奇跡の人 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2023年9月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784167920999

みんなの感想まとめ

主人公が交通事故によって失った記憶を取り戻す旅を描いた物語は、過去との対峙や自己探求のテーマが深く掘り下げられています。克己は、母の遺した手紙を手がかりに、真実を少しずつ明らかにしていく中で、自分自身...

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物の優しさのおかげで、真実が明らかになるのに時間がかかりイライラした笑
    びっくり展開ではなかった。
    過去の自分との対峙は記憶がある者でも目を逸らしたくなるようなこともありそうだが、そこはなんとしても諦めない主人公の強さが描かれていた。
    生き別れの生みの親を探す感じに似ているのかも?

  • 交通事故で負った重傷から奇跡的に回復したけれど、事故より前の記憶を失ってしまった克己。
    8年の治療の末退院した彼は過去を探す旅に出る。
    少しずつわかること。少しずつ増える疑いは自分自身について。
    そんなことやあんなことがあってほしくなかった
    本当の自分ってなんだろう?
    この記憶は本当に自分のものなのか……

  • 克己の暴走がちょっと怖かった

  • 読み応えがある作品だが

    主人公のなんというか身勝手さが鼻につき、すっきり感がない。それだけリアルに描いてくれているんだろうね。

    隠された真実が明らかになる展開はある意味ワクワク感があるけれど、後半噴出するもう一人が、その運動神経を含めどうもすっきりしないと感じたな。

  • 闘病生活8年間、過去の記憶を無くし、母親の支えで生還した克己。
    自損事故で生死を彷徨い、いつ逝ってもおかしく無い状態、母は己に克、克己を信じ、そんな母も病に倒れ、小さな家を残しこの世を去ってしまう。
    身寄りが無くなるが、仲間達の支えで生きていく克己。
    母は克己の過去を全て消し去り今を生きる為に闘病生活に書いた日記を残した。
    母が消し去った8年前の記憶は
    克己の中で8年前の過去の自分はどのようにして生きてきたからを知る為に母の想いに逆らい調査の旅に。
    人の思いやり、仲間の存在。愛する人への思いを深く感じる事ができた。

  • あっという間に読んだ。
    交通事故、記憶をすべてなくした男。
    リハビリを経て、少しずつ動けるようになって。
    事故な前に何があったのか。
    どんな事実がわかるのか?
    これはおすすめします♪

  • 母のすすめ。
    交通事故から8年間入院していた克己。母ががんで亡くなり、退院後はひとり暮らしに。事故前の記憶をなくしている克己は自分の過去を調べていく。
    真保さんの文章はスラスラ入ってきて、読書の苦手な私でも10日ほどで完読!

  • 奇跡の人である今の主人公と、忘れられた主人公の強引さが際立つ

  • ラストに向かうにつれて、ページをめくるのが、恐くなるほど圧倒される作品。鳥肌ものの秀作。すごい!

  • 【消えた彼の過去には何があったのか? 傑作ミステリー復刊】相馬克己は、交通事故で脳死判定をされながらも命をとりとめた。しかし彼は事故以前の記憶を全く失っていて……。感動のミステリー。

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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