お帰り キネマの神様 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2023年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784167921248

作品紹介・あらすじ

「一晩で読んでしまった。魔術にかかったみたいだ。脱帽するしかない。」 
                          ――山田洋次監督

「人生で分からないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ、映画の中にある。」
これは本書の中の、ゴウという主人公のセリフです。
壊れかけた小さな家族をつなぎとめたものは、映画だった――
映画人の熱い想いと挑戦を描いたヒューマンドラマ「キネマの神様」は、山田洋次監督の手で原作小説に大幅に手を加えられ、コロナ禍下で製作された渾身の名作。
人間や人生への愛が溢れたその映画に誰よりも心を動かされた原作者の原田マハが、映画をみずからノベライズ。
映画を愛する全ての人に捧げる物語。

【目次】
まえがき「歓び」原田マハ
二〇一九年(令和元年)十月 東京 武蔵野
一九六九年(昭和四十四年)五月 鎌倉 大船
二〇一九年(令和元年)十一月 東京 武蔵野
あとがき「驚き」山田洋次

みんなの感想まとめ

映画と家族の絆をテーマにした物語は、映画への情熱と人間愛が溢れています。主人公ゴウが映画を通じて家族の絆を再生させる様子は、感動的で心温まるものです。映画化を経てノベライズされた本作では、原作者の想い...

感想・レビュー・書評

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  • 実は、平山夢明さんの読もうとしてたんやけど、思わずこれに目がいって…(^◇^;)

    「人生でわかんないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある」
    個人的には、本も加えて欲しいとこやけど、「キネマの神様」なんで…

    やっぱり、映画化されると小説も大幅に変わるんやな。作者の想いもくみながらも、やはり監督の想いも入るもんな。
    それで、良い映画ができれば良いんやろな。
    小説の作者も納得してなんやし、更に良し。

    更に更に映画化された「キネマの神様」を作者がノベライズ。こういうWin-Winの関係なら良い。クリエイティブとはいえ、小説と映画が別物で、作ってる人をそれぞれがリスペクトできる関係が良い。

    本作で出て来る主人公は、映画への想いは凄いけど、それ以外も映画の肥やしとか言って賭け事、お酒とあんまり家庭を顧みないのは如何なものかとは思うけど。

    しかし、ええな〜!
    こんな映画館。最近のシネコンと違って。
    最近、ミニシアターも行くけど、ビルにあって規模が小さいだけ。
    風情はないな。昔は、色んな映画館あったのに。京都の河原町近辺でも、10軒以上あったと思う。今は、シネコン1軒、ミニシアター2、3軒ってとこ。悲しい…

    主人公も一度は、映画の世界で頑張ったけど…
    今は、観に行くだけに…
    その頃、自ら脚本を作って、自ら監督でメガホンを取って作ろうとした作品…その時は、悔しいかな叶わず…

    時は流れ、もう初老というか、それを超えて、身を結ぶ。
    それも、その脚本通りスクリーンへと…
    一番幸せなエンディング!

    あとがきは、「キネマの神様」を撮った映画監督 山田洋次さん!

    一気読み!ええ感じや〜!!!







    現実の世界は厳しい。書籍でもヒット曲でもテレビ番組でも、何かといえば奇跡、奇跡の連発だ。現実にはそう簡単に奇跡なんか起こるはずはないと、皆知っている。だからこそ、せめて架空の世界では奇跡が起こってほしいものなのだ!

    • yukimisakeさん
      そっか、もうすぐだ!
      その辺はまた遠征行ってるんで、幽体離脱体を塚口駅南出口に置いとくので異能力で見つけて下さいね笑

      あと、サンサンから1...
      そっか、もうすぐだ!
      その辺はまた遠征行ってるんで、幽体離脱体を塚口駅南出口に置いとくので異能力で見つけて下さいね笑

      あと、サンサンから10分程南に歩いた所にある、ジャックスピザアンドバーガーズ、美味しくてオススメです♪
      幽体といきましょー( ~ᐕ)~
      2024/08/07
    • ultraman719さん
      全裸の幽体は、遠慮しときます…
      全裸の幽体は、遠慮しときます…
      2024/08/07
    • ultraman719さん
      おびのりさん

