傍聴者 (文春文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (2023年11月8日発売)
3.24
  • (3)
  • (9)
  • (17)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 197
感想 : 10
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167921309

作品紹介・あらすじ

なぜ、こんな女に? 彼女は女神なのか、悪魔なのか――。

結婚が決まっていた親友の死に疑問を抱き、ライターの池尻淳之介は真相を探り始めた。
‶婚約者〟牧村花音は、複数の交際相手を騙し、練炭自殺に見せかけて殺害したとして、起訴されている。そして迎えた初公判の日、傍聴席で被告を真剣に見つめる四人の女がいた。

平凡な容姿の彼女になぜ男たちは騙されたのか。そして彼女はなぜここまで人々の注目を集めるのか。
事件の全貌が見えた時、いつしか舞台は暗転し――。

実際にあった事件に材をとった、大好評「〇〇者」シリーズ。
折原作品の真骨頂とも言える、鮮やかなトリックが炸裂する!

文庫解説・高橋ユキ

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人間の心理や関係性を巧みに描いた物語は、結婚を控えた親友の死に疑問を抱くライターの視点から展開します。主人公は、逮捕された婚約者の女性を巡り、彼女の真実を追求する中で、裁判を傍聴する四人の女性たちと出...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 折原さんなので慎重に読み進めた。気づけたこともあったし、過去読んだ2冊よりは分かりやすいけど、話の内容は共感できないことが多くて。

  • 読みながらあ、この人あの人だ!と分かってよかった(笑)

  • 花音の描写がエロい。そして、またまた気づけず。久しぶりに折原一を読んだが、やはり好きだ。「〇〇者シリーズ」、今後集めていきたい。

  • 結婚を目前にした親友が自殺。その死に疑問を持ったライターの主人公の視点と、逮捕された婚約者の女性の裁判を傍聴する4人の女性の話で物語が進む。
    冒頭の裁判のシーンは最後まで読むとそういうことか…と分かる。

  • 「結婚することになった。彼女と一緒に田舎に帰って母親に報告する」
    友人からの連絡の直後、その友人は練炭自殺をした。
    不信に思った池尻は、友人の母親からの依頼もあり、“彼女”を探し始める。
    その彼女「花音(かのん)」に騙され、自殺を装った殺人ではないか?との疑いが出てくる。

    花音の裁判を傍聴する4人の女性が、たまたま初回公判後に集って裁判について語りあうことになってつくった「毒っ子倶楽部」。
    裁判の感想を語り合うと同時に、池尻が調べて綴った事件の記録が少しずつ開示されていく。

    花音がどうやって自殺を装った殺人を行ったのか?と読み進むが、
    「きっと、あなたも翻弄される」
    という帯の通り、翻弄されてしまった。
    『傍聴者』という本の題名が頷ける。

  • 毎回男が女に騙される話ばかりなので、これもそうだろなと思いながら読み進めた。
    その結果、毒っ子倶楽部の正体には全く気付かなかった。
    花音の弟の存在も全く考えていなかった。
    作者の中では分かりやすい部類の話だった。

  • 野間佳世が、声をかけて集めた毒っ子倶楽部。
    何か仕掛けがあるのでは?と注意深く読む。

    池尻淳之介と花音の妹が、会いそうで会わない、会ってもお互い(特に妹)は、サングラスとマスクで姿がよくわからない。

    注意深く読んで、毒っ子倶楽部の四人中三人は正解した。
    所在不明というのに引っ張られて、一人はわからなかったのが残念。

    ミイラ取りがミイラになる、作戦を立ててもうまくいかない池尻、事件を追うすべての人たち、花音だけではできないのではないか、黒幕は…など、気になって一気読み。

  • 完全に騙された。ストーリーに引き込まれてハラハラした。後半で話しが急展開してどんでん返し!凄かった。

  • 【彼女は女神か、悪魔か? 大好評「〇〇者」シリーズ】婚活連続殺人事件の容疑者と真相を追うフリーライター、公判の傍聴に通う女性達。事件の全貌が見えたとき、新たな主役が――。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。叙述トリックを駆使した本格ミステリーには定評がある。『倒錯のロンド』『倒錯の死角』『倒錯の帰結』など「倒錯」シリーズのほか『叔母殺人事件』『叔父殺人事件』『模倣密室』『被告A』『黙の部屋』『冤罪者』『侵入者 自称小説家』『赤い森』『タイムカプセル』『クラスルーム』『グランドマンション』など著書多数。

「2021年 『倒錯のロンド 完成版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

折原一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×