返ると、リストの本のほとんどを覚えていなかったとのこと。
    本を読んだら、何かを学びたいと考えがちだが、その時々の楽しみのためだけに読書をするのもまたよし。
    群さんには到底及ばないが、私も好きなだけ本を読んで過ごしたい。

  • 2000年に刊行された『生きる読書』を改題して今年8月に文庫化されたもの。
    ほとんどが本に関するエッセイで、24つのエッセイのうち、半分のエッセイに著者が1か月間に買った本がリストアップされています。購入した本のリストを見て、小説、社会事件、古典文学、手芸、音楽…などなど著者の興味の広さに驚かされます。
    読んだ本の感想は少なめのなか、『老いを生きる』と『私は優雅な叛逆者』の感想が書かれています。本の内容がよくわかり、面白くて、私もこの2冊を読んでみたくなりました。こんな感想を私も書けたらいいなぁ、と思います。(絶対無理だけど)

    いちばん面白かったのは、8万円の全集を買いたくて妻に話したら喧嘩になった男性の話。本代や本の置き場所で家族と言い争うご家庭は、うちの実家を含めて沢山あるんだろうな、と他人ごとではないように思えました。

  • 群ようこのおすすめ小説12選。映像化された人気作品もご紹介 | SAKIDORI(2022.09.16)
    https://sakidori.co/article/1363048

    群ようこの「終活」とは? 片づけ目標7割減のてんまつを綴る〈週刊朝日〉 | AERA dot.(2023/01/15)
    https://dot.asahi.com/wa/2023011100058.html?page=1

    文春文庫『忘れながら生きる 群ようこの読書日記』群ようこ | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167920890

  • 忘れながら生きる
    群ようこの読書日記

    2000年に刊行された『生きる読書』を改題し、文庫化されたものになります。

    「文庫のためのあとがき」で、
    2000年の刊行当時は43歳で、現在68歳(2023年出版)とあります。
    エッセイと毎月買った数十冊の本が紹介されているんですが、「恐ろしいことにほとんどの本を購入したしたのを忘れていた」と反省もありながら、「本を読むということはそれでもいいのではないかと思った。」「本を読んでいる時間は楽しいわけで、」と。本好きな著者の素直な気持ちがあとがきに綴られています。

    エッセイは、お友達とたわいの無い事を楽しくお喋りしているような感覚で愉しめます。
    中には、しんみりするようなものも。

    中でも「本代」はなんとなく、本好きの共感というか、好きですね。笑
    『某出版社の編集者、自分よりも年上でものすごく本が好きな人。しかし、財政一切を奥様が管理しているので、思うように本が買えない。
    彼はどうしても欲しい全集があってー。』
    という、無事に全集を購入できた訳ですが、
    本好きにはくすりとくる内容でした。笑

  •  群さんの本についてのエッセイ集。

     本といっても、一冊の本の紹介ではなく、大量に購入された本の中からこんな本も買ったな〜、どうしてこの本を買ったのだろう、など、本を買うエピソードや読んでみてどう感じたかなど。もちろん読まないままの本もあり…。ひと月に購入した本のリストは圧巻で、本のジャンルの手広さにも驚きました。

     SNSや書評などを参考に、読みたい本リストにピックアップし、本屋で実際に手にとり、本当に読みたいのか、それとも違うのか…
    1冊購入する事も、うだうだと悩む自分としては、衝撃的でした笑

     こんなに本に囲まれた生活、大変でしょうが、憧れもあり、面白く読めました。

  • 私の憧れの作家さんでもあり、女性である
    群ようこさん。
    群ようこさんの本は若い時から常に
    身近に置いてあった。この本も25年も前に
    書かれたとは思えない程今でも新鮮で
    人様の本棚を見せてもらえる本は大好きで
    雑誌でも動画でもよく見ている

    でも、25年(もっと前?)に沢山所有していた
    群さんの本はその殆どを時の流れと共に
    1度手放してしまい、改めてここ数年で
    数十冊以上買い直し今も読み返したもの
    積読も綺麗に本棚に収まっている。

    過去に読んだはずなのに、内容をほとんど
    忘れているし、勿論思い出せる本も沢山ある
    けれどなんだか申し訳ない気もしていたら
    群さんが後書きで、「その場その時楽しんで貰えたらそれでいい」と書かれていて胸をなでおろした

    群さんの選書の中に読みたいなと思う本もあったり
    読んだ本もあって嬉しくなる。
    群さんと同じく相当な本好きは自他ともに認める
    けれど、その後どうするか…を考えなくては。
    も、群さんと同じ気持ちなのが面白かった

    本棚に並んでるだけで嬉しい本があっても
    良いのですけれど(笑)

  • 著者のエッセイとひと月に購入した本の一覧が紹介されているもの。
    作家さんなので多いのだろうとは思っていたものの、多岐に渡るジャンルの本をひと月60冊前後も購入されているのでびっくりした。2000年刊行の本なことや古本の購入も多いため、結構昔の本が多いけど、エッセイの中で本の紹介も自然に組み込まれていたので興味深く読んだ。
    血液型健康ダイエット、気になる…

