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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167921446
作品紹介・あらすじ
美しく、時に切ない新たな“陰陽師”ものの誕生!
医術の才に恵まれた兄の律秀と物の怪の姿が見える弟の呂秀は、庶民の病を診て薬を方じ、祈祷で禍を退けながら暮らしている。村に流れる物騒な噂を聞き調べる中で、呂秀は「新しい主」を求める一匹の鬼と出会い――。室町時代の自然豊かな播磨国を舞台に、陰陽師の兄弟が様々な怪異に迫る。珠玉の連作短編集。(解説・細谷正充)
みんなの感想まとめ
物の怪と人間の関わりを描いたこの作品は、室町時代の播磨国を舞台に、兄弟の絆や妖怪との心温まる交流を通じて、ほのぼのとした雰囲気を醸し出しています。医術に秀でた兄・律秀と物の怪が見える弟・呂秀の関係性は...
感想・レビュー・書評
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新年1発目はこちら。
物の怪話なのでちょいとおどろおどろしいモノなのかなと思ったけれど全然そんなことはなく、逆にほのかな暖かみを与えてくれる作品でした。
呂秀と律秀の関係性が非常に心地良い。
あきつ鬼も見た目は異形だけどそれに反してなんともいえなない優しさも持っていて、呂秀とのやり取りは微笑ましく感じる。
八島の亡霊が現れた理由がクスッとせずにはいられなかった。
新年を穏やかに迎えるのに相応しい作品詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
もっと道満の式神との絡みがあるかと思ってたのに、意外と赤鬼の出番はなく少々がっかり。
でも兄弟がとても良くて続きも気になる -
地元の物語、「播磨」の文字に興味を惹かれて手にとった、読み進めるとこれがしっくりくる、地元ならではの地名や歴史も反映されて親しみが溢れる、私が先週末に訪問した広峰神社、現地に着くと不思議な気分になり今後の展開に興味が湧く、著書の内容についても興味深い何処か心地よさを感じてしまう。時は室町時代、怪異や妖のものが登場、派手な退魔や戦闘などは一切なく、どちらかというとほのぼのとした進み方、童話で覚えている「泣いた赤鬼」や多くの昔話しに出てきそうな「神」の描き方、自然と人間との共存などこの世界観を楽しめた、登場人物や関係性にも注目、「安倍晴明や蘆屋道満」陰陽師を基にそれぞれ特異の能力を備えた二人の兄弟、「うしおととら」を思わせる人と怪とのつながり、ホラーというより美しいファンタジーという印象が強い、今後の展開に注目し追いかけていきたい。
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兄弟が暮らしている様が美しくて、読んでいるだけで癒されます。
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単行本で読んで気に入っていた作品が文庫化したので再読。やはりイイなあ。念願の続編刊行も!嬉しすぎる♪
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とても好き。
物の怪の姿は見えないが陰陽師としては優秀な薬師の兄と物の怪が見える為とある鬼を式神とした僧侶の弟。
二人が人々の病気や悩みを癒していく連作短編集。
どの話も優しくてほんわかした気持ちにさせてくれた。
思ったほど鬼の出番はなかったけど、出て来た時はしっかり活躍してくれる良い鬼。 -
この作者なら物語の世界の作り込みは精緻なはず。
読めば読むほど引き込まれるところが出てくると思う。 -
陰陽師だけれど妖が見えない医者の兄と妖が見える坊主の弟。対称的だけれど二人が力を合わせることで、力を発揮できる。
陰陽師としては、圧倒的な力を持たず、怪異の背景と原因を解き明かすことで、禍を祓う。
力のある鬼はなぜ呂秀を新しい主に選んだのか?力の不均衡は、これからどうなるのか?蘆屋道満の子孫という出自も含めて、今後に期待。 -
伊佐々王の方から読んでしまったので、戻りました。
続きがたのしみです。 -
2024/1/1 読了
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陰陽師の兄弟が怪異を倒すのではなく、解きほぐすタイプの連作。弟が使役する式神がグロテスクな化け物なのが、時代に逆らってる感じか。美形か、美形の人間体を持つのが今時でしょうが。もっとも、この化け物はいい味を出しているのだが。
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これはSFなのか時代小説なのか?主人公と式神の関係は、昔読んだ「うしおとトラ」を思い出させた。この作品も、今後、壮大な話になっていくのだろうか?
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【美しく、時に切ない。播磨国で暮らす「陰陽師」の物語】律秀と呂秀は、薬草園をあずかりながら庶民と暮らす、心優しい法師陰陽師の兄弟。ある出来事をきっかけに、彼らは一匹の鬼と出会う。
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著者プロフィール
上田早夕里の作品
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