      折りたたみ椅子追加なんて、親切な映画館あったんですか!凄い!
      うちの辺は、立っとけ!って感じでした(^◇^;)
      おびのりさん

      折りたたみ椅子追加なんて、親切な映画館あったんですか!凄い!
      うちの辺は、立っとけ!って感じでした(^◇^;)
      2024/08/07
  • これが『キネマの神様ディレクターズ・カット』の文庫なんですね〜!
    単行本を読もう読もうと思っていたのですがね

    間の映画を観ずに、二つの小説『キネマの神様』と『お帰り キネマの神様』を読みました

    話は全く別物でした
    初めはそう思っていました
    しかしどちらも登場人物はほぼ同じで、内容も前作同様「映画愛」と「家族愛」を謳っています
    そしてゴウがもたらす奇跡によって、家族の絆が再び結ばれていく様は、どちらの小説も感動的でした
    もちろん読んだあとも心温まるものでした

    小説が映画化されて、映画が小説化されて、全く別の話が生まれるなんてと驚きですが、両作のテーマがぶれていない所が素晴らしいなと思いました

    そして、自分が手掛けた可愛い我が子に〝お帰り”と言いたくなるマハさんの気持ちが少しだけわかる様な気がします

    最後に一言
    ゴウの人たらし振りは相変わらずなのですが、奥さんがこれまた可愛いこと可愛いこと(≧∀≦)
    若き日の二人の結ばれ方は、まさしく映画のワンシーンでも観ているような気分デシタ♡

  • 原田マハ『お帰り キネマの神様』文春文庫。

    『キネマの神様』の続編かと思ったら、山田洋次監督により大幅に手を加えられ、映画化され作品のノベライズということらしい。そんなこともあるのか。

    確かに大幅に内容が変わっている。もう一つの『キネマの神様』と言って良いだろう。山田洋次らしい派手なハッピーエンディング。しかし、原作の『キネマの神様』の方が遥かに良かった。

    本体価格600円
    ★★★★

    • ことぶきジローさん
      何で書影が縦長になるんだろう。
      何で書影が縦長になるんだろう。
      2023/11/19
    • ゆーき本さん
      こんばんは(* ˊᵕˋ )ノ
      映画みました〜。
      原作とは全然違いますよね。突然コロナが流行りだして、志村けんさんの訃報もあって 変えざるを得...
      こんばんは(* ˊᵕˋ )ノ
      映画みました〜。
      原作とは全然違いますよね。突然コロナが流行りだして、志村けんさんの訃報もあって 変えざるを得なかったのでしょうか。わたしも原作の方が断然好きでした(ˊ˘ˋ*)
      2023/11/19
    • ことぶきジローさん
      こんばんは。
      映画を観ましたか。自分は観てないです。やはり原作の方が良かったですか。
      映画は志村けんさんがコロナで亡くなり、沢田研二さんに交...
      こんばんは。
      映画を観ましたか。自分は観てないです。やはり原作の方が良かったですか。
      映画は志村けんさんがコロナで亡くなり、沢田研二さんに交代したんでしたね。
      2023/11/19
  • マハさんの作品、32作品目の読了となりました。
    本書は先日読み終えた「キネマの神様」を山田洋次監督が映像化した映画のノベライズ版です。

    そうです、原作者であるマハさんがノベライズを手がけた作品なんです。

    映画化にあたり、原作から大幅に脚色されたシナリオ。
    原作を手にした読者には不思議な感覚で読み進めることになると思いますが、例えるなら「キネマの神様ver.2」といった感じ。

    決して続編ではありません。
    大酒飲みで博打打ちのゴウちゃんや淑子さん、歩、勇太にテラシン...
    そうです、原作と同じ登場人物にテアトル銀幕ももちろん出てきます。

    原作では描かれなかったゴウちゃん、淑子さん、テラシンの過去も含め、本書は新たなストーリーを見せてくれます。

    山田洋次監督があとがきに記したように、全くと言っていい程に別物となった「キネマの神様(映画版)」、映像では描写しきれない心理描写をノベライズにて原作者であるマハさんが文章化。

