花束は毒 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2024年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167921569

作品紹介・あらすじ

未来屋小説大賞受賞! 戦慄ミステリー

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。
そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。
調査を進めるにつれ、見えてきた真実。
背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編!

感想・レビュー・書評

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  • 織守きょうやさん、初読
    現役弁護士から今は専業作家になったみたい
    小説内の弁護士事務所の細かい設定がさすがでした
    なかなかのイヤミス
    難解なトリックとか分単位のアリバイとか、それも良いけど、この心理戦からの狂気みたいな小説はまたよろし。
    花束は毒です
    その花束を手に入れる為 手段を選ばない恐ろしさは、絶品
    きょうやさん女性なんですね。このトリックというか罠を女性登場人物の為に女性が考えたというところが、鳥肌もの
    プロローグ部分で 後に探偵となる女子中学生の多少厳しい正義エピソードから入る
    この正義への対応が、ラストで事件の真実を報告するか否かの選択に影響するんじゃないかな
    この読み手にも考えさせるというラストが好き
    ハッピーエンド好きには向かないかも
    男の子は震え上がるのでは

    • 土瓶さん
      ああ、記憶屋の人だったのか。
      あれはなぁ……。
      でもこっちは良さそうかな?
      狂気は好きです。
      ああ、記憶屋の人だったのか。
      あれはなぁ……。
      でもこっちは良さそうかな?
      狂気は好きです。
      2024/03/25
    • ゆーき本さん
      花束は毒
      隣人を疑うなかれ
      キスに煙
      読んだよー。
      設定とタイトルに惹かれて手に取っちゃうんだよね。
      花束は毒
      隣人を疑うなかれ
      キスに煙
      読んだよー。
      設定とタイトルに惹かれて手に取っちゃうんだよね。
      2024/03/25
    • 1Q84O1さん
      ラストは読者に任せる
      自分ならどうするか考えちゃいます…
      ラストは読者に任せる
      自分ならどうするか考えちゃいます…
      2024/03/25
  • 初読み作家さん。
    勝手に男性だと思っていたらwikiみたら女性!

    冒頭から不穏な空気感。
    最後ラストに向けて一気読み〜ハラハラドキドキ
    まじで、毒だわ。こえーー(゚o゚;;
    このような種類の執念は恐ろしい。。
    もう日常から人を信じられなくなりそうだ。


    この終わり方、自分ならどする??
    むー、、、ラストのこちらに迫ってくるシーンを勝手に映像化してしまい、、笑みを浮かべてそうだし、、怖い怖い。どしよ、、、
    とりあえず考える時間欲しいから、お腹痛くなったふりして逃亡ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

  • 出だしから興味をそそられて楽しめた。
    もう少し探偵の女の子について触れられるかと思ったが、そうでもなかった。
    知りたかったな。
    その後のいとこもどうなったかわかると思ったがわからず。
    ちぇ。

    メインのお話は、どことなく不穏。
    まぁ正直もうその人しかいないよねーとは思いつつも知りたくなく、頭の中をはぐらかして読んでいたが。
    結果、いやーな結末へ。
    どうなるの?これ。
    読者にお任せ?
    報復が怖くて言えないのか。
    さくっと言ってしまうのか。

    ラストは一気読みをオススメ。
    読んでるうちにどんどん寒くなってしまい…
    毒にやられたなー。
    とにかく読んでみると寒さや毒を体験できると思います!

  • そうきたか。騙されました。
    終盤は次々と真実が明かされるヒリヒリとした展開。なるほど、究極の選択ですね。主人公どうしたのだろう。
    なんとも言えない余韻が残る。

    思い込みって危険。先輩探偵さんみたいに、いろいろな可能性を考えて行動しないとショックが大きい。

    それにしても、ラストの展開にいくまでが長く感じた。ページ数はそんなに多くないのだが…。


  • 花束は毒。
    そういう意味か、、、

    調査中の話はちょっと長くて山場があまりなく平坦で読むのに大変だったけど、ラストにかけてのどんでん返しはさすが。
    締めがね、、、ハラハラする終わり方でたまらなかった。

    犯人は身近にいるとかよくいうけど、本当にいるとゾッとするね。
    自分のエゴのために他人の人生を狂わすのを容易くやれてしまうなんて。
    人間の執念はとても怖い。

  • 予想外のラスト展開に背筋が凍った!怖っ!自分ならどうするだろうかと考えてしまう終わり方で、展開が何通りにも広がって想像しただけでゾクゾクする。面白かった!