  • とくに感想はないが、毎月20冊程度の本を買われているのには、驚いた。勿論すべて読まれてはいないが。
    私は8冊程度でなるべく読むようにはしているが、なかなかできないのが現状。
    群さんの知り合いのかたが、飼猫を亡くされたときに言われた言葉に、悲しいというより罪の意識が。
    私も飼犬が亡くなったときに、一般的によく言われる悲しいよりも、どうしてもっと可愛がってあげられなかったかという罪の意識のほうが大きかった。
    本を読む楽しみはいろいろあるが、何かをあらためて感じさせてくれるところも良いところです。

  • 群さんが、今の私ぐらいの年齢(40代)の時に読んだ本や、体験したことの数々。
    しかし、『「廣津里香」という生き方』の章に入ってから、全く別の本を読んでる気分になりました。
    廣津里香ことViviという女性が現代に生まれていたらと考えてしまいます。現代でこそ輝けるカリスマ性があったのではと。とにかく、Viviの話が出てきてから、他の話が飛ぶレベルの感銘を受けました。
    ちょっと違うけど、「卒業式まで死にません」の南条さんを彷彿とさせるような感じがしてなりませんでした。頭の良さや、死を切に願うところなど。


    さて、この本のタイトルの通り、今まで読んだ本の内容は、私も全て覚えていないのですが、大好きな群ようこさんの「れんげ荘」のストーリーや、「びんぼう草」の「満員電車に乗る日」の最後の数ページは絶対に忘れられないです。
    私の生きるテーマと言っても過言ではないのです。
    そんな本が一冊、二冊あれば、他は「忘れながら生きる」のも良いのかもしれませんね。

  • 2000年刊行の「生きる読書」の改題&文庫化版。
    文章が読みやすく訂正されている箇所も少しあった。
    感想は「生きる読書」の方へ。

  • 【読んだ時間が楽しければ、それでいい】群ようこはひと月に何冊買う? 毎月の本代は? 着物本からプロレス本まで、膨大な本に囲まれ、猫と暮らす、のほほん読書エッセイ。

  • 2000年の本。
    途中であれ?と思った。
    もたいまさこさんと「邪悪な狛犬」として参加したファッションショー。「邪悪な狛犬」の名前にうけた。

    後書に書いてあった「忘れているのは覚えていたからだ」
    それでええやん。と思った。



  • 表紙の猫が可愛くて手に取り、中身をペラペラっと見てみたら気取らない文章でいいなと思って購入した。
    人が何を読んでるのか、どんな本を買ってるのか気になる私からしたら楽しい一冊だった。笑
    2000年に出た本なので少し内容は古い。
    著者の日々の生活や習い事、読んだ本の感想やそれをどう落とし込むかを楽しく読めた。
    "「廣津里香」という生き方"という章が印象に残った。

  • おもしろいのは間違いない。
    「廣津里香」という生き方 は衝撃的。
    「生きる読書」を改題し文庫化したもの。

  • この本は別のところから別のタイトルで出されていたもの(つまり中身は同じ)を読みました。

    https://booklog.jp/item/1/4047040088

    4-04-704008-8
    c0295\571E

    角川oneテーマ21 B-2.
    生きる読書

    NDC分類 019:読書・読書法

    著者:群ようこ(むれ ようこ)
    2000年12月1日 初版発行
    発行所:株式会社角川書店

  • 夫が買っていた本を、病院の待合で読むように持って行った。気を張らずに読めるエッセイで、ちょうどよかった。ちょっと時代を感じる、平成前期の暮らし。。この時代を生きていたはずなのに、古臭い感じがして衝撃を受けたような、懐かしいような。廣津里香さん、初めて聞いたけど興味を持った。生きづらかっただろうなぁ。。。

  • 印象に残ったのは「老いを生きる」ていう1993年発行の、九人のお年寄りのインタビューと日常生活の写真が掲載されている本の感想。現実は生々しく、高齢者にとって辛いことが多い。年月が経って彼らがよりよく過ごせているかというと、今もそれほど変わりはないのではないかと思える。
    確かに、高齢化が社会問題になってだいぶ経つがまだ課題が山積みのような気がします。

  • 「もちろん読む気があるから買うのだが、そう思うものがあまりにたくさんあるものだから、ものすごい順番待ちの列は山となり、その山は連峰となり、そして私はその本の中で本の雪崩に遭うのである。

    私の状況は連峰の段階です。雪崩に遭っていないので、危機感もまだ切実には感じていません。著者は月に60冊以上買うことがあるとのこと。そのレベルには及びませんが、物理的にも心理的にも本に埋もれそうになっても、どこか楽しいという感覚は、自分も同じだと思いました。

  • 群ようこさんは一体どんな読書をしているのかな?と興味を持って読んだ。ひと月に購入される本の多さ(40冊超えの月も)に驚く。文学系だけではなく、手芸・プロレス・劇画漫画・園芸など幅広いジャンルを読んでおられた。自分も興味のある分野なので、読みたい本が増えた。
    私もどんどん忘れながら生きています!

  • 面白かった。サクッと読めて、積ん読が怖くなくなる本。

全33件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

群ようこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×