    映画版は観ていませんが、きっと素敵な作品に仕上がっているんだろうなぁ。


    本の概要

    「一晩で読んでしまった。魔術にかかったみたいだ。脱帽するしかない。」
    ――山田洋次監督

    「人生で分からないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ、映画の中にある。」
    これは本書の中の、ゴウという主人公のセリフです。
    壊れかけた小さな家族をつなぎとめたものは、映画だった――
    映画人の熱い想いと挑戦を描いたヒューマンドラマ「キネマの神様」は、山田洋次監督の手で原作小説に大幅に手を加えられ、コロナ禍下で製作された渾身の名作。
    人間や人生への愛が溢れたその映画に誰よりも心を動かされた原作者の原田マハが、映画をみずからノベライズ。
    映画を愛する全ての人に捧げる物語。

    【目次】
    まえがき「歓び」原田マハ
    二〇一九年(令和元年)十月 東京 武蔵野
    一九六九年(昭和四十四年)五月 鎌倉 大船
    二〇一九年(令和元年)十一月 東京 武蔵野
    あとがき「驚き」山田洋次

    • IKFさん
      ヒボさん、こんにちは!
      こちらの作品、とても良かったですね。すごく刺さりました。
      ヒボさん、こんにちは!
      こちらの作品、とても良かったですね。すごく刺さりました。
      2023/11/11
    • ヒボさん
      IKFさん、おはようございます♪
      「黒い絵」に続き、同じタイミングでマハさん作品を手にしてましたね(*^^*)
      本書の発売を知って、先日慌て...
      IKFさん、おはようございます♪
      「黒い絵」に続き、同じタイミングでマハさん作品を手にしてましたね(*^^*)
      本書の発売を知って、先日慌てて「キネマの神様」を読み終えたところなので、すごく楽しめました。
      マハさんの愛が詰まってましたね☆
      2023/11/11
  •  私の中では、映画『ニュー・シネマ・パラダイス』('88)と小説『キネマの神様』('08)は、セットになっています。

     トルナトーレの上記名作映画は、モリコーネの哀愁漂うメロディとともに、不動のマイベストです。その後、原田マハさんの上記小説を読んだ際、映画がオーバーラップし、心揺さぶられたのでした。

     個人的には、原作からの映画化では「映画は観ない派」で、映画『キネマの神様』も観ていません。
     加えて、①原田マハ原作小説→②山田洋次監督で同名映画化→③原田マハさんが同名映画のノベライズ化‥、冷静に考えると変ですよね?
     どうもこの変な流れ、原作と映画が全く別物のような違いがあり、マハさんが映画に惚れ込んだためのとのこと。ほうほう‥(まえがき・あとがき参照)
     じゃあ読んでみるか! という次第です、ハイ。

     上記のセット2作品には強い思い入れがあり、イメージを壊されるのが怖いしイヤでしたが‥、大丈夫でした! 全く別の物語でも、どちらも家族の再生と映画の素晴らしさを描いています。
     原作→映画化→ノベライズ化と、原田マハさんと山田洋次監督の才能・想像力が融合して、進化を繰り返した感があります。映画の神様って、いるんですね。これは両方読むしかありません。

     単行本では『キネマの神様 ディレクターズ・カット』の表題が、文庫化で『お帰り キネマの神様』へ。原田マハさんの想いが伝わります。
     あぁそういえば、中島みゆきさんのセルフカバーアルバム名も『おかえりなさい』だったなぁ‥。え、関係ないか?

  • 私は器の小さい人間なので「原作を大幅に変更〜?それは困る〜」とかきっと言いそう。
    その変更をドーンと受け止め、それでさらに作品を書いてしまうマハさんってすごい。流石。

    前作「キネマの神様」を思い出してしまうと、この世界に入りきれない。違う話と思わなければ。最初は寅さんがチラチラ浮かび、難しかったー。

    最後がね、え?これってそういうこと?!ちょっとどういうこと?!って感じでした。
    ええ、この説明、分かる人だけ分かって下さい。

  • ブクログの諸先輩方が既にレビューに書かれている通り、オリジナルとは全く異なる小説になっていました。映画は観ていないのですが山田洋次監督の人間、そして家族を温かく見守る雰囲気が、原田さんの筆致によって上手く醸し出されている様に感じました。

    映画でこの「キネマの神様」を観るときっとじんわりと涙腺が緩んでくる作品になるのだろうと思います。映画は見ていないのだけれど、この原作とは全く異なる新解釈「キネマの神様」も良かった。

    ちょうど今、日経新聞の「私の履歴書」で倍賞千恵子さんがその生き様を連載されています。倍賞さんの履歴書を読んだ後でこの作品を読むと戦後の映画文化、特に大船を起点とした映画製作の背景が目にみえるようです。その当時の映画文化が身に沁みますね。