  • どんでん返しの衝撃がとんでもない。ポイズンだ。
    私は未だに最後の究極の選択に、答えが出せない。

  • 正義感の強い大学生・木瀬の元家庭教師、真壁研一のもとに「良心があるなら結婚はやめろ」という脅迫状が届く。それをきっかけに、木瀬は4年前に起きた事件の真相を追うことになる。
    調査を担うのは、木瀬が中学生の頃、従兄弟のいじめ問題を解決してくれた先輩の女探偵・理花。二人は、真壁を恨んでいた人物がいなかったか、当時の人間関係を辿っていく。
    脅迫の背後には、長年にわたり真壁を見つめてきた誰かの存在があった。事件は真実か冤罪か、それとも巧妙に仕組まれたものなのか。過去に生まれた誤解が、静かに姿を現していく。

    文章は読みやすいものの、やや表現がくどく、実際のページ数以上に長く感じてしまったのは少し残念。それでも終盤で明かされる衝撃の事実には唖然とさせられ、完全にミスリードされていたことに気づく。

    物語の終盤では、「知ること」と「知らないままでいること」の間に揺れる、人の心の曖昧さが静かに浮かび上がる。正しさだけでは割り切れない選択が示され、読む側の価値観にそっと問いを投げかけてくる。
    読み終えたあとも明確な答えは残らず、もし自分だったらどうするだろうかと、余韻とともに考え続けてしまう結末だった。

  • 優秀な探偵がメインなので、それなら〇〇探偵とかのタイトルでもいいじゃないか。
    でもそうじゃない。
    終盤に理解するタイトルの意味は、恐怖だった。

    人が死ぬ訳じゃないし、探偵が調査するのを追っていくだけでなので、どうなるのこれ、と途中までは思う。
    が、終盤にわかる事実は怖くて鳥肌が立つ。
    成る程、そりゃ間違えると納得することがある。

    ラストのここで終わり、も個人的には良かった。

    そのラストは…一瞬だけ、迷いました。

  • 『瓢箪から駒』とはまさにこの事。
    面白さがむず痒くなる作品である。

    遠いと思っていた存在は、以外と近くにあった
    と言えばネタバレとなってしまうが、最後の最後まで全く気付くことは無かった。
    本当に何の前兆の無い、突発的に発現する言葉に驚きを隠すことが出来ない。

    本作は、法学部の大学一年生・木瀬芳樹が、真壁研一と再開したことをきっかけに話が展開される。
    「嫌がらせの手紙を受け取っている」という真壁の相談に乗った木瀬は、探偵である中学時代の先輩・北見理花に手紙の犯人探しを「依頼」する。

    物語のヒントは、他のミステリーと同様に少しずつ現れる。
    『全くの違和感もなく。』

    恐ろしいのは、包み隠されている真実とヒント、そして最後の結末である。

    『何故気付かない、いや見つからない』
    そんな気分に浸ってみたいと感じる貴方へ贈る、最恐の「花束」とも言える一作。

  • 途中でこいつがヤベー奴なのでは?と予測できてしまったところはあるが、それでも落ちは面白かった。
    冤罪の話も含まれるので、そうゆうのに敏感な人には特に刺さるかも。
    そこまでやってしまうかというヤンデレ気質だが、この本編の後の生活はどうなるのだろうか?笑

  • 元家庭教師だった人のために
    探偵に調査を依頼する主人公
    探偵は中学の先輩だった
    調査の結果、驚愕の・・・
    終盤の展開にびっくりしました
    そこまでたどり着くのにちょっとかかったなぁ
    と感じました
    実際にはそれほどでもないんですが
    でも楽しめました

  • うーん、なんと言ったらいいのか(u_u)

    新手のストーカーの話と思うと怖すぎるよ。
    イヤミスの部類に入るんだと思うんだけど、ミステリとしては、すごい作品だとは思う。

    でも、やっぱり、こうゆう作品は苦手かな。

  • どんでん返し小説。
    わたくし、途中から見破ってしまった(^^)v
    どんでん返しやミスリード作品をチョイスしていく内に、斜に構えスレた性格になってしまったのかしらん⁈と軽くショック(o_o)

