精選女性随筆集 向田邦子 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2023年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167921330

みんなの感想まとめ

日常のありふれた出来事を通じて、昭和の家族や家庭の温かさを感じることができる作品です。向田邦子の文章は、読者に力を与え、「今日もしゃんと生きよう」と思わせる魅力があります。彼女のセンスや優しさが滲み出...

感想・レビュー・書評

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  • 向田邦子の文章に触れると「よし、今日もしゃんと生きよう!」と力が湧く。本当に向田さん、ありがとう。本書から外れますが、角田光代さんが文、西加奈子さんが絵を添えた絵本『字のないはがき』(小学館)をまた読みたくなった。

  • 向田邦子さん好きすぎる
    こんなにおしゃれでセンスが良くて、でも高飛車じゃなくて、優しさが滲み出てる人、事故で失ってしまったのは本当に悲しい
    こんな人になりたいなぁ
    パセリがおもしろすぎた

  • 読んだことのないエッセイもあり、何度も読んだことのあるエッセイもあり、でもすべてが心に響く。もっとたくさん読みたかった。

  • 「字のない葉書」の、裸足で飛び出した父。「お弁当」の、丼いっぱいの壷漬けを振る舞った、級友の母。その、心をおもうと、胸がふるえるようで、何度読んでも涙が出てくる。

  • 向田邦子の随筆を読むと、失われた日本の姿がふつふつと目に浮かぶ。中毒のように、時折り向田邦子氏の随筆が読みたくなる。
    昔の日本では夜は静かだった。家の軋む音、風や雨音、夜にトイレに行く時は暗闇なか、廊下ごしに外がよく見えていて、お月様も見えていたかもしれない。庭の椿の花が落ちる音が聞こえたかもしれない。
    忘れてしまった感情、思い、優しさなど、向田邦子氏の随筆を読むたび、これは僕たちが伝えていかないといけないと思ってしまう。

  • 今年読んだ中で一番好きな本です。
    話が流れるように進んで、時間を忘れて読んでしまう。一つの話の中で、時々別の話をしているのに最後は必ず綺麗にまとまっていて毎回「おお」とか「わあ」「ほお」と呟いてました。
    ヒコーキの話はすごく辛かった。

  • 【あたたかな言葉の中にある懐かしくも淋しい“昭和”】淡々と記された人々の動きに宿る「人間くささ」。優しい眼差しで美しき“昭和”を描き出す。

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著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

向田邦子の作品

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