    大船へは行ったことも見たこともないのだけれど、映画を作る側の人たちの熱意と観る側の感動。新解釈「キネマの神様」を読むとそれが伝わったきました。残念ながら今では「シネコン」でしか映画を観ることはありませんが。

    あくまでも個人的には原作の「キネマの神様」の方が小説として心に染み入るのは事実だと思うのだけれど、確かにこの原作を映像化するのは難しいでしょう。

    その意味では、映像化された後の新解釈も面白い試みだったと思います。原作→脚本→映像→そして新解釈。原田さんの様々な試みに感動してしまいます。

  • すごく面白かった!
    ギャンブル、お酒、借金癖どうしようもない父親ことゴウ。
    そんなゴウと連れ添い50年苦労が絶えない人生を共に歩む淑子。
    バツイチ、契約社員のち雇い止め無職となる娘の歩。
    登校拒否の息子勇太。

    映画をこよなく愛してきた円山家
    辛い時映画が円山家を励ましてくれたんだね。
    父親ゴウの言葉P22、
    「人生でわかんないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある。」
    ラスト授賞式の歩のスピーチ(泣)
    女優の園子さん登場 ゴウとの会話(泣)

    ここ数年全然映画を観てない事に気づく
    子供の頃、ゴウと似たり寄ったり今は亡き我が父親と「スーパーマン」観に行った事を思い出す。正義の味方スーパーマン!カッコよかった^ ^
    久しぶりに映画を観たくなりました。


  • 「キネマの神様」を読んだのはもう14年前
    忘れていたが、これが友人から送られてきた

    映画を観ていないので繋がりが分からないけれど
    本として楽しんだ

    原田マハさんと山田洋二監次監督
    ほうほう
    いいなあ
    こんなことができるんですね

    壊れかけた家族の再生
    ハッピーエンドがやはり好き

    映画館へ行きたいなあ

    ≪ 帰り道 ちょっと大きく 映画観て ≫

  • 山田洋次監督、沢田研二主演の映画「キネマの神様」は観ていない。原田マハの小説「キネマの神様」は大好きな作品だが、原作とは全然違うという評判を聞いていたため最初から観るつもりはなかった。
    驚いたことに本作は原田マハの原作に感銘を受けて映画を作った山田洋次の作品を更に原作者の原田マハがノベライズしたという、前代未聞の作品だ。
    結論から言うととても面白かった。特に最後の歩がスピーチを代読するところでは涙が止まらなかった。映画の俳優をキャラクターに当てはめながら読めたのも影響したと思う。
    実は私も映画が大好きだ(ゴウほど詳しくも情熱もないが)。だから映画好きが製作した映画作品は大好きで、一番好きな映画は「ニュー・シネマ・パラダイス」だ。本作は映画産業が華やかなりし時代、大船の撮影所の空気感がとても魅力的に描かれている。当時の映画人は自分たちが作る作品のことを誇りをもって「シャシン」と呼んでいるが、まさにそういう言葉の一つ一つが映画への深い愛情と拘りを感じさせる。
    ゴウが歩に言っていた。
    「人生でわからないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ、映画の中にある」。

  • 映画に対する想いが熱い物語でした。
    山田洋次監督の手で原作小説に大幅に手を加えられ、コロナ禍下で製作された渾身の名作、と知らずに買った中古本。原作者の原田マハがさんが映画をみずからノベライ
    ズ、そこで原作が別にある事に気付く。無知でした。
    原作も気になるところですが機会があれば。

    この小説を読んで、コロナ禍の悲劇、主演の急死と交代。
    信じられないことが次々に起こったことを思い出したのでした。

    家族愛の物語でもあるのですが、孫の勇太くんが賢く存在大でした。

  • この何とも言えない温かな気持ちでいっぱいの読後感はなかなか味わえない。とても良かった。

    『キネマの神様』は読んだが、山田洋次監督の映画はまだ観ていない。それでも、十分この作品を楽しむことができた。若い頃映画界に身を置いていたが、映画界を離れた後はお金にだらしなくギャンブルや酒に溺れていたゴウ。それでも、愛情深く、周りをよく見ていて必要な場面を逃さずグッと刺さる言葉をくれたり、そっと寄り添ったり、とにかく人たらしなのだ。そんなゴウはとても魅力的なのだが、それを支える家族、古くからの仕事仲間兼友人も素敵で、最後はとても心に沁みた。たとえ周囲そうは見えなくても、昔も幸せだったが、今も幸せ、と家族みんながきっぱり言い切れること、映画で繋がる家族の絆に感動した。

