精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2023年10月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167921200

作品紹介・あらすじ

父・鷗外に愛されて育った森茉莉は、豊かな想像力と鋭い批評性を兼ね備えたエッセイを数多く生み出した。一方、清純な作風で人気を博した少女小説の大家・吉屋信子は、抜群の観察眼で当時の文壇の様子を鮮明に浮かび上がらせる。対照的な二人の随筆の中から、小池真理子が「精選」した珠玉の一冊。
(解説・島内裕子 武藤康史)

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

対照的な二人の女性作家によるエッセイ集は、豊かな想像力と鋭い観察眼が織りなす魅力的な世界を提供します。森茉莉の作品には、幼少期の甘美な思い出や、父・鷗外との深い愛情が描かれ、彼女の天真爛漫さが伝わって...

感想・レビュー・書評

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  • 文久2年1月19日は、森鷗外の誕生日(旧暦)
    森鷗外記念館は、誕生日に無料公開になります
    昨年の無料公開にお出かけした際、記念に
    記念館のショップで購入した一冊
    小池真理子さんが選んだ森茉莉と古屋信子の名文随筆集 小説以外はほぼ読むことがない私でも
    好きな三人が揃えば、さすがに楽しく読めるに違いないと思っていたのですが、一年積読状態でした まったく、ふがいない

    森茉莉はエッセイでも豊饒さは群を抜いている
    (小池真理子さんの紹介より)
    特に千駄木での幼い日の思い出の随筆は甘い
    森鷗外をパッパと呼び 、パッパの森鷗外は茉莉をお膝にのせてお話を聴かせる
    一つづつのエピソードが いかに愛し愛されていたのか物語る
    二日くらいそのポジションを体験したいほど
    三島由紀夫と川端康成の死への追悼文とも思える2編は、今更ながら同時代を作家として生きていたのだと思わせる

    古屋信子さんは、岡本かの子と林芙美子との関わりの随筆が 関係性をよく表現されていて 面白く読みました
    国語便覧や文学館の取り繕った説明文とは違い人間っぽく近く感じる
    与謝野晶子の「源氏物語」が刊行され始めた頃 女学生で夢中で読まれていたようです
    現在、私も読んでいると思うと感慨深い
    鎌倉文学館は、かなり先まで閉館中
    近くの古屋信子記念館は一般公開の予定がありそうなので今年はお出かけしてみます

    • 1Q84O1さん
      おびさん、本や作家さんに関するところやイベントにあっちこちよく行かれてますね〜♪
      いいですね(*´▽`*)
      おびさん、本や作家さんに関するところやイベントにあっちこちよく行かれてますね〜♪
      いいですね(*´▽`*)
      2025/01/20
    • おびのりさん
      体調は万全?
      妻子のために頑張ってね!

      そうそう 今までお出かけできなかったので
      これから1年は、覚悟してお遊びの予定です
      その後は、また...
      体調は万全?
      妻子のために頑張ってね!

      そうそう 今までお出かけできなかったので
      これから1年は、覚悟してお遊びの予定です
      その後は、またどうなるかわからないしね

      どこかの記念館行くと
      いろんなパンフレットがあって
      また行きたいところが発生してしまうの

      人生のご褒美タイムです♪
      今月はkumaさんが好きそうな歴史博物館の予定が残ってます╰(*´︶`*)╯♡
      2025/01/20
    • 1Q84O1さん
      おかげさまでだいぶマシになりました!
      あとは咳だけかなと思います
      もともと咳はよく出ていたので自分的にはあまり気になりませんが…

      人生のご...
      おかげさまでだいぶマシになりました!
      あとは咳だけかなと思います
      もともと咳はよく出ていたので自分的にはあまり気になりませんが…

      人生のご褒美タイムいいですね(〃∇〃)
      思いっきり楽しんでくださいね!
      2025/01/20
  • 『精選女性随筆集 第二巻 森茉莉・吉屋信子』|感想・レビュー - 読書メーター
    https://bookmeter.com/books/4603229

    「贅沢貧乏」に生きる森茉莉 ~夢の部屋の中で永遠を見る~ | ヨガジェネレーション yogageneration(2020年6月11日)
    https://www.yoga-gene.com/post-37965/

    片隅の読書: 美人伝の一人 | 吉屋信子(2011年1月9日)
    https://lydwine2011.blogspot.com/2011/01/blog-post_4021.html

    文春文庫『精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子』森茉莉 吉屋信子 小池真理子 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921200
    (四六判)
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166402205

  • 対照的な二人による随筆集。森茉莉の作品からは、天真爛漫さ、美に対する感性が伺える。幼年時代を過ごした千駄木の家での日々を描いた「幼い日々」は絶品。(鴎外の溺愛っぷりが半端ない)吉屋信子の岡本かの子、林芙美子等との交友関係を描いた作品からは、優しくユニークで鋭い観察眼を持った人だと感じた。吉屋信子は少女小説のイメージがあるが、家庭小説や歴史小説、幻想寓話作品も書いていると知りそちらも気になり読んでみたい。

  • 小池真理子さんが選んだ、明治から昭和初期の女性作家2人のエッセイ。一人は鴎外の娘。お二人の生活に関するエッセイよりもその頃活躍した作家との交流が書かれたものがとても興味深かった。森茉莉と父鴎外との関係。吉屋信子と宇野千代との関係など。宇野さんが恋愛体質だとは知っていたが同世代女性の吉屋さんとのエピソードが新鮮だった。結論、宇野千代さんは自分の彼、夫に会わせてはいけないタイプ(笑)

  • 綺麗な文の随筆集だった。

  • 【森茉莉の豊穣な想像力と、吉屋信子の優れた観察眼】森茉莉の豊潤で鋭い批評性を堪能できるエッセイと、吉屋信子のユニークな観察眼が光る交遊録。対照的な二人の作家による名随筆集。

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著者プロフィール

1903~87年、東京生まれ。森鴎外の長女。1957年、父への憧憬を繊細な文体で描いた『父の帽子』で日本エッセイストクラブ賞受賞。著書に『恋人たちの森』(田村俊子賞)、『甘い蜜の部屋』(泉鏡花賞)等。

「2018年 『ほろ酔い天国 ごきげん文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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