    憧れていた元家庭教師の近所のお兄さん:真壁と偶然に再会した木瀬。真壁が結婚目前に脅されたいることを知り、木瀬は探偵に脅している人物の調査を依頼した。調べを進めると…。

    初読み作家は弁護士と兼業だそうで。通りで、木瀬や探偵:北見からの記述が、解説的で冗長。
    もう少しスッキリ文章、読者を信用してほしいところ。表題がネタバレのようにも感じた。

  • 人の執着心の怖さを感じるミステリー。
    帯に書いてる『衝撃』って感じではないけど、ゾーッとする話。
    いろいろ説明し出すとネタバレになりそうなので、簡単に。
    一般的な概念で物事見ると、いろいろ見逃すな〜と。
    実写化するなら、探偵の先輩は福本莉子ちゃん、婚約者には奈緒ちゃんが良いと思います。
    キャストだけで伏線になりそう。。

  • 意外な展開に二度驚いて、ゾッとした。

  • 序盤、中盤は牽引力がいまいち足りない感じ。
    終盤になってようやく出てくる。

    終わり方結構好きかも。言うのか言わないのか。自分ならどうするか色々考えてしまう。読後すぐは、いや言うでしょと思っていたが、今感想書きながらやっぱり言わんかもしれん、と揺れておりますw

    毒というか猛毒だな。こわい。

  • -------------------------
    ラスト1行に
    背筋が凍る、
    戦慄ミステリー!
    -------------------------
    まっすぐな正義感の木瀬。
    目的達成のために手段を択ばなかった北見。

    木瀬が中学生だった頃、
    従兄のいじめを止めることに成功した北見先輩。
    でもその止め方が…木瀬にはもやもやが残っていた。

    時を経て大学生になった木瀬は、
    家庭教師だった真壁が結婚を控えるなか、
    誰かに脅迫されていることを知る。
    脅迫者を突き止めるべく、
    探偵になっている北見先輩に仕事を依頼する…

    わかりやすくて読みやすいと思ったら、
    弁護士の方だったのですね。

    世の中、
    正義と悪のように
    極端な答えでは済ますことのできない、
    グラデーションのような悪意や邪気が存在する。

    得体の知れない気味悪さと、
    誰も信用できない状況で、
    (私は主人公の木瀬すら疑ってました。苦笑)
    最後にたどり着く結末は。

    最近、ミステリーの気分だったので
    立て続けに読んでいて、
    今回ももれなく最後まで真相に気づけなかったし、
    さらに言えば、ここで終わり?!
    この後の展開の想像と答え合わせしたい、
    と仕事帰りの電車で読了した私は悶々としました。苦笑

    著者の手のひらの上でコロコロ転がされた気分です。笑

    最後の最後まで息つく暇もなく、
    終わりが近づくにつれ、
    「残りのページ少ないけど、
     これで解決するの?終わるの?」
    とドキドキした一冊です。苦笑

  • 信じることの不確かさ。
    本当に事実を知っているのは当事者だけ。当事者以外は状況や証拠から事実ではないことを自分にとっての事実として信じるか、事実通りのことを事実として信じるか。
    信じるという行為には、自分の正義がそれなりに反映しているように思えた。
    自分の正義がどこにあって信じる方向がどこに向いているか、どこに傾いているかによって見える事実が少しずつ異なっていく。
    どんなに中立な立場で物事を見ようとしても、機械ではないから気づかないうちに物事の見方が少しだとしてもどちらかに偏ってしまうというのは避けられないし、本当の意味で客観的に物事を見るという難しさも感じた。

  • 序盤はキャラ紹介のようなインパクトのあるエピソード、終盤は突然ガラッと雰囲気を変えてドロドロ展開、その間がのっぺりし過ぎてるように感じた。関係者聴取と2人の頭の中を中心に、話に迷わないよう丁寧に導いてくれるが、さすがに丁寧過ぎてテンポが悪いかも。先輩のキャラで引っ張っていくかと思いきやそうではなく、冤罪ものかと思えばそうでもなく、着地点は予想外。全体的に綺麗過ぎるのかなとも思うが、この締め方だと毒の正体などは気持ちが悪く、その点とても良い。

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著者プロフィール

1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。15年、第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した『記憶屋』は、シリーズ累計35万部を超えるベストセラーとなる。その他の著作に『SHELTER/CAGE』『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『301号室の聖者』『世界の終わりと始まりの不完全な処遇』『ただし、無音に限り』『響野怪談』がある。

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