    「映画」の持つ世界の奥深さ、歴史や魅力もこの小説を通じて十二分に堪能した。ゴウは原田マハさんのお父さんがモデルとのことだが、こんな素敵な方が現実にもいらっしゃったのだなと感慨深い。人生好きなことをするのが良いとマハさんに教えてくれたお父様、そして教えの通り好きなことをして世にたくさんの素敵な小説を送り出しているマハさんに感謝。この映画でゴウを演じるはずだった志村けんさんについてもさりげなく登場させているところにマハさんの愛情を感じた。

    誰しも人生ままならないが、それで良いのだともゴウから教えられた気がした。

  • 買った時は続編と思い込みで、読んでみると同じキネマの神様で、ゴウとか歩とかお馴染みので、一つも引っ掛かりなく無事にゴール とにかくコンパクトにゴウの回想シーンも受賞した後も そうだ映画を観てないな〜って Amazonプライムにあるのかなあればいいなぁ。コロナ禍の社会を描いてる=これから何百年も残るだろうから、未だに飛沫感染か接触感染か結果を示さないし 尾身の発言に振り回されて、マスクの成果はどれ位なのか数値化してよって思う、なによりワクチンの害は酷かった、自民党は何一つしなかった。日本でコロナが瀬戸際食い止められたのは日本人の姿勢(マスクをするとか)だけだった。何が良かったって世の中の間違いを本に残す作家さん

  • マハさんの『キネマの神様』を山田洋次監督が原作を大幅に変えて映画化。それをマハさん自身がノベライズ。面白いではないかー!映画は見ていないので、久しぶりに本の中でゴウやテラシンに再会。若かりし淑子にも出会えて、懐かしい人に会えた感じで心があたたかくなった。小説としては原作のほうが深いのでより面白いと思ったけれど、本作も十分面白かった。

  • 映画館の赤いシートに、
    目を閉じてほほ笑むひと。

    「キネマの神様だ!」と書店で見つけた時は、
    迷わず手に取りました。苦笑
    -------------------------
    一晩で読んでしまった。
    魔術にかかったみたいだ。
    脱帽するしかない。

    壊れかけた小さな家族を繋ぎとめたのは、映画だった。
    ものを創り出す人々の熱い想いに心打たれるヒューマンドラマ。
    -------------------------
    映画を原作者自らノベライズにしたんですね。

    すっかり久しぶりの再会で、
    断片的にしか覚えていない「キネマの神様」。

    内容というよりは、
    照明が落ちてスクリーンに広がる世界、
    エンドロールが終わり、少しずつ照明が灯る。
    余韻と共に、映画館という世界に戻ってくる。
    本を読んでいるだけなのに、
    広がる体験が一番思い出に残っています。

    そのキネマの神様との再会。
    ゴウちゃんは相変わらず自分勝手なのに憎めない。
    私が歩だったら、同じぐらいブチ切れると思います。笑
    家族だから真剣ですよね。

    だけどいつだって映画があって。
    家族も映画も大好きで。
    相手を思って信じること。

    ろくでなしのゴウちゃんが言う、
    「人生でわからないことがあったら、映画を観ろ。
     答えはせんぶ、映画の中にある。」

    私にとっては本であり読書ですが、
    ここまで言い切るゴウちゃんになぜか救われた気持ちになります。

    あったかい気持ちになれる、
    マハさんの作品は本当に大好きです。

  • ノベライズって何?と分からずに、とりあえずマハさんの作品ならもちろん読みます。
    映画版を小説にしたんですね。デレスターズカット版も読んで良かったし、これも良かったけど、やっぱり原作が1番いいな。ゴウ、テラシンにもまた会えて良かった。

  • 2025年1冊目

    原作の続編かと思って購入
    読み進めてやっと映画のノベライズ版だと気づく
    私は映画→原作の順で『キネマの神様』に触れたので、原作と脚本の違いが大きいことは百も承知であったし、ノベライズ版もあーあのシーンを原田マハが書くとこうなるのかなどと考えながら読めた
    原田マハさんのまえがきと、山田洋次監督のあとがきに原作〜映画化の一連の動き・それぞれの作品を読んだ時の心情が書かれており、この文章が全てだとすら思った

  • 前作よりも家族愛が素敵で、心が温かくなり、感動しました。
    ゴウと淑子の若い頃もありましたが、若い頃の淑子がとてもかわいいです。笑

  • 『お帰り キネマの神様』原田マハさん

    借りた本。
    原作のシナリオ脚色をした山田洋次監督の映画「キネマの神様」を観た原田マハさんが小説化した本!

    原作も読んだし、映画も観に行った!
    映画を観た時、原作と全然違う…と思ったが、こんな背景があったと知って納得!

    映画の内容もうろ覚えだったので、また一から本を読んだ気分。
    人生には、確かに都合よくカットがかからない。
    映画のように良いとこばかりダイジェストで観ることも出来ない。
    だからこそ、映画を観て、揺れ動いた気持ちを感じたり、登場人物の感情を考えて、自分が生きたかもしれない人生を感じるんだなと思った。

    映画館に行きたくなった!行こう!

    【背表紙より】 
    壊れかけた小さな家族をつなぎとめたものは、映画だった。映画人の熱い思いと挑戦を描いたヒューマンドラマ「キネマの神様」は、山田洋次監督の手で原作小説に大幅に手を加えられ、コロナ禍で製作された渾身の名作。その映画に感銘を受けた原作者の原田が、映画をみずからノベライズ。映画を愛する全ての人に捧げる物語、

    【本の帯】
    一晩で読んでしまった。
    魔術にかかったみたいだ。
    脱帽するしかない。山田洋次
    壊れかけた小さな家族を繋ぎとめたものは、映画だった。
    ものを創り出す人々の熱い思いに心打たれるヒューマンドラマ

    人生で分からないことがあったら、映画を観ろ。
    答えはぜんぶ、映画の中にある。
    この映画には、人間や人生への愛が溢れている。
    原作者・原田マハが、映画「キネマの神様」に感銘を受けて自らノベライズ!

    【本文より】
    ・いちばん好きなことを人生の真ん中に置いて生きてゆけと葉っぱをかけてくれた父でもあった。
    ・人生でわからないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ、映画の中にある。
    ・人間万事塞翁が馬
    (読み)にんげんばんじさいおうがうま
    一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ。幸運か不運かは容易に判断しがたい、ということ。
    ・清濁あるのが人生で、ままならないのが人間だ。
    ・映画って、こんなふうに撮られているのか。一瞬一瞬が真剣勝負なんだ。
    ・監督は一カット一カットにこだわり抜き、そのこだわりに役者もスタッフも呼吸を合わせ、全身全霊で挑んでいる。
     だからなのか。ーー 一カット一カットに、映画の神様が宿っているのは。
    ・(園子)ゴウちゃんと一緒になったら後悔する。だけど、一緒にならなくても後悔する。どっちの後悔を選ぶかよ。それが人生ってものじゃないの。
    ・(園子)私ね、あなたがうらやましいのよ。誰かのために、そんなに一生懸命になれるなんて。ゴウちゃんは幸せ者ね。ちょっぴり妬けるわ
    ・辛いこと、ムシャクシャすること、どうにもならないこと。その全部を、ただひととき、映画を観ているあいだだけは忘れることができた。
     エンドロールがスクリーンの中で流れて消えて、場内にふっと明かりが点るあの瞬間。どんな現実が待ち受けていても、どうにかなるだろつ、と顔を上げて劇場を後にした。生きる力、生きることをやめない力を自分たちは確かに映画から受け取り続けてきた。
    ・(円山郷直まるやまさとなお)ゴウ
    歩。お前もしんどいことがいっぱいあるだろうけど、それが人生ってもんだからな。人生は映画じゃない。都合よくカットはかからないんだ。
    でも、だからこそ、人生に映画があるんじゃないか。
    なあ、そうだろ?ままならない人生をどうにかこうにか生き延びるために、人は映画を観に行くんだ。映画の中に、自分がそう生きるはずだったかもしれないもうひとつの人生を探しに。

  • キネマの神様とは全く異なるストーリー。山田洋次監督という映画人だからこそ見える絵をベースに、小説家の原田マハだからこそできる文字を重ねた共同作品。やはり映画はいいな、と感じた。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

原田マハの作品

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